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ヒトの音楽には音階がある.つまり,階段状に上下する周波数の時間変化を楽しんでいる.階段の段差は,聞き分けられる周波数差の一桁上であり,考えてみれば急峻である.クジラやイルカは周波数が滑らかに変化する「歌」を楽しんでいるらしい.
ローダラーは「音楽の科学」で,なぜヒトの音楽には音階があるか? という問題が1ページほど論じているが,結論は「解らない」である.
パーシー・グレインジャー 1882-1961 の Free Music No.2 が,http://www.abc.net.au/classic/content/2013/06/27/3790768.htm に紹介されている.彼は絵描きが線を引くような音楽を目指したという.
ここにはオーディオファイルが埋め込まれていて,4'40" あたりから音楽が始まる.
16 トンが思い浮かべるのは,空襲警報,さかった猫たちの合唱といったところ.小音量では,お寺の鐘の余韻みたいな部分もある.でも,申し訳ないけど個人的には,一度聞けばもう十分という感じ.
もとの楽譜は方眼紙に書かれていたとのことだが,冒頭の図はテルミン用に書き直したもの.上が音高,下が音量.テルミンでは音階のある曲をグリッサンドなしに弾くには技巧が必要だ.逆に言えば,こうした曲は自然に弾けてまさにテルミン用だ.
ローダラーは「音楽の科学」で,なぜヒトの音楽には音階があるか? という問題が1ページほど論じているが,結論は「解らない」である.
パーシー・グレインジャー 1882-1961 の Free Music No.2 が,http://www.abc.net.au/classic/content/2013/06/27/3790768.htm に紹介されている.彼は絵描きが線を引くような音楽を目指したという.
ここにはオーディオファイルが埋め込まれていて,4'40" あたりから音楽が始まる.
16 トンが思い浮かべるのは,空襲警報,さかった猫たちの合唱といったところ.小音量では,お寺の鐘の余韻みたいな部分もある.でも,申し訳ないけど個人的には,一度聞けばもう十分という感じ.
もとの楽譜は方眼紙に書かれていたとのことだが,冒頭の図はテルミン用に書き直したもの.上が音高,下が音量.テルミンでは音階のある曲をグリッサンドなしに弾くには技巧が必要だ.逆に言えば,こうした曲は自然に弾けてまさにテルミン用だ.
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