路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【岸田首相】:「6月解散」強行なら自公81減、過半数割れ、下野もある! 野上忠興氏が議席予測

2024-05-12 07:29:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【岸田首相】:「6月解散」強行なら自公81減、過半数割れ、下野もある! 野上忠興氏が議席予測

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:「6月解散」強行なら自公81減、過半数割れ、下野もある! 野上忠興氏が議席予測

 保守王国・島根で大惨敗を喫し、衆院3補選に全敗した自民党だが、保身に走る岸田首相のアタマの中は「6月解散.7月総選挙」が基本路線だという。党内から羽交い締めにされようが、強行突破するのか。岸田首相本人は「自公で過半数を維持できる」と考えているらしいが、甘すぎる。

<picture>衆院3補選は全敗だった(岸田首相と錦織候補)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

                                 衆院3補選は全敗だった(岸田首相と錦織候補)/(C)日刊ゲンダイ 

 本紙は、選挙予測に定評のある政治評論家の野上忠興氏に、各党の議席予想を依頼。岸田首相で6月解散なら「自公で81議席減の過半数割れ」と出た。

 野上氏は、過去5回分の衆院選のデータに加え、投票率、票の流れ、トレンドなどを分析して予測。各党の議席は<別表>の結果となった。

 自民党については、岸田内閣の支持率の低さや自民党派閥の裏金事件への猛反発はもちろんのこと、「支持者の岸田離れ」「公明党とのギクシャクした関係による創価学会員離れ」「旧統一教会員から選挙での協力が得られない」などの理由で大幅減が避けられないという。公明党も大阪・兵庫での日本維新の会とのバッティングが影響し、11人の擁立を予定している小選挙区で3議席しか見込めない。結果、自公は合わせて207議席となり、過半数の233に26議席足りない。

 一方、自民批判票の受け皿は立憲民主党だ。63議席増の161。維新は大阪で圧勝して関西中心に議席を増やし、17議席増の58。れいわ新選組は比例が6議席に伸びる。諸派の1議席は日本保守党。補選で2万4000票を得た東京ブロックで議席を獲得する可能性があるという。

「何人もの自民党議員が、都市部だけでなく農村部でも自民離れが顕著だと嘆いています。街頭演説では、唾を吐くしぐさをされたりもすると。岸田首相がこのまま選挙に突っ込んだら、『討ち死にするくらいなら』と大量離党の動きまで出るんじゃないかとの話も聞きます。立憲が議席を伸ばすのは、イデオロギーではなく、与野党伯仲の緊張感を求める有権者の票が集まるからです」(野上忠興氏)

 過半数に足りない自公は、維新を取り込んで政権を維持するのか。それとも立憲を中心とした連立政権ができ、自公は下野するのか。いずれにしても岸田首相はサヨナラだ。

【東京】丸川元五輪相は焦りまくり


 丸川珠世元五輪相(C)日刊ゲンダイ

 首都・東京の小選挙区で、自民党は大量落選を免れない。

 全30選挙区のうち、当選がかないそうなのはわずか8人。巨額の裏金が発覚した萩生田光一前政調会長(24区)や下村博文元文科相(11区)、丸川珠代元五輪相(7区)ら大物議員を含む21人が“討ち死に”必至である。特に、参院からの鞍替えを決めた丸川氏は相当な焦りを募らせているという。

 「7区は、丸川さんと立憲前職、維新現職による三つ巴が予想されています。ある政党が春先に実施した情勢調査では、立憲が先行し、丸川さん、維新が続いていた。丸川本人もリードされていることは百も承知で、かなり追い詰められています。裏金事件のイメージを払拭するため、地元の集会で『政治を“更地”にしてイチから立て直すような思いで頑張りたい』と挨拶。他人事のような話しぶりに『まず自分自身を“更地”にしろよ』と陰口を叩かれていました」(都政関係者)

【大阪】自民は全滅必至

 維新の牙城、大阪では自民は全滅濃厚だ。

「全19選挙区のうち、維新が負けそうなのは、公明党の北側一雄元幹事長が当選を重ねてきた16区くらい」(府政関係者)

 同区では、山本香苗参院議員の鞍替え出馬が決まっている。公明は3、5、6区で維新とぶつかり、いずれも落選の危機だ。

【北海道】裏金2000万円超の堀井議員アウト確実

 北海道も自民はボロボロ。12選挙区中、当選が見込まれるのはたったの3人だけ。2196万円もの裏金が発覚した9区の元スピードスケート選手・堀井学議員については、党苫小牧支部が「(堀井を)支部長として認めない」とする文書を選挙区内の22支部に送付。次期衆院選はまずアウトである。

【神奈川】甘利元経産相「当選圏外」


(C)日刊ゲンダイ

 全20選挙区の神奈川で盤石なのは、菅前首相(2区)や小泉元環境相(11区)ら7人くらい。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との蜜月関係を指摘され、大臣を辞任した山際大志郎元経済再生相(18区)ら13人は落選必至。2021年の前回、旧13区から出馬し、幹事長でありながら立憲若手に選挙区で敗北した甘利明元経産相も当選は厳しい。

「今なお“口利きワイロ”疑惑がくすぶる甘利さんは、区割り変更に伴い、次期衆院選はなじみの薄い20区からの出馬が決まっている。『当選圏外』とみられています」(地元関係者)

【愛知】鈴木前総務相、地元で総スカン

 全16選挙区の愛知でも、勝ち抜けできそうなのは6人だけ。昨年末、5年間で60万円の裏金受領を明かし、大臣退任会見で「裏金は文化」と言い放った鈴木淳司前総務相(7区)は、地元で総スカンだそうだ。

「大臣更迭に追い込まれた後も鈴木さんは都内でのパーティー開催に執着していました。県連幹部が『何でこだわるの』と聞くと、本人は『日程が合わないから』と的外れなことを言っていた。重鎮県議から『そういう問題じゃないでしょ』といさめられ、ようやく開催を見送ったが、本人は最後まで納得のいかない様子だった。『一度、落ちた方がいいんじゃないか』と呆れられています」(県政関係者)

【福岡】“魔の4回生”落選不可避

 都市部ながら比較的自民が強かった福岡(全11選挙区)もガタガタだ。8区の麻生副総裁ら5人は盤石だが、井上貴博議員(1区)や鬼木誠議員(2区)ら“魔の4回生”を含む6人は厳しい。

 こんな状況で6月解散など、文字通りの「自殺行為」。やれるものならやってみろ、である。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・岸田政権・衆院解散】  2024年05月05日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍政権・負の遺産】:アベノミクスにも断罪、ケジメを 地獄の円安にも有権者の決起が必要

2024-05-12 07:29:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【安倍政権・負の遺産】:アベノミクスにも断罪、ケジメを 地獄の円安にも有権者の決起が必要

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍政権・負の遺産】:アベノミクスにも断罪、ケジメを 地獄の円安にも有権者の決起が必要 

 いまだ実態解明されない自民党の裏金事件は、浄化しがたい金権腐敗体質を再び露呈させた。事件後初の国政選挙だった衆院3補選で岸田自民党は全敗。いよいよロープ際だが、連中の大罪はこれにとどまらない。暮らしに悪影響を及ぼしている歴史的円安、長く強烈な物価高は失政による害悪そのもの。この国の活力をどんどん失わせている。

<picture>悪魔のようなアベクロ(C)共同通信社</picture>

 元をただせば、安倍元首相が意味不明に誇ってきたアベノミクスにたどり着くのは論をまたない。いい加減にケジメをつけなければ、お先真っ暗だ。

 補選投開票の翌日、「昭和の日」で休場だった東京市場をよそに海外では円が売られまくった。34年ぶりに節目となる1ドル=160円台まで下落。すると、猛烈に円が買い戻され、一時154円台まで急伸し、数時間で5円超も動く荒い展開となった。政府・日銀は明言を避けているが、5兆円規模を投じて覆面介入したとみられている。

 世間はゴールデンウイークまっただ中。これまで通りであれば、海外旅行をエンジョイする絶好の機会だ。ところが、今年は様変わり。テレビが盛んに流すのは、人気観光地ハワイに飛んで円安にもだえる旅行者の声ばかり。「お米は持ってきた方がいい」「日本から持ち込んだお米を炊いて、スーパーで買った食材を使って自炊しました」──。悲痛な叫びはそこかしこから上がる。そうした声に応じたわけではなかろうが、FRB(米連邦準備制度理事会)が1日(現地時間)までのFOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利据え置きを決定した直後、政府・日銀は再び覆面介入。3兆円規模で仕掛け、一時4円ほど円高に振れたものの、焼け石に水だ。激しいインフレなどで自国通貨が崩壊寸前のアフリカ南部のジンバブエになぞらえ、「ジンバブ円」と揶揄される始末だ。

 ◆8月にまた物価高の大波

 淑徳大大学院客員教授の金子勝氏(財政学)はこう指摘する。

 「植田日銀は金融正常化に及び腰で、インフレ圧力が強い米国は利下げを先延ばし。日米金利差は一向に縮まらず、投機筋が円売り・ドル買いでぼろ儲けする構図が定着し、もてあそばれています。政府・日銀による為替介入で円安が一服したとしても、年内は150円台で推移するのではないか。岸田首相は『賃金と物価の好循環』を実現すると言い続けていますが、実質賃金は23カ月連続マイナス。円安とインフレの循環に歯止めがかからない。この歴史的円安の影響が家計に及ぶのは3、4カ月後です。おそらく8月あたりから物価高の大波が再び押し寄せるでしょう」

 かねて異次元緩和を痛烈に批判してきた日本総研主席研究員の藻谷浩介氏は、毎日新聞(電子版=4月23日配信)で〈この壮大な社会実験は失敗した〉と断じ、〈日本経済の価値を下げる亡国政策だった。「経済成長」を唱えたが全く逆の結果を招いた、日本史に残る愚策だ。バブル崩壊後も成長を続けていた日本経済が完全に縮小に転じた〉と喝破。円安の弊害についても手厳しい。

 〈日銀が国債や株式を買い込んだ結果、金融緩和の手じまいが難しくなり、日米の金利差も固定化するようになった。その結果1ドル=150円台の円安水準が続く。世界銀行が算定する購買力平価ベースレート(物価が同じになるように計算したレート)は、1ドルが100円未満となっている。これはエネルギー、食糧、ソフトウエア、あるいは安倍氏の支持者が増強を求めていた武器などを海外から買うたび、本来の1.5倍以上の国富が海外に流出している計算だ〉

◆物価2倍で税収2倍、インフレ課税にニンマリ


歴史的水準の円安続く(C)共同通信社

 藻谷氏が「亡国政策」と断罪したように、アベノミクスも歴史に残るデタラメだった。この国を沈下させた「A級戦犯」のひとりは銃弾に射抜かれて横死したが、かたわれはピンピンしていて、春の叙勲で瑞宝大綬章を受章。日銀前総裁の黒田東彦氏のことだ。「自民党を支える大企業を潤す為替誘導」あるいは「米国隷従から抜け出せないよう日本をヘタらせる」といった密命でも帯びていない限り、功績は評価され得ない。栄誉にあずかるのはおかしい。

 アベクロのインチキ経済政策のせいで何もかも貧しくなった「安いニッポン」でありながら、防衛費だけはGDP比倍増の大盤振る舞い。集団的自衛権行使を容認する安保法制を強行した安倍を超える米国隷従の岸田は2022年末に安保関連3文書の改定を閣議決定。27年度までの5年間の防衛費を43兆円に膨らませた。国会で一度も審議されずに決まった防衛費を算定した想定為替レートは1ドル=108円。岸田政権発足以降、その水準まで円高に振れたことはない。ドルベースの軍拡に邁進する狂気に打つ手なしの惨憺である。

 「世論の大反発に遭って岸田政権が当面見送った防衛増税は、実現の見通しが立たない。低支持率の岸田政権ではまず強行できません。財政赤字を垂れ流している中、どうやって予算を捻出するのか。インフレ課税を当て込んでいるのでしょう。物価上昇に比例して所得税や消費税なども膨らみ、政府の税収は増える。物価が2倍になれば、税収も2倍になり、政府の債務価値は半減する。政権にとって、これほど都合の良い展開はない。それゆえに、円安に無頓着なのです」(金子勝氏=前出)

 ◆真珠湾攻撃の喝采を再演

 裏金事件はもちろんのこと、地獄の円安にも有権者の本気の決起が必要だ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

 「円安の恩恵を享受しているのは国債費を抑えられる政府、輸出企業、インバウンドの観光客です。一般市民は輸入物価高に始まり、ホームメードインフレにも苦しめられている。中間層の暮らしぶりも厳しくなり、格差は拡大する一方です。行き場のないイライラが増大し、ロシアや中国、北朝鮮による軍事行動に不安は募る。鬱憤をため込む庶民の目に、高級グルメを満喫する外国人観光客はどう映るか。新興国化を実感し、面白くはないでしょう。排外主義的な傾向が強まる懸念がある。80年前、ABCD包囲網にイラついていた市民は真珠湾攻撃に喝采し、塗炭の苦しみを味わう羽目になった。岸田首相の真の狙いは、軍事大国化を正当化するためのパールハーバー再演ではないか。そうとでも勘繰らなければ、この無策は説明がつきません」

 超が付く楽観主義の岸田はこの期に及んでも、「4月の賃上げ効果が表れる6月には減税が始まるから世論が軟化する」とうそぶいているという。バカを言うのも大概にしろ──。有権者が声を上げれば、結果はついてくる。今こそ政権交代だ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・安倍政権・安倍元首相が意味不明に誇ってきたアベノミクス】  2024年05月04日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田政権】:憲法記念日に「I AM NOT KISHIDA」と叫ぼう

2024-05-12 07:29:30 | 【憲法問題「護憲・改憲・違憲論争・緊急事態条項・九条の改正、自主憲法制定論議他】

【岸田政権】:憲法記念日に「I AM NOT KISHIDA」と叫ぼう

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:憲法記念日に「I AM NOT KISHIDA」と叫ぼう

 日本国憲法が施行されてから、すでに77年。平和憲法が日本の軍拡化にブレーキをかけてきたのは間違いない。歴代の首相は、憲法9条を盾にして、軍拡を求めるアメリカの要求をかわしてきた、とはよく言われることだ。

 もし、日本国憲法がなかったら、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン紛争、イラク戦争……と、日本はアメリカの要求に従い、いくつかの戦争に参戦していたに違いない。日本国憲法が、防波堤になっていたのは確かだろう。

 ところが、その防波堤が風前のともしびと化している。先月、国賓待遇で訪米した岸田首相が「日米 軍事一体化」を勝手に約束してしまったからだ。大手メディアはあまり深刻に報じなかったが、「日米首脳会談」で合意した内容は衝撃的である。

<picture>浮かれ気分で有頂天、勝手に約束(日米首脳会談)/(C)ロイター</picture>

 岸田はバイデン大統領に対して、「日本はアメリカのグローバルなパートナーとして、インド太平洋地域、世界の課題解決の先頭に立つ」と約束。さらに、アメリカ議会で行った演説でも「日本は控えめな同盟国から、外の世界に目を向け、強くコミットした同盟国へと自らを変革してきた」「日本はかつてアメリカの地域パートナーだったが、いまやグローバルなパートナーとなった」と明言してしまった。

 要するに、東アジアだけでなく、世界中どこでも米軍と一緒に戦うという宣言である。

 自衛隊と米軍の「一体化」についても、共同声明に盛り込んでしまった。「日米の指揮統制の枠組みを向上させる」と明記している。よほど待ち望んでいたのか、バイデンは「日米同盟が発足して以来、最も重要な改善だ」と大喜びしている。具体的には、まず今年度中に自衛隊に「統合作戦司令部」を新設し、在日米軍司令部のカウンターパートにするようだ。現在、在日米軍の指揮権はインド太平洋軍(ハワイ)が持っているが、指揮権を在日米軍に委ねることになるという。

 軍事評論家の前田哲男氏はこう言う。

 「これまでも日米は、基地の共同使用など、一体化を進めてきましたが、首脳会談で合意した『指揮統制』の連携強化は決定的です。アメリカは、自衛隊を米軍の別動隊として使うつもりなのでしょう。日本政府は、自衛隊と米軍の指揮系統は別だと説明するでしょうが、世界一の軍事力を誇る米軍に対し、自衛隊が主体的に判断できるとは思えない。そもそも指揮統制の連携強化は、同盟国との『統合抑止』戦略を取るアメリカが働きかけていたもの。台湾有事が起きた時、自衛隊を全面活用するつもりなのでしょう」

 ◆もう米国の要求を断れない


自衛隊と米軍の一体化へ(日米合同演習)/(C)共同通信社

 こうなると、もう日本は「わが国は憲法の制約があるので」と、アメリカの要求をかわすことは難しくなるのではないか。日本のトップがアメリカの議会で「日本はアメリカのグローバルなパートナーだ」と公式表明してしまった以上、アメリカの要求を断れるはずがない。

 しかも、自衛隊が戦うのは、台湾有事に限らず、全世界に及ぶ恐れがある。

 駐米大使だった杉山晋輔氏は、岸田の米議会演説と日米共同声明について日本記者クラブでこう解説している。

「日米安全保障条約に依拠する場合も、そうでない場合も、日本近傍の地域、北朝鮮や台湾海峡の平和と安定のため米国と戦うと共に、グローバルに米国のパートナーとしてやっていくことを表明した」

 安保条約に関係なくても、米軍と一緒に戦うということらしい。

 バイデン政権の国家安全保障戦略は、同盟重視の意義を「敵が我々の大陸に到達する前に脅威を打ち砕く」と記述している。自国の損害を最小化し、国益を確保するために同盟国を使うということだ。

 はたして岸田は、どこまで深く考えて共同声明を発表し、議会演説をしたのだろうか。国賓待遇に気を良くしたからなのか。あるいは、それが国賓待遇の条件だったのか。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「もともと岸田首相は、なにを聞かれても、検討しますと答え『検討使』と揶揄されていた総理です。深い考えはないのでしょう。アメリカに気に入られれば政権は安泰、という程度の認識なのだと思う。しかし、自衛隊と米軍の一体化は、戦後の日本を大きく変えるものです。日本は戦争の当事者になる恐れがある。なぜ、勝手に決めてしまったのか。日本国憲法も空洞化してしまいかねません」

 国民の支持を失った岸田は、破れかぶれでなにをしてくるか分からない。これ以上、総理をつづけさせたら大変なことになる。憲法記念日に国民は「アイ・アム・ノット・キシダ」と叫ぶしかない。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・岸田政権・対米政策・憲法改正問題】  2024年05月03日  13:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相】:「6月解散」まだ画策? 囁かれる6.25公示、7.7投開票“出し抜き自爆選挙”の不気味

2024-05-12 07:29:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【岸田首相】:「6月解散」まだ画策? 囁かれる6.25公示、7.7投開票“出し抜き自爆選挙”の不気味

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:「6月解散」まだ画策? 囁かれる6.25公示、7.7投開票“出し抜き自爆選挙”の不気味

 衆院3補欠選挙の「自民党全敗」を受け、永田町では急速に「6月の衆院解散は遠のいた」との見方が広がっている。自らの政治生命がかかるだけに、自民党内から慎重論が噴出。「いま解散なんかしたらボロ負けだ」「羽交い締めにしてでも解散を止める」といった怒声が上がる。

<picture>逆張りの人、何をし出すか…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 逆張りの人、何をし出すか…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 岸田首相本人も4月30日、補選全敗について「自民党の政治資金の問題が足を引っ張った。候補者や応援していただいた方々に申し訳なく思っている」と陳謝したうえで、解散・総選挙について「全く考えていない」と否定した。

 これまで記者から同じ質問をされると「今は考えていない」が定番だったが、今回は「全く」と強めに否定したことや、終始、険しい表情だったことから、新聞・テレビは「岸田首相の解散戦略練り直し」などと報じていた。さすがに、岸田首相の解散熱はしぼんだのか。

 「いや、むしろ逆に警戒感が高まった」というのは自民党の閣僚経験者だ。

 「岸田さんは逆張りの人。何を考えているのかさっぱり分からないし、突然の派閥解散宣言に政治倫理審査会出席と、誰も想定しないことをまるで愉快犯のように実行する。昨年は自ら解散をあおって党内を浮足立たせ、結局やらなかった。今回は強めの否定や慎重な言い回しをしていることが、逆に不気味です」

 補選全敗について、岸田首相は「みんな予想していた」「不祥事の後の選挙はこういうものだ」と漏らしたと報じられた。まるで他人事。険しい顔の陳謝は党内を出し抜くためか。

 6月の会期末解散が岸田首相の基本線だ。6月25日公示、7月7日投開票などという日程も囁かれている。この大逆風でも岸田首相は「自公で過半数は維持できる」と思っているらしい。ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

 ■首相は解散についてウソを言ってもいい

 「まず大前提として『首相は解散についてウソを言ってもいい』という永田町の論理がある。『やります』以外は真に受けてはダメです。岸田首相が総裁再選をめざすなら、選挙をやって自公でそこそこの数を維持して信任してもらうしかない。解散しないで総裁選を迎えれば、『選挙の顔にならない』と降ろされるのは確実です」

 岸田首相が党務で信頼を置いている森山総務会長は主戦論者だ。先月の講演で「首相が(解散を)選択するなら、いかなる状況にも対応できるようにしておくことが当然だ」と話していた。

 「6月解散の可能性はあると思います。岸田首相が踏みとどまるとしたら、最終判断に影響を与えるのは、党内の力学でも、羽交い締めにされるからでもなく、党の情勢調査の結果でしょう」(鈴木哲夫氏)

 世論調査では「政権交代」もあり得る情勢だ。岸田政権を葬り去れるなら、自爆解散、大歓迎だ。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・岸田政権】  2024年05月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京都】:小池都知事さすがに意気消沈…自業自得の補選惨敗、国政進出消滅で3選出馬にも黄信号

2024-05-12 07:29:10 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【東京都】:小池都知事さすがに意気消沈…自業自得の補選惨敗、国政進出消滅で3選出馬にも黄信号

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都】:小池都知事さすがに意気消沈…自業自得の補選惨敗、国政進出消滅で3選出馬にも黄信号

 候補者乱立で混戦となった衆院東京15区補欠選挙で、当選した立憲民主党の候補に倍以上の票差をつけられ、5位に沈んだ作家・乙武洋匡氏。全面バックアップした小池都知事は「本当に残念。街の反応はよかったが、票につながっていなかった」と敗戦の弁を述べたが、“女帝”が受けたダメージは計り知れない。

<picture>完敗だった(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

  完敗だった(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 乙武氏を推薦した「ファーストの会」の関係者はこう肩を落とす。

 「正直、2~3位につけられると思っていたのですが、過去の不倫スキャンダルが50~60代の有権者に嫌われたようで、予想を超える大惨敗でした……。知事が9日間も応援に入ったのに、最後まで悪評を払拭できなかった。知事にとっては、相当手痛い敗北です。本人は『乙武さんにバツをつけてしまって申し訳ない……』と意気消沈。この負けっぷりでは、噂される国政進出は完全に消えましたね」

 今回の乙武擁立を巡っては、もともと、ファーストの会公認で自公が相乗り推薦する案が浮上していたが、乙武氏が出馬会見で「自民党に(推薦要請を)出すつもりはない」と断言。結果的に自公の推薦が立ち消えた経緯があった。この“自公不要論”の発案者は「小池知事」(複数の地元関係者)だったという。

 「明らかな戦略ミスだ」と言うのは地元の自民党関係者だ。こう続ける。

 「初めから推薦を我々にお願いしていれば、自民の組織票が乗り、こんな情けない結果にはならなかったはずだ。結局、選挙戦終盤になってから小池知事は自民のほぼ全区議に電話で支援を要請してきたが、後の祭り。さらに、最終的に公明党の支援までもらい、借りもつくってしまった。国政進出はもう無理ですから、今後は自公に頭を下げて、都知事の座にしがみつくしかないでしょう。まあ、自業自得ですよ」

 7月7日投開票の都知事選への悪影響は免れない。

 2020年の前回知事選で、小池知事は366万票を獲得し圧勝したが、次は“黄信号”だ。神通力に陰りが見えただけでなく、最大のネックは、元側近の告発で再燃中の「学歴詐称」疑惑である。都政関係者はこう言う。

 「今後、新たな事実が1つ2つ出てくると、さらに疑惑を引きずることになる。衆院補選全勝で勢いに乗る立憲がいい都知事候補を引っ張ってくれば、小池知事の3選は盤石ではないだろう」

 “女帝”陥落が現実味を帯びてきた。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・地方行政・東京都】  2024年05月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:「政治資金規正法」改正案でようやく公明にすり寄りも…具体案“小出し”する往生際の悪さに国民ゲンナリ

2024-05-12 07:28:50 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【自民党】:「政治資金規正法」改正案でようやく公明にすり寄りも…具体案“小出し”する往生際の悪さに国民ゲンナリ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:「政治資金規正法」改正案でようやく公明にすり寄りも…具体案“小出し”する往生際の悪さに国民ゲンナリ

 「(自民は)示された民意を重く謙虚に受け止め、透明性強化へのさらなる一歩を進めていくべきだ」

 2日、東京都内でこう声を張り上げた公明党山口那津男代表(71)。衆院3補欠選挙自民党が全敗した要因として、同党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件をほのめかしつつ、「国民主権をゆがめるような政治の行為」と断じた。

<picture>山口代表も呆れている!?(C)日刊ゲンダイ</picture>

    山口代表も呆れている!?(C)日刊ゲンダイ

 山口代表が厳しい口調で声を荒げたのは理由があるだろう。自民、公明両党は連休明けにも、今国会の焦点の一つとなっている政治資金規正法の改正案についての具体案をまとめる方向で実務者協議を続けているものの、政策活動費の使途公開や、政治資金パーティー券購入者の公開基準見直しなどでいまだに相違があるからだ。

 公明党議員からすれば、「裏金事件を起こした張本人が何をグダグダ言っているのか」といら立ちを覚えているに違いない。

 ■条件付きの「なんちゃって連座制」や使途が分からない政策活動費は放置したまま

 そんな公明党の態度に刺激されたのか、自民党はここにきて公明党が求めてきたパーティー券購入者の公開基準の引き下げを受け入れる方向で調整に入ったと報じられた。現行法では20万円を超えなければ政治式収支報告書に名前を記載する必要がなく、裏金事件の“温床”と指摘されたことから、公明案はこれを「5万円超」とするよう求めており、これに合わせた格好だ。

 だが、パーティー券購入者の金額引き下げ――という、わずかな見直しさえも渋っている自民党の姿勢は、往生際が悪いというのか、子供だましと言っていい。SNS上で《相手の顔色を見ながら少しずつ“小出し”するのは政権与党の座にふさわしくない》との声が出るのも無理はないだろう。
 
 《もはや自民党には反省を期待していない。5年間であれだけの裏金をためたのだ。ならば政権交代してから一体、いくらくすねたのか》

 《自民党は規正法改正で金の流れを透明化しようとする気はない。どこかに抜け穴はないか。抜け穴は作れないかばかり考えている》

  条件付きの「なんちゃって連座制」や使途が分からない政策活動費は放置したまま。国民が永遠に見放す日はそう遠くないのではないか。

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  元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2024年05月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:「補選全敗」効果で政倫審が再始動 二階・萩生田・杉田ら“ケタ違い”裏金議員への追及が始まる

2024-05-12 07:28:40 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【自民党】:「補選全敗」効果で政倫審が再始動 二階・萩生田・杉田ら“ケタ違い”裏金議員への追及が始まる

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:「補選全敗」効果で政倫審が再始動 二階・萩生田・杉田ら“ケタ違い”裏金議員への追及が始まる

 衆院3補選で立憲民主党が全勝した効果が早速表れた。国会の会派「立憲民主党・無所属」が3人増になったことで、政治倫理審査会の再始動が急浮上。自民党が幕引きしようとしている裏金事件の実態解明、裏金議員追及の目が出てきたのだ。ザル法の政治資金規正法の改正を議論する政治改革特別委員会は初っぱなから肩透かし。政倫審をやらない手はない。

<picture>老獪な老害、余裕綽々、アニソン好き(左から二階俊博、萩生田光一、杉田水脈の3議員)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

老獪な老害、余裕綽々、アニソン好き(左から二階俊博、萩生田光一、杉田水脈の3議員)/(C)日刊ゲンダイ

 政倫審の規定では、法令違反が疑われる議員への審査申し立てには3分の1以上の委員(9人)が必要。補選前は野党委員が8人だったため、自公与党に主導権を握られていた。立憲議員が3人増えた結果、立憲委員の割り当てが1人増える見通しとなり、野党による申し立てが可能になったのだ。「政倫審で弁明していない議員は全員審査対象だ」(立憲ベテラン議員)と鼻息が荒い。対象は40人超に上る。

 2、3月に開かれた衆院政倫審をめぐっては、野党が51人の出席を求めたものの、応じたのは安倍派幹部ら6人だけ。お呼びじゃない岸田首相がのこのこ出てきたり、安倍派の連中がアリバイ出席したりで全く意味をなさなかったが、補選で裏金事件に対する世論の怒りがハッキリした。テキトーでは済まされない。

 ◆引退して世襲のデタラメ

 そうでなくても、ケタ違いの裏金をつくってきた連中は国会で何ら弁明をしていない(別表参照)。二階元幹事長の政治資金収支報告書への不記載は過去5年間で3526万円。訴追を免れた議員では最多なのに、自民の党内処分では政界引退を理由におとがめなし。三男への世襲が確実視されている。安倍派5人衆の一角を占め、威張り散らしてきた萩生田前政調会長にしてもマトモに説明していない。政治資金でスナック通いしていた杉田水脈衆院議員も追及されて当然だ。

<picture>自民党画策の「幕引き」など許してはいけない(C)日刊ゲンダイ</picture>

 自民党画策の「幕引き」など許してはいけない(C)日刊ゲンダイ

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

 「補選で浮き彫りになったのは、有権者が自民党を信任していないという事実。世論も解散・総選挙を求めているのですから、立憲民主党を中心とする野党は覚悟をもって体当たりをくわせ、岸田政権を追い込まなければなりません。疑惑のド真ん中にいる森喜朗元首相の証人喚問も必須です」

 政倫審出席は本人の意向が尊重される。参院政倫審では裏金議員32人全員を審査対象にすることを全会一致で議決したものの、3人しか出てこなかったが、逃げ回れば回るほど逆風にさらされている。金権腐敗の輩を一掃する絶好機だ。

  元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース】  2024年05月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【ラサール石井 東憤西笑・05.02】:国民は、たくさんの妖怪たちの「化けの皮」を剥がなければならない

2024-05-12 07:28:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【ラサール石井 東憤西笑・05.02】:国民は、たくさんの妖怪たちの「化けの皮」を剥がなければならない

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ラサール石井 東憤西笑・05.02】:国民は、たくさんの妖怪たちの「化けの皮」を剥がなければならない

 東京15区、長崎3区、島根1区の補欠選挙は、立憲民主党の3議席独占という結果に終わった。

 島根は立憲VS自民、長崎は立憲VS維新、東京は乱立、というふうにそれぞれ色合いは違ったが、自民には逆風、維新は凋落といった点に共通する部分があった。

 しかし、これは立憲民主が力をつけたわけでは決してない。帯に短し襷に長し、どの候補もショボくて、選択肢がない。消去法で消していくしかなく、立憲がその受け皿になったというところだろう。

 一言で言えば、どこも似たり寄ったりで、どの候補も小粒。今までピカピカしていたもののメッキが剥げ、化けの皮も剥がれた選挙だった。

 維新の馬場代表が「立憲民主党を叩きつぶす」と下品なスローガンで始めた選挙戦は、全く逆の結果になった。維新の勢いは確実に衰えた。馬場代表いわく「関西以外での勝利は厳しい」と。それは「関西ならだませるんだが」と言っているようなものだ。関西の皆さんはそれでいいのか。

<picture>小池百合子都知事と乙武洋匡氏(C)日刊ゲンダイ</picture>

 小池百合子都知事と乙武洋匡氏(C)日刊ゲンダイ

 ■小池都知事の捨てゼリフ

 乙武さんにもガッカリだ。ガッツリ小池都知事に応援してもらいながら、無所属という不思議。有名政治家と同姓同名の友人のコメントをそのままで発するセコい戦略。緑のたぬきの小池都知事もいつものように化かしきれなかった。「こんなに(乙武氏が)人気がないと思わなかった」との捨てゼリフは性格がよく出ている。同じく推薦していた国民民主は「政権に対する批判票の十分な受け皿になれなかった」とコメントしたが、そんなもの最初から期待してない。むしろ政権の補完勢力ではないか。

 もっと恥ずかしいのは連合の芳野氏だろう。今回東京15区では、立憲が共産党と協力し、共産の2万票が立憲候補に動いた。しかし共産党嫌いの芳野氏はこれに反発して、15区の連合会員は自主投票となった。しかし共産党の票がなければ、2位の須藤元気が当選していたではないか。労働者の味方とは決して言えない自民党寄りの化けの皮が剥がれた。

 その他東京15区はカルトな候補者の百鬼夜行、魑魅魍魎の選挙戦だった。ほぼ選挙活動を他陣営の妨害に終始した党もあった。

 さて次なる選挙はいつか。それまでに、国民はたくさんの妖怪たちの化けの皮を剥がなければならない。

 

著者のコラム一覧
 ■ラサール石井 タレント

 1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「ラサール石井 東憤西笑」】  2024年05月02日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【橋下徹氏】:石井亮次アナをいじる「維新から出るんでしょ?」

2024-05-12 00:10:50 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【橋下徹氏】:石井亮次アナをいじる「維新から出るんでしょ?」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【橋下徹氏】:石井亮次アナをいじる「維新から出るんでしょ?」

  元大阪市長、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が、11日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分)に出演。MCのフリーアナウンサー・石井亮次(47)に選挙への出馬をめぐっていじった。

<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">石井亮次(2018年1月撮影)</button>
               石井亮次(2018年1月撮影)(Nikkan Sports News.)

 ■ 【写真】お金ポーズで懐事情を語る石井亮次アナ  

 この日の番組では、日本維新の会の中条きよし参院議員(78)が、知人男性に年利60%超の高金利で1000万円を貸し付ける契約を結び、出資法違反の疑いもあると報じられた問題について取り上げた。  

 中条議員が歌手や俳優として活躍してきたことから、番組では「どないやねんと思うタレント政治家は?」と問う街頭インタビューを実施。さまざまな元タレントの政治家の名前が挙がる中、弁護士としては異例の「茶髪の風雲児」としてバラエティー番組でも人気を博した橋下氏について、「テレビに出過ぎでしょ。テレビばっかりじゃなくて、日本全体を変えてほしい」との声も見受けられた。  

 VTRを見た橋下氏は、「僕も出始めの時には、『あんな茶髪の弁護士が、いいかげんなやつが何できんねん』からスタートしましたんで。見かけよりも、後の実績を見てもらいたい」と話した。  

 ここで石井アナが、経済学の名誉博士号を持っているハイヒール・リンゴ(62)に「どうですか、政治家に…。出る? 出ない?」と聞くと、リンゴは「横でワイワイ言ってるのが好き」と出馬を否定。逆に石井アナに「絶対(出馬要請を)言われてるでしょ? いろんなところから誘いがあるでしょ?」と切り返した。  

 石井が「まったくゼロ」と否定すると、今度は橋下氏が「維新から出るんでしょ?」とイジり、リンゴも「維新から出るの?」と乗っかり、石井アナも大慌て。両者からのツッコミに、石井アナは「いやいや…ええーっ!?」と焦った様子で叫んで笑わせていた。

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 芸能・エンタメ 【話題・11日放送のカンテレ「ドっとコネクト」・MCのフリーアナウンサー・石井亮次(47)に選挙への出馬をめぐっていじった】  2024年05月11日  20:34:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【泉房穂さん】:「不勉強ぶりが看過しがたい」テレビの局アナ、司会者に苦言 フォロワー「よくぞ国民の声を代弁」「原稿を読むのが仕事」と意見交錯

2024-05-12 00:10:40 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【泉房穂さん】:「不勉強ぶりが看過しがたい」テレビの局アナ、司会者に苦言 フォロワー「よくぞ国民の声を代弁」「原稿を読むのが仕事」と意見交錯

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【泉房穂さん】:「不勉強ぶりが看過しがたい」テレビの局アナ、司会者に苦言 フォロワー「よくぞ国民の声を代弁」「原稿を読むのが仕事」と意見交錯

<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">泉房穂さん</button>
              泉房穂さん(中日スポーツ)

  元稿:中日スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・兵庫県明石市の前市長の泉房穂さん・テレビ番組に出演するアナウンサーや司会者について「不勉強ぶりが看過しがたい」と苦言を呈した】  2024年05月11日  23:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年05月10日 今日は?】:女優の和泉雅子らの遠征隊が北極点に到達 女性では日本初、世界2人目の快挙

2024-05-12 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2024年05月10日 今日は?】:女優の和泉雅子らの遠征隊が北極点に到達 女性では日本初、世界2人目の快挙

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年05月10日 今日は?】:女優の和泉雅子らの遠征隊が北極点に到達 女性では日本初、世界2人目の快挙

 ◆5月10日=今日はどんな日

  コットンの日

 ◆出来事

  ▼米国の大陸横断鉄道が完成。太平洋岸と大西洋岸の移動が約1週間に短縮(1869)▼1948年の帝銀事件で死刑判決が確定していた平沢貞通死刑囚が東京・八王子医療刑務所で死去。95歳(1987)▼女優の和泉雅子らの遠征隊が北極点に到達。女性では日本初、世界2人目の快挙(1989)

プロモントリーサミットでの開通記念式典の模様。1869年5月10日
開通時の公式ポスター

 ◆誕生日

  ▼山口果林(47年=女優)▼藤あや子(61年=歌手)▼草刈民代(65年=女優)▼武田修宏(67年=タレント)▼島田珠代(70年=タレント)▼片山陽加(90年=タレント)▼志田未来(93年=女優)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年05月10日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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