私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

漁港内にいるウミアイサ♀が潜水して、何か獲物をつかまえたと思ったら、カニだった。少しの時間格闘して飲み込んだ。

2021年8月10日(火)鳥の海

2021年08月10日 | 鳥の海

■2021年8月10日(火)11:41-12:35【天気】晴れ、強風【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】鳥の海
【種名】スズガモ3、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ダイゼンAd夏羽1、メダイチドリAd夏羽4、キアシシギAd夏羽5、キョウジョシギAd夏羽1、アカエリヒレアシシギAd冬羽移行個体1、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ハクセキレイ(8科13種)
【メモ】晴れ間が出るのが今日と明日だけのようなので、最初にシギチ渡りシーズンが始まって、まだ来ていなかった鳥の海にきた。干潟が全面にでていたが、いつもいる西側干潟にはカワウとスズガモしかいなかった。移動して、南側干潟を堤防から見ると、何種類かシギチがあつまっていた。強風がすごく、風に向かうと飛んでくる砂に目も明けられないありさまで、しかも砂粒が顔に当たって痛い、帽子は飛ばされそうになるなど、久々の「砂嵐」状態。それでも、シギチが何種類か集まっているのを双眼鏡で見たところ、ダイゼンのすぐそばにやたら小さいシギがいたので、少しずつ近づいてみるとアカエリヒレアシシギだった。その後、メダイチドリ2羽、キョウジョシギ1羽、ダイゼン1羽、キアシシギ2羽がグループで採餌しており、ソリハシシギ1羽とキアシシギ3羽のグループが少し離れた干潟で採餌していた。浜の方にも行こうとしたが何しろ強風で車の窓も開けられない状況だった。あきらめて蒲生に行ってみることにして鳥の海をあとにしたが、結論から言えば、蒲生は堤防の上から見る限り、シギチの姿はなかった。
【写真】
  
アカエリヒレアシシギとソリハシシギ
  
キアシトとソリハシ イソガニと自分の長靴の跡
  
キアシシギとメダイチドリ、ダイゼン
  
キョウジョシギ♂         ダイゼン♂
  
メダイチドリとキョウジョシギが飛んだが、強風で
  
前に進むのにかなり苦労していた  干潟の様子


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