【東京・目黒都議補選】：小池百合子知事支援の自民候補敗れる 都知事選に向け不安要素も？

【東京・目黒都議補選】：小池百合子知事支援の自民候補敗れる　都知事選に向け不安要素も？

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京・目黒都議補選】：小池百合子知事支援の自民候補敗れる　都知事選に向け不安要素も？　

　東京都議補選（目黒区、欠員2議席）は26日投開票され、4月の同区長選に出馬した立憲民主党の前都議、西崎翔氏（40）と、無所属新人の前区議、青木英太氏（33）が当選した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小池百合子都知事（2024年4月撮影）

 

　小池百合子都知事が選挙戦終盤に入って支援した自民党公認の元衆院議員、井沢京子氏（61）は、次点で敗れた。小池氏が応援した候補者が東京の選挙で敗れるのは、直近では4月の目黒区長選、衆院東京15区補選に続き3度目。自身以外の選挙では、これまでの「選挙に強い神話」が通じなくなっており、3選出馬の意向を固めた東京都知事選を前に、不安を残す結果となった。

　井沢氏は自身のX（旧ツイッター）に、小池氏の「応援シール」をポスターに貼る様子を投稿。また、小池氏が支援を呼びかける動画も投稿していた。

　　　　　　　　　　　　　　　小池氏の「応援シール」をポスターに貼る井沢氏（井沢京子氏のXから）

 

　小池氏は24日の定例会見で「衆院議員時代から存じ上げている方で、本人からも応援の要請があった。今回は（特別顧問を務める）都民ファーストの会は擁立を見送っており、応援依頼に応じた」と、井沢氏への支援を認めた。井沢氏は、小池氏が2008年自民党総裁選に出馬した際の推薦人の1人。小池氏の街頭での応援はなかったが、自民党の国会議員が次々に応援に入った。

　自民党は7月の都知事選で小池氏を支援する方向だが、小池氏と組んでも自前候補の勝利に至らず、裏金事件や政治改革への姿勢への有権者の視線は依然、厳しいことがあらためて浮き彫りになった。都知事選や、都知事選の投開票日に合わせて行われる8選挙区の東京都議補選に向けて、自民党にとっても不安を残す結果になった。

投票率は24・19％。前回2021年7月4日の都議選（目黒区）は43・03％で、18・84ポイント減少した。

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・選挙・東京・目黒都議補欠選挙】　 ２０２４年０５月２７日 　０５：３０：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【静岡県知事選】：あえて幹部投入せず「自民隠し」徹底も奏功せず、岸田首相に痛打

【静岡県知事選】：あえて幹部投入せず「自民隠し」徹底も奏功せず、岸田首相に痛打

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【静岡県知事選】：あえて幹部投入せず「自民隠し」徹底も奏功せず、岸田首相に痛打　

　与野党が激戦を展開した静岡県知事選で、自民党推薦候補が敗れた。自民党は裏金事件による逆風をかわすため、あえて幹部を投入せず「自民隠し」を徹底したが、奏功しなかった。過去には政権運営に影響を与えた地方選もあっただけに、内閣支持率の長期低迷にあえぐ岸田文雄首相にとって痛打となった。立憲民主党は、全勝した4月の衆院3補欠選挙に続く勝利で弾みとなった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静岡県知事選で初当選を決め、万歳する鈴木康友氏（共同） 

　　　　　　　　　　　静岡県知事選で落選が決まり、敗戦の弁を述べる大村慎一氏（共同） 

　▽弱体化

　「情勢はどうだ」。選挙戦終盤の23日、首相は自民静岡県連の幹部に電話した。党の調査では、推薦した元副知事大村慎一氏が、立民と国民民主党推薦の元浜松市長鈴木康友氏を猛追していた。首相は「引き続き頑張ってくれ」と求めた。

　自民は推薦を出したものの、世論の不信感を考慮し、幹部の派遣は「逆効果」（県連関係者）と判断し見送った。県選出で「ポスト岸田」候補に名前の挙がる上川陽子外相は貴重な戦力だったが、応援演説で「うまずして何が女性か」と発言し、野党から批判された。

　裏金事件の震源地・安倍派の座長だった塩谷立氏が離党し、宮沢博行氏は議員辞職するなど県連所属議員の不祥事が重なり、地元組織が弱体化した自民。一方、鈴木氏を推す立民は、泉健太代表や野田佳彦元首相らが相次ぎ応援に入った。小沢一郎衆院議員は「鈴木氏が勝てば自民はショック状態になる」と攻勢を強めていた。

　▽不安要素

　自民には、公明党が自主投票としたことも不安要素となった。支持母体・創価学会の票を当て込めるのかどうか不透明だったためだ。選対筋は「勝ち馬を見極めようとしたのだろう」と歯がみした。

　公明の山口那津男代表は裏金事件を受け「同じ穴のむじなと見られたくない」と述べ、自民に距離を置いた。政治資金規正法改正を巡っても、自民と共同での法案提出には乗らなかった。

　最終盤、学会票の一部が鈴木氏側に流れているとの情報が自民に寄せられた。執行部の一人は「公明の協力を取り付けるためにも頭を下げる必要がある」と焦りを強めた。

　▽苦い記憶

　知事選の行方を注視していた首相には、過去の苦い記憶があった。

　麻生太郎政権だった2009年7月、静岡県知事選で自公推薦候補が敗北。8月の衆院選で自民が大敗し、政権交代につながった。菅義偉前首相は21年8月の横浜市長選で自身が支援する候補が敗れ、求心力が急速に低下し、翌月の党総裁選不出馬に追い込まれた。

　麻生、菅両氏とも当時、支持率は低空飛行で、岸田首相が置かれている現況と重なる。首相に近いベテランは「静岡で勝利すれば、何とか土俵際で踏みとどまれるはずだ」と語っていた。しかし首相が9月の総裁再選を目指す上で、不利に働く黒星が追加された。（共同）

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・選挙・静岡県知事選挙】　 ２０２４年０５月２７日 　００：３６：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【静岡県知事選】：当選の鈴木康友氏陣営、全員で万歳 敗れた大村慎一氏陣営は驚きの声の後静寂

【静岡県知事選】：当選の鈴木康友氏陣営、全員で万歳　敗れた大村慎一氏陣営は驚きの声の後静寂

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【静岡県知事選】：当選の鈴木康友氏陣営、全員で万歳　敗れた大村慎一氏陣営は驚きの声の後静寂　

　川勝平太前知事が職業差別とも捉えられかねない発言で突然辞職し、短期決戦となった静岡県知事選は、元浜松市長鈴木康友氏（66＝立民、国民推薦）と、元副知事の大村慎一氏（60＝自民推薦）の激戦となった。26日深夜、鈴木氏の初当確が確実となると、同氏陣営の支援者は全員立ち上がり、万歳して喜びをかみしめた。大村氏の陣営では驚きの声が上がった後、静寂に包まれた。

　　　　　　　　　　　　　　　　静岡県知事選で初当選を決め、花束を手にする鈴木康友氏（共同）

　鈴木氏の関係者らが集まったJR静岡駅前のホテル。用意された約150席は投票終了の午後8時前にほぼ満席となり、会場には「やります！」としたためられたのぼり旗や大きな幕が置かれた。陣営関係者は「鈴木さんならノーサイドの姿勢で知事を務められる。今日下る審判を真摯（しんし）に受け止めたい」と落ち着いた様子で話した。

　大村氏の支援者らは午後7時半過ぎから、次々と静岡市内のホールに到着。午後8時前には247席の半分以上が埋まり、騒がしい様子に。支援者の男性（84）は「勝つと信じているが、なかなかの接戦のようで今日は長丁場になるかも」と緊張気味に語った。

　両候補は選挙戦最終日の25日には県内を巡回し最後の街頭演説をした。鈴木氏の応援に駆けつけた野党幹部や国会議員らが支持を訴え、鈴木氏は通行人や聴衆一人一人に握手をして回った。

　大村氏は演説の合間に市内で「握手会」も開催。イメージカラーのオレンジとグリーンが入ったネクタイをつけ登壇し、隣には「候補者　娘」と記されたたすきをかけた長女の姿もあった。（共同）

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・選挙・静岡県知事選挙】　 ２０２４年０５月２７日 　００：３５：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【政局】：岸田首相万事休す？ 静岡県知事選で自民推薦候補敗れる 止まらぬ選挙連敗スパイラル

【政局】：岸田首相万事休す？　静岡県知事選で自民推薦候補敗れる　止まらぬ選挙連敗スパイラル

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【政局】：岸田首相万事休す？静岡県知事選で自民推薦候補敗れる　止まらぬ選挙連敗スパイラル　

　川勝平太知事の辞任に伴う静岡県知事選は26日、投開票され、立憲民主、国民民主両党が推薦した無所属新人の元浜松市長、鈴木康友氏（66）が、自民党が推薦した無所属新人の元副知事、大村慎一氏（60）ら5人をやぶり、初当選した。　自民党は、派閥裏金事件や岸田文雄首相の政治姿勢への逆風もあって、当初から苦戦を強いられ、大村氏は劣勢が伝えられた。ただ終盤にかけて鈴木氏を猛追して差は縮まり、最後は大接戦になったが、最終的に及ばなかった。

　岸田首相（2024年1月撮影）

　裏金事件で国民の信用を失った自民党は、2月の保守王国・群馬の前橋市長選で推薦した現職が無所属新人に敗れた。4月の衆院3補選は全敗し、今月19日の小田原市長選でも推薦した現職が敗れるなど、国政、地方選ともに勝てない事態が続いているが、今回も敗れたことで「連敗スパイラル」が止まらず、自民党、岸田首相にとっては深刻な状況。有権者の厳しい「直近の民意」が突きつけられた形だ。

　大村氏は今回、自民党色を薄め、幅広い支援を募る選挙戦を展開した。結果が与える影響を考慮した側面もあってか岸田首相や主要党幹部らも応援に入らず、今回の結果は「国政には影響しない」とする声もある。ただ、党本部の推薦候補が敗れた現実は大きい。

　重要な選挙で負け続ける負のスパイラルが収まらない中、周囲の反対をよそに衆院解散・総選挙のタイミングを模索しているとされる岸田首相にとって、ついに「万事休すだ」（関係者）と冷ややかな声もあるとされ、首相の求心力にも影響する可能性もある。

　今後も7月の東京都知事選などの重要選挙が続く。民間企業に負担を強いる定額減税の給与明細明記問題や政治改革への姿勢などをめぐり、自民党や岸田首相首相に対する国民の怒りは大きい。支持率も低迷したまま、次期衆院選へ向けた「選挙の顔」にも疑問符が付いたままの首相にとっては、かなり厳しい局面が続きそうだ。

　一方、今回の選挙期間中、静岡1区選出の上川陽子外相の発言が波紋を広げ、発言の撤回に追い込まれた。上川氏の「ポスト岸田」に向けた機運もしぼむ可能性がある。

　一方、初当選した鈴木氏は、市長経験者の知名度を生かしながらの選挙戦を展開。推薦を受けた立民、国民両党幹部の応援を受けるなどし、大村氏ら5人をやぶった。立民は、衆院3補選に続いて、自民に「4連勝」。立民、国民両党は次期衆院選での協力へ好例としたい考えだ。

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・選挙・静岡県知事選挙・岸田政権】　 ２０２４年０５月２６日 　２３：３７：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【東京・目黒都議補選】：自民敗北、裏金事件で党勢低迷響く 立民・西崎翔氏と無所属・青木英太氏が当選

【東京・目黒都議補選】：自民敗北、裏金事件で党勢低迷響く　立民・西崎翔氏と無所属・青木英太氏が当選

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京・目黒都議補選】：自民敗北、裏金事件で党勢低迷響く　立民・西崎翔氏と無所属・青木英太氏が当選

　東京都目黒区の都議補欠選挙（欠員2議席）は26日投開票の結果、立憲民主党元職の西崎翔氏（40）と無所属新人の青木英太氏（33）の2人が当選した。5人が争い、自民党は元衆院議員を擁立したが敗れた。派閥の政治資金パーティー裏金事件を発端とした党勢低迷が響いたとみられる。投票率は24・19％。

※写真はイメージ

　補選は都議2人が区長選に出馬し自動失職したことに伴う。7月の都知事選や8選挙区で実施される都議補選の前哨戦と位置付けられた。他に立候補したのは、共産党新人と無所属新人。小池百合子知事が特別顧問の地域政党「都民ファーストの会」は候補者擁立を見送った。

　西崎氏は子育て支援や少子化対策を訴えた。目黒区議だった青木氏は特別養護老人ホームの整備拡充を主張し、支持を広げた。

　都議会（定数127）の会派構成は自民27議席、都民ファ26議席は変わらず、立民が1議席増やし15議席となる見通し。（共同）

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・選挙・東京・目黒都議補欠選挙】　 ２０２４年０５月２６日 　２３：０８：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【2024年05月25日 今日は？】：映画「スター・ウォーズ」シリーズ第１作が公開 空前の興行収入を記録

【2024年05月25日　今日は？】：映画「スター・ウォーズ」シリーズ第１作が公開　空前の興行収入を記録

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【2024年05月25日　今日は？】：映画「スター・ウォーズ」シリーズ第１作が公開　空前の興行収入を記録

　◆5月25日＝今日はどんな日

　　　アフリカの日

　◆出来事

　　▼岩波書店の「広辞苑」初版が発売される（1955）▼エチオピアで開催のアフリカ首脳会議で植民地主義根絶などを目指しアフリカ統一機構（OAU）の設立決定（1963）▼ジョージ・ルーカス監督の映画「スター・ウォーズ」シリーズ第1作が公開。空前の興行収入を記録（1977）

スター・ウォーズ Star Wars

　◆誕生日

　　▼荒木経惟（40年＝写真家）▼小倉智昭（47年＝キャスター）▼カイヤ（62年＝タレント）▼石田ひかり（72年＝女優）▼上野樹里（86年＝女優）▼西野七瀬（94年＝女優）▼北野瑠華（99年＝SKE48）▼橋本陽菜（00年＝AKB48）

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・今日は？】　 ２０２４年０５月２５日 　００：００：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

【2024年05月24日 今日は？】：日本オリンピック委員会が総会でモスクワ五輪への不参加を決定

【2024年05月24日　今日は？】：日本オリンピック委員会が総会でモスクワ五輪への不参加を決定

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【2024年05月24日　今日は？】：日本オリンピック委員会が総会でモスクワ五輪への不参加を決定

　◆5月24日＝今日はどんな日

　◆出来事

　　▼米ニューヨークのマンハッタン島とブルックリン地区を結ぶ全長1800メートル超のブルックリン橋が開通（1883）▼ペルーでのサッカー、ペルー－アルゼンチンで観客が騒ぎ混乱。下敷きになるなど300人以上が死亡（1964）▼日本オリンピック委員会が総会でモスクワ五輪への不参加を決定（1980）

　◆誕生日

　　▼田村亮（46年＝俳優）▼哀川翔（61年＝俳優）▼真保裕一（61年＝作家）▼小林聡美（65年＝女優）▼山下健二郎（85年＝三代目 J SOUL BROTHERS）▼松下優也（90年＝歌手）▼坂東龍汰（97年＝俳優）

 　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【話題・今日は？】　 ２０２４年０５月２４日 　００：００：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。