【国民民主党】:政治資金パーティーに2000人「新しい政治を」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【国民民主党】:政治資金パーティーに2000人「新しい政治を」
国民民主党は14日、都内のホテルで、夏の参院選に向けた政治資金パーティーを開き、約2000人が参加した。
玉木雄一郎代表は、「支持率1%の政党のパーティーに来ていただくのは相当勇気がいったと思う。それか先見の明がある方だと信じている」と、支持が広がらない現状を自虐的に表現した上で、「昨年5月に結党し、正直いろいろあった。苦労は買ってでもしろといわれるが、売るほどある」と、苦難の党運営の道のりに触れた。
その上で「まもなく平成が終わる。新しい時代には、新しい政治をつくっていこう」と呼びかけ、「今の国会は質問にまともに答えず、聞いていないことには答える総理がいる。このことに慣れないでほしい」と、安倍政権の対応を批判。「60人の所帯は小さいかもしれないが、今の国会で起きている不条理をただすため、もう1度政権を取る」と訴えた。
「つくろう、新しい答え。」をキャッチフレーズに掲げ、新たな試みの一環で、乾杯はおちょこに注がれた日本酒。会場の一角には、47都道府県の日本酒が置かれ、ふるまわれた。
「ミス日本酒」とともに日本酒で乾杯する国民民主党の玉木雄一郎代表
また、統一会派を組み、将来の合流を目指す自由党の小沢一郎共同代表が来賓であいさつし、「保守本流という言葉があるが、国民民主党はそれに対抗できる民主リベラル本流だ。皆さんが一致結束して安倍政権を退陣させ、国民の生活を本当に考える政権をつくってほしい」と訴えた。
当初、国民と自由の「合流」はこのパーティーでお披露目されるとの見方もあった。しかし、国民内の意見集約が難航し、合流時期の見通しは立っていない。玉木氏は取材に、両院議員懇談会を週明けに開き、所属議員の意見集約を本格化させる意向を示した。
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・国民民主党】 2019年03月14日 22:46:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。