Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

「一日一書」

2022-05-29 08:28:17 | 読書
石川 九楊,二玄社(2002/05).

古書店で発掘・購入.
2001 年 1 月 から 12 月まで京都新聞に毎日掲載されたコラムがもとになっている.好評に応えて「一日一書 2」「一日一書 3」が出版され,新潮文庫より 2009/12 に「選りぬき一日一書」も出ている.ちょっとやりすぎ ?

画像の左が表紙だが,時間潰しには右の裏表紙.見返しにも同じレイアウトで書が満載.ちなみに右上のにょろにょろは「よし」かと思ったら,「至」だそうだ.

こうした字が1日1ページ.上半分に書,下半分に短文というパターンで紹介されている.今日は何の日だからこの字,ということもあるが,そうでないことの方が多い.
例えば,昨日のリズミックな「在」は伝・紀貫之.
明日の「到」洋画家・中村不折 (1866-1943).「明るく,楽しく.絵のような文字」が九楊さんの評価.



著者は本業は書家らしいが,書を拝見したことがない.著書については 2016 年にも書いている

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