「日本」「安倍晋三首相」「小泉進次郎環境相」という文字がないのは
何故か!
キーワードは
「トランプ」にあり!
「安倍晋三首相」は
記者会見で、16歳の1人の高校生グレタさんの演説を
黙殺・隠ぺいした!
NHK 安倍首相 中東地域の平和と安定の実現へ努力尽くす 2019年9月26日 8時12分
令和元年9月24日総理の発表 安倍総理は第74回国連総会において一般討論演説を行いました
News Up グレタさんの演説を読み解く 2019年9月25日 21時21分環境
16歳の1人の高校生の演説が、世界に広まっています。
注目を集める若者が訴えてきたのは、「科学者の声に耳を傾けてください」ということば。
専門家などに聞いて、力強いその演説を読み解いてみることにしました。(ネットワーク報道部記者 高橋大地 郡義之)
世界の77か国が2050年には温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを約束する一方、アメリカ、中国、インドなど温室効果ガスの主要な排出国は、実質ゼロにすることを約束しませんでした。
日本など、サミットで具体策を発表していない国も少なくなかったのです。
絶滅に向かっているのに…
「あなた方は私たちの声を聞いている、緊急性は理解していると言います。この状況を本当に理解しているのに行動を起こさないのであればあなた方は邪悪そのものであり信じることができません」
“科学”のもとに
そうした場所で繰り返し出てくることばが「“科学”者の声に耳を傾けてください」「私たちは“科学”のもとに団結している」など“科学”ということば。
今回の演説でも同じようなことばが出てきます。彼女は何をもとに強いことばを発しているのか、専門家などに聞いて演説を読み解いてみました。
30年以上にわたり科学が示す事実は明確
「温室効果ガスで温暖化が進むということ、それ自体をさしていると思います」
そう話すのは、北海道大学地球環境科学研究院の長谷部文雄特任教授です。
長谷部教授は地球の周りにあって気候の形成に大きく関わっているオゾン層の破壊の研究に長年、取り組んでいます。
29年前の1990年、IPCCは、“初めて”となる「第一次評価報告書」を作成しています。
環境省などのホームページに出ている報告書の概要を見てみると、「世界の第一線の研究者が寄与した研究成果について評価し、その結果をまとめた報告書」としていて「主な内容」についてはこう書かれていました。
一方で「IPCCの気候変化に関する知見は十分とは言えず、気候変化の時期、規模、地域パターンを中心としたその予測には多くの不確実性がある」「温室効果が強められていることを観測により明確に検出することは、向こう10年内外ではできそうもない」とも書かれていて、当時、裏付ける研究が十分に進んでいないことをうかがわせる記述もありました。
可能性は50%しかない
このあとに、「50%というリスクは受け入れられない」「あなた方は私たちを裏切っています。しかし、若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています」といった強いことばが次々と出てくるのです。
環境省地球環境局は…
●今のままのペースでいくと2030年から2052年には(産業革命前のものとした19世紀後半の気温に比べて)1.5度上昇すると予測。
正味ゼロにしても
「そして残りの580ギガトンを排出し、2050年までに排出量をほぼ『正味ゼロ』にしても、1.5度以内に抑えられる確率は50%超としています。この部分を取り上げてグレタさんは『50%しかありません』と話していたのではないでしょうか」(担当者)
あなた方の裏切り
そして、最初は裏付ける研究が十分に進んでいないことを記していたIPCCの報告書も、第5次の評価報告書では、人間の影響が温暖化の支配的な影響であった可能性が極めて高いと記すようになっています。
グレタさんの演説には、終盤、「あなた方は私たちを裏切っています。しかし、若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています」ということばが出てきます。
科学が何回も示している警告を無視して、そのツケを次の世代にまわすことは許されない、演説はそう訴えているように感じました。(引用ここまで)