私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

4月になってしまう。次は9月の鳥の海のシギチのアップ。ヨロネン、アオバトも登場。毎日花粉と黄砂がひどい。

2022年12月3日(土)中浜~松川浦漁港コース

2022年12月03日 | 磯浜漁港

■2022年12月3日(土)8:51-13:49【天気】午前曇り小雨・午後曇り晴れ【機材】午前EOSR5+EF500Ⅱ、午後EOSR5+RF100-500 
【場所】中浜、磯浜漁港、釣師浜、釣師浜漁港、原釜尾浜、松川浦内・外港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、オオジュリン(17科35種)
【メモ】12月1回目の同コース。シノリガモ、クロガモは例年通りの個体数だが、ハジロカイツブリが見つからず、ミミカイツブリが4羽だけ。さらにこのコースのメインのカモメウォッチングでは、いまだに大型カモメはオオセグロカモメのみで、例年は阿武隈大橋下の中洲や、原釜尾浜の消波ブロック、松川浦外港にいるはずの大型カモメの混群をまだ見ていない。ワシカモメは大室漁港と波伝谷漁港でやっと2羽見ただけというカモメ不足だが、年々この傾向が続いている。12月に行く銚子漁港もあまりよくないようだ。ガンカモハクチョウはがんばっているが、その他は年々少なくなっていくような感じがする。今日は、シノリガモが延べ40羽超、クロガモは磯浜から鳥の海まで大群がいるので数える気にはならず。初めてで驚いたが、クロガモ♂に♀が貝をもらっているのを見た。最初、クロガモ♂が貝を咥えていたので、これを消波ブロック近くに潜って採っていたのかと思ったら、別の場所で、今度は♂が♀につながった貝をあげていた。ただ、もらったもののどういうわけか、すぐに口から離してしまった。これはどういうことか、また観察を続けるほかない。午前は天気予報があたらず、ひどいどんよりとした暗い曇り空で、小雨まで降ってきた。午後は晴れるには晴れたが、薄曇りで、斜光のため、よい写真は撮れなかった。無風状態だったが、いい波で、たくさんのサーファーが波乗りを楽しんでいた。次回は中旬頃行ってみたい。
【写真】
  
緩い波はそのまま流し、飛ぶこともあり
  
潜ることもあり、また登いこともある/シノリガモの飛翔
  
クロガモの群れ/シノリガモ第1回生殖羽/ホオジロガモ♀
  
♀を追いかけるシノリガモ。実は後ろにもう一羽♀/餌を採った♂と、もらった♀。
  
最小単位♂2♀1。ペアの場合もあるが/シノリガモ♂。どういうわけか♂だけで行動しているグループもあり/テトラポッドの下に生えている草の種子を、オオジュリンが食べていた。
  
シノリガモ第1回生殖羽とミミカイツブリ/中浜方面/新地町の鹿狼山を望む
 
パトロール中のうみすずめ。ほんもののウミスズメもまだ見ていない。/今宵の月


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