《憂楽帳・12.26》:新天地
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《憂楽帳・12.26》:新天地
美容エステ業界で働く知り合いの女性(29)が、ゆかりのない東京で2年前から暮らしている。年の瀬に近況の連絡をメールでもらい「仕事にも慣れ、楽しく働かせていただいています」と書かれていた。
女性は「ロキタンスキー症候群」で生まれつき子宮と膣(ちつ)がなく、出産することができない。地元では、子育てする友人を見て心が押しつぶされそうになった。自分の体のうわさが広が…、
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