私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2012年12月1日(土)南三陸コース

2012年12月10日 | 南三陸漁港
■2012/12/1(土)11:34-13:43【天気】曇り
【場所】南三陸,追波川
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,コクガン42+18,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,タイミルセグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科46種)
【メモ】若柳から佐沼,登米,柳津,津山を通って戸倉海岸に出た。折立川には昨年同様サケがたくさん上っていた。河口付近にはコクガンはいなかったが,防波堤を見ると,ちょっと遠かったが一見してタイミルセグロカモメ成鳥冬羽とわかる個体がいた。足は黄色ではなくオレンジイエロータイプ。顔つきがまずセグロカモメとは違う。冬羽の黒斑も後頸にあって,独特。移動して波伝谷漁港に行ったが,満潮でカモメ類は離れた防波堤に固まっていたが,特に珍しいものはいなかった。空もしばらく見上げていたが,オオセグロカモメやミサゴ,トビくらいだった。相川漁港には例によってコクガンの大群がいて,船揚場の藻を食べていた。大室漁港も同様だった。一羽コクガンで足にけがをしている個体がいて,白い羽毛が一部赤くなっていた。追波川の川岸にはオカヨシガモが多く,カイツブリ類も一通りいた。これから,12月下旬,1月とこのコースはおもしろくなる。
【写真】
  
■戸倉海岸,遡上したサケと川底のガードレール/ウミウ/ホオジロ♂
  
■タイミルセグロカモメ(足が黄色ではなく黄橙色タイプ)。しばらくは旧版と『カモメ識別ハンドブック』のカモメ科の分類,名称で記載することにする。基本的に本ブログは観察記録なので,そういった個体が来ているということが重要。従って,各記事の【種名】という記述は正確でないが,便宜上そのように記載しておくことにする。
  
■漁港のコクガン。今シーズンも,前のシーズンと同じようなパターンで観察されることだろう。


Copyright(C)2012 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.