フランクを始末するには

アントニー・マン, 玉木 亨 訳，創元推理文庫 (2012/04)．

「奇妙な味」の範疇の 12 編の短編集．うち 4 編が下のように裏帯に要約してあった．



こうした短編集の常で，どこが面白いのか分からないものや，「やられたヤバい」というものが混じっている．

各編の扉のソリマチアキラのカットがよい．

解説 (野崎六助) は「おれ」という一人称で書かれていて，これが耳障り．この解説には，著者A・マンのホームページ
http://www.antonymann.com
が紹介されていた．なかなかかっこいいページで，彼が曲作りも手がけていることがわかる．またここには，この本に収録された「買い物」がそのまま載っている．

ねこばば

お婆さんの猫だからねこばば．
思い出すのは，縁側で老眼鏡をかけて新聞を読みかけて，いねむりしていたおばあちゃん (ヒトババです)．

CD ケースに内側からアクリル．ただし　新聞はコピー．

二紀展広島

J 子の 100号S 作品も出品されます．
最終日 10(日) 14:00 から会員の先生による解説 ? があるとのことで，小生は行って見るつもり．

英会話 ジャズ編 Fly me ...

E テレ　水　20:00-20:22
3 ヶ月トピック英会話　歌って発音マスター．
10-12 月の再放送だそうだ．

たまたま観たときは，Fly me to the moon が教材だった．
先生 里井久輝．生徒 森末慎二．ボーカル 青木カレン．
先生の発音はいかにも先生らしいが，青木さんの発音が，けっこう個性的．

発音に力点があるようだが，もちろん歌詞の解釈もある．

Milt Jackson がどこかの記事で．インストでバラードを演るときも，もとの歌詞を味わいながら演奏しなければならない，近頃の若いものは分かってない...という意味のことを言っていたなぁ．

この Fly me ... だが，前半は宇宙旅行がテーマだが，" in other words" という接続句を挟んで，後半は hold my hand とか kiss me とか至って現実的．それに伴って曲調も変わっている．この曲の原題は In other words で，昔買ったペリー・コモ盤はそのタイトルだった．
思い出したのが，この「木綿のハンカチーフ」．作詞：松本隆，作曲：筒美京平．前半は男の子の一人称，後半は女の子の一人称．「いいえ　あなた」という接続句 ? で曲調が変わるところが何とも言えません．