路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【東京都知事選】:玉川徹氏「蓮舫さんの思うつぼだ」小池知事が自民の支援を受けた場合の影響を分析

2024-05-28 10:30:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【東京都知事選】:玉川徹氏「蓮舫さんの思うつぼだ」小池知事が自民の支援を受けた場合の影響を分析

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都知事選】:玉川徹氏「蓮舫さんの思うつぼだ」小池知事が自民の支援を受けた場合の影響を分析

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への3選出馬が見込まれる小池百合子知事(71)が、裏金事件で大逆風下にある自民党から本当に支援を受けるのかどうか、関心を持っていると述べた。

蓮舫氏は民進党代表に就任した時、都庁を表敬訪問し、小池百合子知事(右)と名刺交換(2016年9月23日撮影)

 

 都知事選をめぐっては27日、立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が参戦を電撃表明。蓮舫氏は今後立民を離れる見通しで、完全無所属での立候補を予定する。一方、小池氏が出馬を決めれば都議会自民党は支援する方針。小池氏はかつて都議会自民党を「ブラックボックス」と呼んで対決したが、最近は距離が縮まっていることが指摘されている。

 玉川氏はこうした経緯を念頭に「僕は、自民党が支援に回るのか回らないかが当面の関心。それより、小池さん側が支援を求めるか、求めないかだ。求めないのに(自民は)勝手に支援するわけにいかない」と指摘。「(4月の)補選からずっと自民党に逆風が吹いている。その辺を意識して、蓮舫さんも『反自民』というふうなことを掲げている。そういう中で小池さん側がどうするのか。もしも自民党の支援をくださいということになれば、むしろ蓮舫さんの思うつぼだ」と言及した。自民党が本当に小池氏を支援すれば「どっちかというと今はマイナスではないか」とも述べた。 

 その上で「逆に小池さんが(自民党の支援を)断ると、自民党の実動部隊は動かない。(26日の)静岡県知事選では、自民党支持者の3割が自民党ではない候補に入れている」と、静岡県知事選での出口調査のデータに触れ「自民党が支援しないということになれば、自民党を支持している人たちはどちらに回るのか」とも指摘した。

 都知事選の告示日は、通常国会会期末の6月23日と近いが、党裏金事件を受けた政治資金規正法改正案をめぐり「自民党案は、中途半端なものが出てくる可能性が大きい」とも指摘。「そうすると、自民党のイメージが(都知事選に)どう関わってくるのか。かなり面白い選挙になると思う」とも述べ、小池氏が自民党の支援を受けるメリット、デメリットに関心を寄せていることを明かした。

 都知事選にはこのほか、広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が出馬表明。「NHKから国民を守る党」は新人13人の出馬を発表し、最終的に30人の擁立を目指す方針。会社経営の山口節生氏や児童精神科医の大和行男氏、公職選挙法違反の疑いで警視庁に逮捕された政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者も4月に出馬表明している。

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・東京都知事選】  2024年05月28日  10:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京都知事選】:菊間千乃氏「そうきたか」蓮舫氏の参戦電撃表明に「選挙戦がぜん面白くなる」

2024-05-28 09:49:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【東京都知事選】:菊間千乃氏「そうきたか」蓮舫氏の参戦電撃表明に「選挙戦がぜん面白くなる」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都知事選】:菊間千乃氏「そうきたか」蓮舫氏の参戦電撃表明に「選挙戦がぜん面白くなる」

 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、7月の東京都知事選(6月20日、7月7日投開票)への立候補を電撃表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)について「なるほど、そうきたかという感じ」とコメントした。

菊間千乃弁護士(2017年10月撮影)

 

蓮舫氏は民進党代表に就任した時、都庁を表敬訪問し、小池百合子知事(右)と名刺交換(2016年9月23日撮影)

 

 蓮舫氏は26日夜に出馬馬を最終決断したとされ、今回の都知事選は蓮舫氏の出馬表明で急展開。菊間氏も「おお、と思いましたね」と驚いたことを明かした。 さらに、過去の東京都知事選では出馬した現職が敗れたことはないジンクスに言及。「1947年から都知事選はあるみたいですが、現職が負けたことはないんですってね。現職の知名度や実績の方が(有権者に)話しやすいところがある」とした上で「今回すでに立候補をしている人もたくさんいらっしゃるが、小池(百合子都知事)さんほどの知名度がある方はいらっしゃらない。(構図が)どうなるのかなと思っていたところで、蓮舫さんが出ていらした。選挙戦が、がぜん面白くなった」と、蓮舫氏の電撃参戦の持つ意味について私見を口にした。

 一方で、蓮舫氏が27日の出馬会見で、小池氏が初出馬の際に掲げた「『7つのゼロ』公約」が守られていないと批判したことにも触れ「私も、ちょっと忘れていた。小池さんの8年の都政を全員で振り返る、いいきっかけにはなる。都民の選挙に対する注目度はがぜん、高まると思う」とも指摘。2期8年の小池都政が1つの争点になるとの認識を示した。

 都知事選には蓮舫氏のほか、17日に広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が出馬表明。「NHKから国民を守る党」は新人13人の出馬を発表し、最終的に30人の擁立を目指す方針だ。会社経営の山口節生氏や児童精神科医の大和行男氏のほか、公職選挙法違反の疑いで警視庁に逮捕された政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者も4月に出馬表明しており、過去最多だった前回の22人を上回る立候補者が見込まれている。

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・東京都知事選】  2024年05月28日  09:49:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・05.21】:「つばさの党」の選挙活動妨害は一般市民への重い罪

2024-05-28 07:40:00 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・05.21】:「つばさの党」の選挙活動妨害は一般市民への重い罪

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・05.21】:「つばさの党」の選挙活動妨害は一般市民への重い罪 

 ★4月の東京15区の補欠選挙で、政治団体「つばさの党」の陣営が他陣営の前で大音量で演説したり、選挙カーを追い回すなど選挙活動を妨害したとして、13日、警視庁は公職選挙法違反の疑いで事務所などを一斉捜索。17日には団体の幹部3人が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で逮捕された。警視庁を指揮する都知事・小池百合子は「候補者自身が身の危険を感じながらやる選挙は、日本ではありえない事態だ」「候補者が他の候補者をおとしめるようなことが続くと、政治に対する無関心どころか嫌悪感を深めてしまう」などと懸念を示した。

再生する

 ★小池の指摘はもっともだが、同団体は3人が補選期間中、自らの行動をユーチューブに約40本の動画を生配信し、計250万回以上再生されていた。逮捕された根本良輔は「広告収入が増えている。落選運動をビジネスにしたい」などと団体の知名度アップと広告収入を当てにしていたとみられる。誰もがこの行き過ぎた活動を良しとしないのは当然だと思うが、候補者や政治家に危険が及んだからけしからん、では政治家としては無能といえる。

 ★19年7月、首相・安倍晋三(当時)が札幌市内で参院選の応援演説の最中に市民からヤジが飛んだ。北海道警は彼らを現場から排除した。根本は3月のXに「候補者以外の安倍へのヤジが合法な時点で、候補者である俺らが違法なわけがない。北海道のヤジも、俺らがやったヤジも全く同じ。なぜならヤジの定義が曖昧だから。音量がデカかろうがなんだろうが定義が曖昧な以上、ヤジであると一括りにされる。だから警察は、小池に圧力かけられて警告を出したりガサ入れするぐらいしかできない。逮捕できるなら今日してたはずだから」とヤジ事件を妨害の合法性の根拠にした。当時も今も一般市民の排除を問題視した政治家は皆無だ。政治家はこれで守られるかもしれないが、同団体の行為は一般市民を排除した道警の行為にお墨付きを与えかねない。その罪が一番重い。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年05月21日  07:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京都知事選】:蓮舫氏も出馬表明で指摘 小池百合子氏初出馬時の“スルー公約”はこんなに

2024-05-28 07:35:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【東京都知事選】:蓮舫氏も出馬表明で指摘 小池百合子氏初出馬時の“スルー公約”はこんなに

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京都知事選】:蓮舫氏も出馬表明で指摘 小池百合子氏初出馬時の“スルー公約”はこんなに

 「人間は忘れる生き物である」

 哲学者フリードリッヒ・ニーチェの名言だが、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明した立憲民主党蓮舫参院議員(56)の言葉を聞いて、「ああ確かに」「思い出した」と振り返った人も少なくなかったはずだ。

 「伏魔殿といった自民、ブラックボックスの都庁をどう変えたのか」

 蓮舫氏は27日午後2時から党本部で開いた会見で、3期目を目指して出馬濃厚とされる小池百合子知事(71)についてこう切り捨てた。振り返れば、小池氏が初めて都知事選に出馬した2016年当時、「伏魔殿」「ブラックボックス」との単語を多用し、それまでの都政を批判していたのが他ならぬ小池氏だった。

<picture>東京都知事選に出馬表明する立憲民主党の蓮舫参院議員(C)日刊ゲンダイ</picture>

 東京都知事選に出馬表明する立憲民主党の蓮舫参院議員(C)日刊ゲンダイ

 「自分たちの使っているお金の原資は税金なんだという当たり前の感覚が、決定的に欠けていると思いますね」

 「どこで誰が何を決めているのか、結局、よくわかりません。石原慎太郎元都知事が『東京は伏魔殿だ』とおっしゃいましたが、私も日々、それを体感しているところです」

 写真週刊誌「フラッシュ」(光文社)の当時の取材では、豊洲市場の盛り土・地下空洞問題や、東京五輪・パラリンピックの高額費用問題について都民目線で語る小池氏の姿があった。

<picture>3選出馬の意向を示したと報じられる小池都知事(C)共同通信社</picture>

 3選出馬の意向を示したと報じられる小池都知事(C)共同通信社

 ◆「緑のたぬき」は一体、どこに向かうのか

 待機児童ゼロ、残業ゼロ、満員電車ゼロ、介護離職ゼロ……。「7つのゼロ」を目指すとして知事選に圧勝した小池氏。新型コロナの感染の拡大時には“壮大な無駄遣い”と言われながらも、お台場のレインボーブリッジを赤く照らす「東京アラート」を実施したほか、満員電車ゼロの公約実現に向けた「二階建て電車」構想というのもあった。

 だが、どれも今となっては「絵に描いた餅」に過ぎない。待機児童も残業も満員電車もゼロには程遠い状況と言わざるを得ない。予算が膨らみ続けた東京五輪についても、「一兆、二兆と、豆腐屋じゃあるまいし」と威勢よく切り込んでいたものの、最終的には具体的な改善策がほぼ示されないまま強行開催となった。

 築地市場の移転を巡っても、「築地は守る、豊洲は生かす」と声を張り上げていたことから、多くの都民は築地市場は規模縮小して継続か、仮に移転しても跡地は「世界の金融センター」になるのかと思っていたら、野球場などを含む複合施設になる公算が高い。

 《結局、小池都政というのはすべてが思い付きだった。守られた公約はあるのか》

 《小池知事は自らが今や伏魔殿の守護神になったことに気付いていない》

 ネット上でも小池都政を振り返る声が上がる中、果たして「緑のたぬき」は一体、どこに向かうのだろうか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・選挙・東京都知事選挙】  2024年05月28日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【小池都知事】:「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!

2024-05-28 07:35:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【小池都知事】:「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【小池都知事】:「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!

 随分と早いタイミングでの出馬表明だ。

 東京都の小池知事が、29日の都議会定例会の開会日に、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を正式に表明する。

 前回2020年の知事選では告示6日前に出馬を表明したが、今回は約3週間前。「スピード表明」を決めたのにはワケがある。

<picture>今回は「風」頼みでは厳しい(都知事選3選出馬の意向を会見する小池百合子都知事)/(C)共同通信社</picture>

 今回は「風」頼みでは厳しい(都知事選3選出馬の意向を会見する小池百合子都知事)/(C)共同通信社

 「今回の知事選では、4月の衆院3補欠選挙で全敗し、静岡県知事選でも推薦候補が負けた自民党は独自候補の擁立を断念。小池知事に乗っかることで『知事選敗北』を避けたい思惑がある。小池知事としても自民の支援を受けたいため、互いに水面下で握り、事実上の相乗りになっています。そのため、これまで『風』だけで選挙を戦ってきた小池知事も、今回は自民党の支援団体をくまなく回って支援要請しなければなりません。早期に出馬表明し、挨拶回りに時間をかけたいのでしょう。焦りの裏返しと言えます」(都政関係者)

 ■原因は“神通力”の凋落

 女帝焦燥の最大要因は、小池知事自身の疑惑や“神通力”の凋落だ。

 「目下、元側近の告発で『カイロ大卒業』の学歴詐称疑惑が再燃中。4月の目黒区長選、衆院東京15区補選では支援候補が落選し、求心力の低下も著しい。前回知事選では、特に無党派層の支持が厚く、366万票を獲得して圧勝しましたが、今回はそう簡単にはいかないとみられています」(同前)

 そんな“女帝”にバッドニュースだ。小池知事の3選出馬が25日に報じられるや、X(旧ツイッター)では「落選運動」が勃発。〈#小池百合子落選運動〉というハッシュタグ付きの投稿があふれているのだ。〈首都東京の知事が学歴詐称だなんて絶対嫌〉〈東京都の樹木を伐採し自然環境を破壊しまくっている首謀者〉〈税金をプロジェクションマッピングなんかに注ぎ込んでる〉といった批判が殺到している。

 小池知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」関係者が言う。

 「目黒区長選や東京15区補選では、知事が演説しているにもかかわらず、足を止める人は少なかった。多くの批判が“動員力”の低下につながっていることは、知事本人も分かっているはずです。『風』だけで勝てるとは思っていないから、今回は支援団体回りに力を入れるのでしょう。ただ、自民党に近づきすぎるのは危険。裏金事件がマイナスに作用するのは確実だからです。我々としても、都議会でずっと対決してきた自民党と一緒に選挙をやるなんて勘弁です。士気にも影響しかねません」

 いよいよ“女帝”陥落が現実となるか。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・選挙・東京都知事選挙】  2024年05月27日  10:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【立憲民主党】:蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

2024-05-28 07:35:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【立憲民主党】:蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【立憲民主党】:蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

 立憲民主党蓮舫参院議員(56)が、6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に出馬する意向を固めたことが分かった。きょう(27日)にも正式に表明する見通しだ。

<picture>“女帝”と直接対決に挑む(C)日刊ゲンダイ</picture>

     “女帝”と直接対決に挑む(C)日刊ゲンダイ

 立憲民主党は共産党や市民団体と都知事選に統一候補を擁立する方向で協議を重ねてきた。選挙関係者によると、きのう(26日)に投開票された2つの選挙での勝利が、蓮舫氏の決断を後押ししたという。

 1つは、事実上の与野党対決だった静岡県知事選だ。立憲と国民民主党が推薦した鈴木康友前浜松市長(66)が接戦を制し、初当選。自民党推薦の大村慎一元副知事(60)は落選した。さらに、4月の東京・目黒区長選に前都議2人が出馬したことに伴い実施された都議補選(目黒区=欠員2)で、立憲の西崎翔前都議(40)が当選。自民党、共産党の候補を含む5人による激戦を制し、小池知事が支援した自民候補が敗れた。

 26日の2選挙に先駆けて、4月の衆院3補欠選挙でも立憲は全勝。こうした流れを受け、蓮舫氏は都知事選への出馬に前向きな姿勢を示しているという。

 蓮舫氏は、前回2022年参院選では改選議席6の東京選挙区で、4位当選だった。トップ当選だった16年から順位を落としたとはいえ、知名度はバツグン。29日の都議会定例会の開会日に出馬表明する現職・小池百合子知事(71)にも引けを取らない。国会での鋭い質問も、たびたび注目を集めている。

 一方、裏金事件でボロボロの自民党は今回、独自候補擁立を断念。知事選での「敗北」を避けるため、小池氏の支援に回る方向で調整している。日本維新の会は候補を模索中。また、広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が無所属での出馬を表明している。

 女帝への強力なライバルの出現により、夏の首都決戦は「女の戦い」になる。勝敗の行方は分からなくなってきた。

 ■関連記事

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・選挙・東京都知事選挙】  2024年05月27日  06:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【金融】:経済アナリストの森永康平氏「円安を止めるために『金利を上げるべき』と主張する人がいるのは問題」

2024-05-28 07:31:50 | 【金融・金融庁・日銀・株式・為替・投資・投機・FRB・「ドル円」・マーケット】

【金融】:経済アナリストの森永康平氏「円安を止めるために『金利を上げるべき』と主張する人がいるのは問題」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金融】:経済アナリストの森永康平氏「円安を止めるために『金利を上げるべき』と主張する人がいるのは問題」

 円安・物価高のいま、今後の生活への影響は気になります。登録者数21万人超の投資YouTubeチャンネル「Trade Labo」にて主宰の児玉一希氏が、日米の金利差、金融政策による為替や市場動向、そして日本経済の見通しについて経済アナリストの森永康平氏に聞いています。今回は動画からピックアップしてお届けします。

<picture>円安でどうなる?(C)日刊ゲンダイ</picture>

  円安でどうなる?(C)日刊ゲンダイ

■政府・日銀の金融政策の変更、金利引き上げでどうなる

 ――日銀マイナス金利解除によって銀行株がかなり上昇しましたが、決算が出そろったなかでどのような印象ですか。

 森永さん(以下、すべて同) 株式市場は先を読んで材料をどんどん織り込んでいきます。世界的なインフレを受けて日銀も金融政策を変更するのではないかと予想され始めた2022年末頃から銀行株がじわじわと上がり、三菱UFJ銀行の株価は2倍程度になりました。しかし、実際に政策が変更された後は既に織り込まれすぎて逆に上がらず、5月の決算が良かったのになぜか株価は下がったということが起きました。株の世界でいう『噂で買って事実で売れ』という格言通りのことが実際に起きたという印象ですね。

 ――今後さらに政府・日銀は金利を上げていくという観測もあるようですが。

 植田総裁の過去の著作物を読んだ私の勝手な意見を述べますと、学者だからか教科書に載ってないことは、あまり好きじゃないのではと思いました。というのは、景気低迷による金融緩和策は教科書どおりですが、黒田前総裁の“異次元の金融緩和”は問題であると内心では思っていたんじゃないかと感じます。

  だから植田さんが総裁に就任した後、少しずつ自分の色を出しはじめ、イールドカーブコントロールの修正、つまり長期金の上限を少しずつ引き上げていった。そして今年の3月に「異次元」と言われていた部分を全て無くしたのです。マイナス金利政策の解除、イールドカーブコントロールの撤廃、ETFやリートの買い入れも終了。物価上昇率が目標値を超えても金融緩和の継続を公約するというオーバーシュート型のコミットメントを廃止、国債についても買い入れ額を減額しました。

 ――植田総裁は異次元だった金融政策を正常に戻していくということですよね。

 そうですね。でも私はそれが正しいとはあまり思っていないんです。なぜならば最新のGDP(2024年5月16日)の内訳を見ると、日本の民間需要は4四半期連続でマイナスです。個人の消費、住宅への投資は軒並みマイナス。日本のGDPは消費の割合が5割強ですから、どう見ても日本経済は良い状態にない。このレベルで消費が弱いのはリーマンショック以来のことです。

 リーマンショックのような国際的な金融危機により消費が弱くなるのはわかりますが、現在は違いますよね。コロナも落ち着いています。そんな中にいても依然として消費が弱い。これは非常に良くないです。そんな中で金利の引き上げを行うと、日本の住宅ローン利用者の約75%は、変動金利を選択しているので、消費が弱いのに返済額が増えたらさらに消費が冷えこんでしまう。

<picture>物価高に苦しむ国民…(C)日刊ゲンダイ</picture>
物価高に苦しむ国民…(C)日刊ゲンダイ

 ◆金融政策によっては、消費の冷え込みを加速させデフレへ逆戻りもある?

 ――今後、さらに金利が上がるとすると、円安が止まると予測できます。そのタイミングとその後の見通しについては?

 円安がいつ止まるのか、いま明確に言えるのは、アメリカが利下げを始めたタイミングです。この間日銀の介入があったとされる1ドル=160円辺りを抜けるか、抜けないかと動いているうちに利下げが始まって、円高に転換していくというのが現在の私の予想ですね。

 問題なのは、国会議員や評論家のなかには円安を止めるために「金利を上げるべき」と主張する人がいることです。

 どういうことかというと、まず国民が苦しんでいるのは物価高であり、その原因は円安の影響で、海外から輸入する原油、エネルギーや食糧が高騰してインフレ状態にあるから。円安の原因は、日米の金利差にある。現状ドルを買って円を売れば金利差の分だけ儲かるわけですから円安は止められませんよね。だから日本の金利を上げて円安を止めようと言っているんです。しかし金利を上げて、たかだか1ドル=130円になったとしても、先ほど言ったように消費が悪くなるだけなんですよ。

 確かに円安による物価高はあります。世界のインフレ率と重ねてみるとわかりますが、インフレになるタイミングが半年ほど遅れているんです。アメリカのインフレ率が3.4%まで落ちてきていますので、日本も遅れて2%を下回るくらいまで物価は下がると思います。そこに円高への転換が重なればなお物価上昇は鈍化するでしょう。

  世論でいうと「円安憎し」で、円安を放置している日銀が悪い。欧米の利上げにならって日本も上げるべきだという見方が強い。私はこの流れが非常に怖いし、この論調に押されて植田総裁が利上げをバシバシやるようなことになると、日本のマクロ経済はかなり厳しいものになりデフレに戻る可能性もまだまだ残されていると私は考えているのです。

 ■現状、物価の上昇に賃金が追いつかない状況で政府の対応がキーとなる

 ――仮に金利が上がるとすれば、その分所得が増えれば相殺されるようにも思います。

 私は実質賃金がプラスになるためには強烈な賃上げが必要だと思っています。今年の春闘が終わった結果を見ると、確かに大企業で5%以上、中小企業で4%以上賃上げが行われたと報じられています。この30年間で一番大きな上昇幅です。ところがこの調査対象の企業というのは、一部の大企業と中小企業だけなんです。多くの中小企業は、コストの上昇を適切に価格転嫁できないし、人手不足もありますから賃上げする原資がない。報道されているほど賃金は上がっていません。

 では国と政府が所得をあげるために何ができるかというと、例えば社会保険料を下げる、消費税を減税する、はたまた現金給付をすることが挙げられますが、実際にはどうでしょう。岸田政権は正反対のことをやろうとしています。

 少子化対策の財源として「こども・子育て支援金制度」の導入が決定しました。 5月に電気代・ガス代の補助が打ち切り予定です。再生可能エネルギーの賦課金引き上げが決定です

 岸田政権が所得減税をやるといっても、ワンショット(一度きり)でたかだか4万円くらいですよ。エネルギーの補助金を打ち切られて、ガソリン代が上がって、毎月の電気代の請求に賦課金の値上がった分が重なってくると、4万円なんてすぐ消えます。

 いま政府に求められているのは、しっかりと国民を支援していくことで、日銀は拙速な利上げはしないということだと思います。しかし植田総裁はじめ日銀の内部の審議員も利上げモードですし、岸田政権も国民負担増の政策がかなり多い。そう考えると日本のマクロ経済自体は非常に政策リスクが高いでしょう。

<picture>児玉一希氏(左)と森永康平氏(右)(C)日刊ゲンダイ</picture>
児玉一希氏(左)と森永康平氏(右)(C)日刊ゲンダイ

 ◆日本経済の行方がもたらすマーケットへの影響は…

  ――追加利上げとなると株式はじめマーケットにもあまり良い影響はないということでしょうか。

 やはり良くないですよね。ただ投資家の目線と一般人の経済目線というのは、分離して考えたほうがいいように思います。というのも今年3月に私の事をメディアで見ている方から、最近の株価はおかしい、日経平均が4万円を超えても私たちの生活は一向に良くならないとクレームが寄せられたんです。株価と実体経済が乖離しているのはおかしいというのです。そもそも日経平均というのは上積みの企業の業績に対する期待値ですよね。日本には数百万という企業があって、そのうちの3800社が上場していて、さらにその上積みの225社の業績に対して投資家が市場でつけた株価が日経平均です。

 なぜクレームがあるのか。彼らから見た実体経済とは、例えば商店街がシャッター街になっちゃったとか、タクシーの運転手さんが暇そうだとか、街中の様子のことで、株価と乖離しているといっても比べているものが全然違います。そこを混合している人が多い。

 もっというと日経平均採用銘柄は、海外売上高比率が高い企業がたくさんある。仮に日本経済が悪化しても、海外で稼いでおけば会社全体としては増収増益ということは普通に起こり得ることです。そう考えると、日本経済と株価の判断については分けて考えた方がいいと思います。

 もし前述したように金融の政策リスクが顕在化してしまったら、日本経済は悪化すると私は断言しますが、だから株価も暴落するというようなシナリオには簡単には繋がらないということです。

 ■アメリカの景気動向と利上げの見通しについて

 ――アメリカの 4月の消費者物価指数は前年比3.4%の上昇でした。アメリカの経済状況、金融政策によってはグローバル企業にとっても影響はありそうですか。

 アメリカは1年間という短期間で金利を5%に上げたわけですから、経済は徐々に弱くなり、米国の中央銀行にあたるFRBがタイミングをみて利下げを行い、結果的に日米金利差が縮小して円安は止まるだろうと私はシンプルに考えていたんです。

 想像以上にアメリカの経済が強く、グローバルで稼いでいる日本企業はその恩恵を受けてかなり業績が上がった。しかし経済データを見る限り、いよいよアメリカの景気にも少し陰りが差してきたようです。

 その理由の一つは、アメリカの「強制貯蓄」がなくなってきたということです。コロナ禍対策で給付金のばら撒きをやりましたが、ロックダウンで使い道がなく、アメリカ国民は強制的に貯蓄が貯まったんです。だからインフレ率が一時は約9%まで上がりましたが、物価高でも強い消費を維持することができたのです。

 現在のアメリカのインフレ率は3%程度ですが、強制貯蓄がなくなったいま、消費がどこまで耐えられるのか。最近の経済指標を見ると徐々に悪化し始めて、FRBの利下げは年内1回という予想から、9月と12月の年2回に増えています。

 以上のことからも日本の株価に関して言えば、日銀の政策以上に米国の経済動向の方が影響は大きいといえます。

 ■経済指標を踏まえたうえで実体経済を知る重要さ

 ――先日アメリカのロサンゼルスへ行きましたが、人気野球チームドジャースのスタジアムのすぐ近くにはホームレス街が多数あり、中心街もかなりシャッターが閉まっていました。数字が示すほど景気の良さは感じませんでした。

 経済指標って万全ではないんですよね。私はアナリストであるという立場を活用して、投資で悩んでいる企業の社長やCFOとの面談に伺ったり、工場見学に行くこともありました。現場を知らないとわからないことが多い。足を使ってリアルな情報を稼ぐことは大事だと思いますね。児玉さんのような投資家の皆さんは業績の分析についてはベテランだと思いますので、さらに一歩先へいくならば、足を使った調査をやってみると意外とリターンの源泉を見つけることもあるかもしれません。

 ■個別銘柄の選び方は有名投資家も素人も同じ。やはり自分の好きなことに投資をするのは基本

 ――森永さんオススメの個人にもできる、経済の実体を掴む方法や銘柄選びについて教えていただけますか。

 現場を見ることが重要という意味からも、やっぱり好きなものを投資対象にするのが良いです。ディズニーランドが大好きな投資家の友達はディズニーランドやディズニーシーに何度も行きますから視点が鋭い。レストランのメニューの変化やパレードの微妙な質の変化にも気づくんですよ。決算書だけを読んでいてもそこまではわからないですよね。

 昔から、ウォーレン・バフェットや有名な投資家たちも、自分の知らないものに投資するのは非常に危険であると言っています。AIブームで半導体が注目されていますが「そもそも半導体ってなんだっけ」「東京エレクトロンとNVIDIAは同じことやっているんですか?」と聞かれると意外と答えられないことが多い。これは投資の原則に基づくと危ないですよ。知らない銘柄に投資する時は、そのリスクを踏まえるべきです。インフルエンサーがすすめていたから買うのは投資ではなく、投機に近いですよね。 (聞き手=児玉一希/投資家)

 ※「Trade Labo」でも動画で詳しく解説しています。

 後編はアメリカ大統領選を前に森永康平さんの考えるトランプ再選後の世界とマーケットへの影響について取り上げます。

 ▽森永康平(株式会社マネネCEO/経済アナリスト) 証券会社や運用会社にてアナリスト、ストラテジストとして日本の中小型株式や新興国経済のリサーチ業務に従事。さらにインドネシア、台湾などアジア各国にて新規事業の立ち上げや法人設立を経験し、事業責任者やCEOを歴任。2018年6月には、金融教育ベンチャーのマネネを創業。現在は国内外のベンチャー企業の経営にも参画。 著書は『スタグフレーションの時代』(宝島社新書)や父・森永卓郎氏との共著『親子ゼニ問答』(角川新書)など多数。YouTubeチャンネルは「森永康平のリアル経済学」「森永康平のビズアップチャンネル」。

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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・金融政策】  2024年05月24日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年05月26日 今日は?】:秋田県沖を震源とするM7・7の日本海中部地震が発生

2024-05-28 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2024年05月26日 今日は?】:秋田県沖を震源とするM7・7の日本海中部地震が発生

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年05月26日 今日は?】:秋田県沖を震源とするM7・7の日本海中部地震が発生

 ◆5月26日=今日はどんな日

   秋田県沖を震源とするM7・7の日本海中部地震が発生(1983)

日本海中部地震
日本海中部地震の震度分布

八峰町(旧・八森町)にある、犠牲者を追悼するために建立された「濤安の乙女」像(2013年9月)

 日本海中部地震殉難者慰霊碑(秋田県能代市)。能代港では当時火力発電所建設に伴う埋め立て工事が行われていたため、作業員35名が犠牲となった。

 ◆出来事

  ▼米国で新移民法が成立。日本人移民は全面禁止となり、日本では「排日移民法」と呼ばれた(1924)▼国際捕鯨委員会で、南極海を全鯨類の禁漁区にするサンクチュアリ(聖域)案を圧倒的多数で可決(1994)

 ◆誕生日

  ▼トミーズ健(59年=トミーズ)▼和月伸宏(70年=漫画家)▼TAKURO(71年=GLAY)▼木佐彩子(71年=フリーアナウンサー)▼つるの剛士(75年=タレント)▼伊東美咲(77年=女優)▼伊藤かりん(93年=タレント)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年05月26日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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