私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2023年2月18日(土)伊豆沼

2023年03月16日 | 伊豆沼・内沼

■2023年2月18日(土)6:18-7:21【天気】曇り、小雨【機材】EOSR7+500 EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、2工区
【種名】マガン、ハクガン(1科2種)
【メモ】前回は霧の白い世界だったので、霧でないところで見たいと思って行ったが、今度は曇りで小雨と言うことで、ハクガンの飛び出しから2工区に降りるまで見て、帰ってきた。今シーズンはこれで終わり。2工区田んぼに降りたハクガンの羽数は138+だった。
【写真】
  
氷が融けた水面に、ハクガンは群れごとに分散していた
  
飛び出し/2工区に降りたハクガンの群れ
  
標識ハクガンも/雨がやや上がって明るくなった田んぼのハクガン


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年2月12日(日)伊豆沼

2023年03月16日 | 伊豆沼・内沼

■2023年2月22日(日)6:25-10:28【天気】霧、霧氷、のち晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、2工区
【種名】オオヒシクイ、マガン、ハクガン200以内、アオハクガン幼鳥ハイブリッド2、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、コガモ、オオバン、トビ、オジロワシ若1、ハシボソガラス、ハシブトガラス(4科13種)
【メモ】ハクガンが飛び出す前に沼にいる様子を見たいと前から思っていたので、行ってみたが、何と霧でほぼ何も見えない朝だった。水門の上から見ると、氷の上にハクガンの群れが見え、東の方に歩いて行くと、端の方にもかなりの数がいた。氷の上ということでファミリーや一族ごとにまとまっているようだった。とりあえず、水門に戻って、飛び出しを撮ることにした。と言っても全く白い世界で、視界がものすごく悪い。そのうち飛び出しの時間になり、運よく目の前にまとまっていたハクガンの一団が正面からこちらに向かってきた。ハクガンやマガンの群れは、2工区の田んぼに降り、横長の集団になった。そのうち、半分くらいが3工区の方に一斉に飛んで移動した。何事と思って、あとで写真を見たら、キツネが群れに近寄ったようだった。あとは霧が晴れるのを待つばかりだが、10時を過ぎても霧が晴れたりまたかかったりという状況だった。晴れた時には霧氷がきれいだった。マガンとハクガンの群れの中から何とかアオハクガンのハイブリッドらしい幼鳥を2羽並んでいるのを見つけたが、首をずっと突っ込んだままだった。昨年、ハクガンを124羽カウントしたが、今年は200羽近い数が見られ、このペースで秋田なみにそのうちなるといいなと思うのだった。
【写真】
  
氷上のハクガンファミリー/飛び出し
  
キツネに飛び出す群れ/ハクガンの小群
  
霧が晴れた様子/アオハクガンハイブリッド幼鳥と全景
  
ハクガンの群れ/全景/オジロワシ若鳥

伊豆沼の氷上のガンの群れ


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年11月18日(金)内沼浄土

2023年02月01日 | 伊豆沼・内沼

■2022年11月18日(金)10:23-10:28【天気】薄曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】内沼浄土
【種名】オオハクチョウ、オナガガモ、セイタカシギ第1回冬羽移行個体(3科3種)
【メモ】朝は蕪栗沼に行ったが、オジロワシの幼鳥が1羽木に止まっているのを見ただけだったので、伊豆沼・内沼へ移動した。内沼浄土に6月たくさんいたセイタカシギだったが、その後姿が見えなくなり、今日は第1回冬羽に移行中の1羽がいた。※この個体が越冬して滞在中。
【写真】
  
全体風景/飛翔。次列・三列風切の羽縁が白く、初列も幅は狭いが白い。
  
オナガガモに混じっている/マッシュルームカット?/上背、背、肩羽の一部に冬羽が出ている。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年1月26日(木)伊豆沼・内沼

2023年01月28日 | 伊豆沼・内沼

■2023年1月26日(木)10:49-11:50【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+ EF500Ⅱ
【場所】内沼、伊豆沼、周辺田圃
【種名】オオヒシクイ、ヒシクイ、マガン、ハクガン成鳥11幼鳥1(9+1,2+0の群れ)、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ミコアイサ、キジバト、ダイサギ、オオバン、セイタカシギ1W、ユリカモメ1、トビ、オジロワシ成1若1、ノスリ、ハシボソガラス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ホオジロ(12科25種)
【メモ】前回に続き、ハクガンを探して築館インターで降りて、県北道路北側を探し、お昼をくんぺるで食べて、蕪栗沼に向かうコース。今日はよく晴れていた。最初に内沼に行き、セイタカシギを探すが、小学生がたくさんいておそらく授業の一環。セイタカシギはいないものと思って、行こうとしたら、目の前にいるではないか。どんどん自分の方に寄って来る。ということで、冬羽をよく観察できた。水の中と、ヒシの実だらけのおかを行ったり来たりしているが、岸には氷があるので、見ているうちに2回ほど滑り、1回は横に転んだが、私のように骨折はしなかった(笑)。しゃがんで100-500の100で撮影しても、餌をもらえるものと思ってか、どんどん近寄って来るので、アップになってしまう。時々、水を飲んではごっくんしていたようだ。そもそもセイタカシギが零下10℃近くなる内沼で越冬して、元気で暮らしているのがすごい。十分撮影し、行動を観察して満足で、ハクガン探しに出かけた。3工区から新田桟橋、1,2工区、県北道路北側を探したが見つからず、1工区に戻ると、先ほどはいなかった10羽ほどの群れがいるではないか。大群ではないが、少しずつ沼に近づいてきているのかもしれない。昨年は今頃から120羽を超す群れがいた。幼鳥は1羽しかいなかった。前回はかなり遠くまで探したけれど見つからなかった。2月に期待。ということで、もう一度探しに北側田んぼに行って、昼食を取り、蕪栗沼に向かった。
【写真】
  
内沼浄土の様子/灰褐色の第1回冬羽/ヒシを踏まないように。6月に撮影しに来た時は、サンダルを履いてきてひどい目に遭った。
  
餌はオナガガモがもっぱら食べていた/羽縁が白く第1回冬羽/氷で滑る
  
内沼の中央にオジロワシ成鳥とハシボソガラス/伊豆沼中の開氷面に集まっていたカモやガンをオジロワシ幼鳥が襲った。前回もほぼ同じ時間に同じ場所で襲っていた/逃げるマガン、ハクガン、トモエガモ
  
1工区のハクガン。移動して2工区へ
  
青空に飛ぶ姿がとても美しかった
  
まるでぬいぐるみ/2工区にランディング、そのあとまた飛んで2工区の西側へ


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2023年1月26日(木)内沼

2023年01月26日 | 伊豆沼・内沼

■2023年1月26日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】内沼浄土
【種名】オナガガモ、ユリカモメ、セイタカシギ(3科3種)
【メモ】小学生が「フラミンゴいる!」と言っていた。なるほど、ミニフラミンゴ。
【動画】


 
オナガガモの群れに混じって採餌していた。冬羽がきれい。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年11月19日(土)伊豆沼

2022年12月13日 | 伊豆沼・内沼

■2022年11月19日(土)13:40-14:10:【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区、伊豆沼中(オジロワシ撮影場所、大学時代のカウント地名称)
【種名】オオヒシクイ、マガン、ハクガン(1・7、1・0計9)、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、ヘラサギ若1(2科7種)
【メモ】相川漁港でコクガン探しをしていた時に、蕪栗沼ヘラサギ3羽情報をいただいた。漁港はざっと見て、戸倉から登米に抜け、みやぎ県北道で伊豆沼へ。まずは、ハクガンを2工区で見て、4羽いたヘラサギのうち、伊豆沼に残った1羽がどういう個体か見ることにした。ハクガンはマガンの群れに成鳥1羽、それから、ハクガン親子の行進の成鳥1幼鳥7を見たが、成鳥が1羽しかいなかったことが気がかりだった。伊豆沼に飛来しているハクガンは、情報からするともっと多いはずなので、後日改めて、広く田んぼを探すことにした。ヘラサギは、ハクチョウやマガンの群れの中にいて、なかなか見つけられなかったが、みなさんに教えていただいてやっとわかった。風切りの羽縁が黒く見えたので、幼鳥か若鳥のようだった。ヘラサギは成鳥羽になるのに4年かかると言われており、この個体は翼を広げる場面がなかったので、後日確認ということになった。
【写真】
  
最初、成鳥と幼鳥1羽ずつしか見つけられなかったが、よく見ると
  
幼鳥は6羽。成鳥は1羽しかいない/成鳥の次にいた幼鳥がコハクチョウと眼のつけ合い。そばのマガンはどっちについているのか?結局、コハクの勝ち!目をそらした方が負け。マガンはコハク側。
  
仕方なく親の方へ歩いて行く。コハクとマガンの敵意に満ちた目(笑い)。大沼近くの田んぼでアカツクシガモ♀を睨みつけていたハクチョウを思い出した。/さらに右側の5羽。計幼鳥6羽になる。
  
のんびりする幼鳥/成鳥とさきほど眼のつけ合いで敗れた幼鳥。この後、ビデオのハクガン親子の行進になるが、右端の方から動画を撮影していたので、どうして、行進になったのかはわからず。コハクに追われて、移動したのか。ビデオを改めて見ると6羽の他に、もう一羽離れたところにいた1羽がいて、幼鳥は7羽だった。
  
伊豆沼に1羽残ったヘラサギ。

【動画】再掲

ここで、ハクガン親子(親1子7)の行進となる。

 


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年10月20日(木)伊豆沼・内沼

2022年12月01日 | 伊豆沼・内沼

■2022年10月20日(木)5:04-6:57【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ、EOSR5+RF16mmSTM
【場所】伊豆沼・内沼
【種名】オナガガモ、マガン、オオヒシクイ、ダイサギ(2科4種)
【メモ】今シーズン初めてガンの飛び出しを見に伊豆沼に行った。獅子鼻堤防には5時過ぎに到着、夜明けを待つ。水蒸気が思うようには高く上がらなかったが、まあまあの飛び出しだった。飛び出しのパターンは、46年前から4年間行った大学野鳥の会時代の月例カウント(日本雁を保護する会の)時から、ほぼ変わりはない。以下の動画と写真の通りだ。大学時代のカウントでは、伊豆沼東・中・獅子鼻、内沼2の確か5か所(違ったかもしれないが)に、宿泊所の新田桟橋小屋(今はありません)を2時過ぎに出て、配置を始め、まずは飛び出す前にガンの羽数をカウントする。飛び出しが始まると時刻、方向、個体数をカント、最後にハクチョウとカモを種類ごとに数えて終了する。一か所につき、カウント要員が2名,記録者1名だったような記憶がある。カウントは人によって多めの人少なめな人がいるので、二人でカウントして実際の羽数とあまり違わないようにしていた。当時は、今ほどガンの個体数が多くなかったので(と言ってもかなり多かったが)、あの程度の配置と方法でカウントできたが。教員になって何年かはどこに何羽いたとか数えていたが、今はとうの昔にカウントは諦めたというところ。ちなみにシギチは今でもカウントしているが。大沼のオナガガモは数える気がしないが、1000羽以下のトモエガモの♂♀くらいならカウントしようとまだ思える。
令和4年11月10日県調査速報値では、229,642羽で蕪栗沼の方が2万5千羽ほど多いようだ。
【動画】伊豆沼ガンの飛び出し-獅子鼻
05:29
05:55
06:09
06:18
06:28
【写真】
<伊豆沼獅子鼻>
  
5:17さすがにあまり飛ばない /5:35少しずつ飛び始める /5:47かなり飛び始めるが、獅子鼻の一番手前の群れのいる場所に降りる個体も多い。これ以降も同じ。
  
5:55 今日は日の出前の大きな群れの飛び出しはなかった。 /5:59水蒸気が上がり美しい風景 /6:13①堤防北側脇の方の群れが一斉に飛び立つ。
  
6:13②6:13③これらの群れの多くは若柳方面ではなく、南の方に飛んで行った。/6:33堤防に一番近いところにまだまだいるが、飛び出すのは、7時過ぎで見に来た人達がほぼいなくなる頃。
<内沼浄土>
  
6:51オオヒシクイが1羽いる。この場所にマガンと共にオオヒシクイの大群がいる。 /6:52飛び出し /6:54 まだ残っている。

 


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年6月26日(日)内沼

2022年11月23日 | 伊豆沼・内沼

■2022年6月22日(日)9:26-10:23【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】内沼
【種名】セイタカシギ第1回夏羽?♂1♀2(1科1種)
【メモ】蒲生でコアジサシの観察をしていたら、内沼にセイタカシギが多数いるという情報をいただき、内沼に移動した。現地に到着した時には3羽だったが、少し前から多数いたとのことだった。鳥を見始めた大学野鳥の会当時は、セイタカシギやソリハシセイタカシギは、憧れの鳥だったが、温暖化の影響か最近は特に珍しい鳥でもなくなったようだ。それでも、普通のシギと比べるとかなり形や色が違うので、いれば必ず見に行くようにしている。♂は後頭部の羽毛が逆立っていればなどと思うのだった。
【動画】
 
セイタカシギの羽繕い
【写真】
  
3羽いて、1羽は♂だった。
  
♂の羽衣を見ると、雨覆いは青緑の羽毛があるが、他は茶色。
  
3羽のうち♂♀1羽ずつは何となくペアっぽい動きをしていた。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年11月19日(土)伊豆沼ハクガン親子

2022年11月19日 | 伊豆沼・内沼

■2022年11月19日(土)13:53【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区
【種名】ハクガン成鳥1幼鳥7(1科1種)
【メモ】ハクガンの幼鳥7羽と成鳥1がいて、成鳥の後を幼鳥がマガンを蹴散らしながら行進していた。
【動画】

ハクガン親子の行進


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年9月27日(火)伊豆沼・内沼

2022年09月27日 | 伊豆沼・内沼

■2022年9月27日(火)10:19-11:24【天気】曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱf4Ⅱ, EOSR7+EF300f4L,EOS7+EF500f4Ⅱ
【場所】伊豆沼獅子鼻、内沼、周辺田圃 ※1,2工区にはいかなかった。3工区にはガンは降りていなかった。
【種名】オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン150+、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ヒドリガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、トビ、ノスリ、カケス、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(12科23種)
【メモ】先々週火曜日にギブスをやっと外してもらい、翌週福江島に行って展望台から展望台へ3日間、登りまくり下りまくり、アップダウンの長い道を歩いた3日間で、だいぶ歩けるようになった。今日は診察とリハビリの日だったが、病院は16時の予約だったので、午前中はシジュウカラガンが来ているという伊豆沼に行ってみた。獅子鼻に着くとすぐに東の方からマガンの群れが飛んできた。今年初めてのマガンだ。豪雨で水没した獅子鼻堤防の西側の広い田んぼでは、稲刈り作業の真っ最中だった。内沼に移動し、カモなど撮影し、3工区に移動した。ここではノビタキとかジシギを狙っていたのだが、全然いないというか、まあ、目が悪いだけなのだと思うが。そうこうするうち、マガンとシジュウカラガンの群れが内沼の東側の田んぼに降りた。急いで行ってみると、シジュウカラガン150+の一団と、同じシジュウカラガンだが、手前の群れとは行動を別にする、数羽のシジュウカラガンもマガンの群れの端の方に散在していた。ここで、余裕があったので、R7とR5の撮り比べなどしながら、シジュウカラガンの群れの観察と、例によって、マガンの群れを端から端まで1羽1羽見て行ったが、それ以外の種類はいなかった。ガンのシーズン1回目としては上出来だったので、あとはくんぺるに行ってピザを食べ、隣の物産館で藻塩アイス(でなくて名前忘れた)と、メダカとエビを買った。それから蕪栗沼に移動し、白鳥地区のの真ん中あたりの土手をあがって、越流堤を歩き、足の骨を折った場所まで行って、ここで折ったと確認し、スマホに撮ってフェイスブックにアップした。二度とここではけがをしないぞと思ったり。亀の子堤でトウネン幼鳥5羽を見て仙台に帰り、病院に行ったら、装具を外すのは2週間後との指示があった。福江島でかなり強制的にリハビリをしたも同然だったので、かなり歩けるようになったから、あとは十分気を付けて、生活したいと思うのだった。
【動画】

シジュウカラガンとマガンの群れ。カウントできるビデオ。

シジュウカラガンの群れ。
【写真】
  
稲刈り作業が進む/マガンの群れ/内沼のコガモの群れ
  
シジュウカラガン/マガンとシジュウカラガンの群れ/かわいい顔をしたシジュウカラガン
  
家族同士で対決中/「青米」と実家の方では言っていた。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年7月18日(月)伊豆沼・内沼

2022年07月18日 | 伊豆沼・内沼

■2022年7月18日(月)6:54-8:04【天気】曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、内沼
【種名】キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(16科20種)
【メモ】大雨が続き、河川堤防の決壊で大きな被害が出た。実家の田んぼが気になったので、伊豆沼・内沼、蕪栗沼を経由して行ってみることにした。築館インターを降り、いつものように獅子鼻に向かう途中、内沼方面へ向かう道路は通行止めになっていた。獅子鼻に着くと、堤防はそのまま通れるが、西側の田んぼ一帯は、内沼へ向かう道路まで冠水していた。ミサゴが1羽何となく茫然として枯れ木に止まっていた。堤防では釣人が3人いた。Uターンし、2工区に向かう。サンクチュアリーセンター付近は岸沿いまで冠水。2工区への分岐点を堤防沿いに走っていくと、伊豆沼の水位の上昇で、岸に生えているネムノキは上の方しか見えず、花が咲いているが水面からちょっと顔を出している感じで異様な感じがした。蓮田を過ぎて1工区へ向かう最初の分岐点を曲がると、コーナーに6羽ほどのオオヨシキリが1か所に集まって鳴いていた。もちろん囀りではない。成鳥と若鳥たちで、行き場がないのだ。1工区はずっと先まで冠水していて、湖面のようだった。土手を走っていくと、キジ♂がいたり、アオサギがカエルを咥えていたりする。2工区は完全に無事で、ノスリが1羽杭に止まっていた。さらに進んで、伊豆沼中へ行く道は、民家の近くまで冠水していて、その先がどのようになっているのか容易に想像がつく。3工区も全面冠水の広い湖面となっていた。結局、沼周辺で無事だったのは2工区ということになる。内沼はここまで水位が上がったのを見たのは初めてで、道路付近まで水が来ていた。実際は水が多少は引いていた後だったので、道路まで水が上がっていたことだろう。ちなみに蕪栗沼も南側の田んぼを除いて、冠水し、特に西と東は湖面状態で、また当然ながら蕪栗沼と白鳥地区の境はなかった。実家に着くと、田んぼは大丈夫だったよということだった。
【写真】
  
獅子鼻ミサゴ   ゴイサギ成鳥  オオヨシキリ若
  
オオヨシキリ若  オオヨシキリ成鳥 アオサギ
  
アオサギ     キジ      ノスリ成鳥
  
ツバメ成鳥    3工区の様子


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年1月29日(土)30日(日)・2月5日(土)18日(金)27日(日)伊豆沼

2022年02月27日 | 伊豆沼・内沼

■2022年1月29日(土)30日(日)・2月5日(土)18日(金)27日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、1工区
【種名】トビ、オジロワシ4、チュウヒ、ハイタカ(1科4種)
【メモ】伊豆沼にオジロワシ4羽(成鳥1、第4回か5回冬羽1、第1回か第2回冬2、というかよくわかりません)の撮影に何回か通った。一番数多く撮影したのは成鳥で、次が4・5冬羽、若い方の2羽は撮影頻度が少なかった。同じ場所で待機して観察・撮影するので、似た感じの写真がたくさんという感じだ。オオワシにしてもオジロワシにしても、北海道とは風景が違うので、何となく別の鳥に見えてしまう。北海道と違って自然の厳しさとか雄大さという点では大きく違い、何となく優しい感じがする。また、個体数も少ないので、待ちに待って、あるいは何回か通ってやっと・・・という感じだ。しかし、いるだけありがたいわけなので、感謝と言うしかない。来シーズンもたくさん見られるといいと思います。
【写真】
  
飛んできて、急にトリッキーな動きをしたので、
  
連写した。どうやら、他のオジロワシや他の猛禽や

カラスなどと争う時の練習を一人(羽)でやっていたようだ。
  
この日はせっかくすぐ近くの枝に止まってくれたのにピントが合わなかった。
  
長沼付近で  / 伊豆沼の美しい風景
  
オジロワシAd   トビとオジロワシAd/オジロワシ第4回か5回冬羽。尾羽にまだ茶色の羽根が残っている個体。


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2022年2月6日(日)伊豆沼

2022年02月06日 | 伊豆沼・内沼

■2022年2月6日(日)12:23-12:58【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼周辺田圃
【種名】マガン、ハクガン123か124羽※(1科2種)
 成鳥73羽幼鳥11羽 計124羽もしくは成鳥72羽幼鳥11羽 計123羽
【メモ】ハクガンの群れ情報をいただき、現地で待っていてもらい、田んぼに行ってみた。すると、今まで自分としては最大羽数のハクガンが田んぼで採餌をしていた。このエリアは過去に何度かハクガンを探して、車で走った田んぼだったのだが、その時はいなかった。現地にいるということで待っていていただき、感謝感激だった。群れの幼鳥にT02標識の個体がいた。シジュウカラガンは宮城県エリアにたくさんいるが、ハクガンは秋田、新潟エリアで越冬なので、なかなかこれまで大群を見ることはできなかったが、それでも毎年少しずつ増えてきた感じだった。この群れは大きく2群に分かれていたようだ。来年も、より大きな群れがきてほしいと思う。大沼にたくさん来てくれるといいなと個人的には思っている。
【写真】
  
やっと巡り合えたハクガンの群れ/T02標識のハクガン幼鳥がいる
  
ハクガンの群れ/カウント用1/カウント用2
  
カウント用3/何となくファミリーに分かれているような感じ/採餌するハクガン
  
となりの田んぼに一部引っ越した/若柳、金成方面に飛んで行った


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2022年1月1日(土)伊豆沼

2022年01月01日 | 伊豆沼・内沼

■2022年1月1日(土)11:54-13:22【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、1・2工区、他
【種名】オオヒシクイ、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ダイサギ、チュウヒ、コミミズク、ハシボソガラス(5科8種)
【メモ】令和4年元旦は伊豆沼に行くことにした。と言っても着いたのはお昼近くで、獅子鼻の堤防から周囲を見ると、チュウヒが近くを飛んでいた。川を挟んで田んぼにマガンとオオヒシクイの群れがいたので、撮影し、それから1工区・2工区に行くと、その境あたりでカラスにモビングされている猛禽がいて、すぐにコミミズクとわかった。カラスから追われて1工区の東側の方に降りたが、とりあえず上空を通過したところを撮影した。元旦からコミミズクはばっちりだったが、お目当てのハクガンはいなかった。
【写真】
  
トビ      チュウヒ♀Ad   コミミズク
  
小川のカイツブリ。たくさんいた。/オオヒシクイとマガン


Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年12月14日(火)伊豆沼二工区

2021年12月14日 | 伊豆沼・内沼

■2021年12月14日(火)14:42-15:10【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼二工区
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン8,コハクチョウ,オオハクチョウ,ナベヅル成鳥1(2科6種)
【メモ】南三陸コースを戸倉まで行き,引き返す途中,情報を教えていただき,戻って三陸道を行くはずが,戸倉から峠を越えて,遠回りをしてしまい,さらに佐沼を抜けたところで,道路工事のために10分ほど遅れ,現地に着いた時にちょうど,オジロワシのようなものが飛んでくるのが見え,急いでレンズを向けると,ナベヅルだったという話。絶妙のタイミングだった。もう少し遅れたら見ることができなかった。感謝です。時間にロスがなければ,歩いている写真も撮れたろうにと少し残念だったが,ぜいたくは言えない。見ただけでラッキーだった。ナベヅルはこれまで,伊豆沼三工区,南郷,白石川で見て,これが4回目だ。そこで,15時30分過ぎになったので,畦にお立ち台風に並んでいる夕日を浴びたハクガンもそこそこにハイチュウタイムに間に合うように移動した。

【動画】

ナベヅルの飛翔。目の前を通過してから,動画に切り替えて撮影。あーっ行ってしまった!という感じだった。
【写真】

  
ナベヅル成鳥の飛翔(というか飛翔しか撮れなかったが,動画も撮影)
  
ハクガンの群れ


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.