私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

漁港内にいるウミアイサ♀が潜水して、何か獲物をつかまえたと思ったら、カニだった。少しの時間格闘して飲み込んだ。

2022年12月16日(金)閖上漁港

2022年12月17日 | 閖上漁港

■2022年12月16日(金)10:19-11:59【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港内、名取川河口・沖
【種名】オカヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ♂1、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、アカエリカイツブリ幼鳥、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ幼鳥、カワウ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ成鳥ペア、イソヒヨドリ♀1W、ハクセキレイ、カワラヒワ(11科24種)
【メモ】鳥の海方面から帰るときは、閖上漁港にも来ていたが、港内にはほぼいない状態が続いたので、河口には行かずに帰ることが多かった。今回は、アメヒ2情報もあったし、そろそろいくら何でもカイツブリ類やクロガモやビロキンも見られるのではという期待で行ってみた。
さて、海上を見るとクロガモはいるが、ビロキンはいたようないなかったようなという状況で、結局写真はたくさん撮ったが写っていなかったのと、これと間違うことはまずないが、スズガモが1羽、河口の仲間とはぐれて(別にはぐれているわけではないだろうが)、クロガモの群れにいた。帰港する漁船の前を飛んでいたのはビロキンだったと思うが、写真には写っていなかったので、証拠なしということで、今回は記録には入れなかった。さて、アメヒだが、これがまたやっかいで、2羽いるというのは確実な情報なので、探すことにした。1羽は対岸のテトラが切れたあたりにいたが、もう1羽がいない。諦めて帰ろうとしたときに連絡が入り、アカエリカイツブリらしきものがいるというので戻ると、確かにそれはアカエリカイツブリの幼鳥だった。初めて見る幼鳥でかなり感激した。それから、大沼まで行って鳥見をすると、帰宅予定時間に戻れないので、橋を渡って、港内を外港まで行ってみたところ、そこにもアカエリがいた。浜にも出てみたが北釜方面は何もいなかったので、また来た道を戻り、ハヤブサペアなど見ながら、今度は車後部座席から自転車をおろして、堤防を走ったところ、とても快適だった。水門のところまで行って、ふとテトラポッドを見ると、そこにアメヒ♂とヒドリガモ♀がいた。これは大きく撮れると思って、隠れながら行ったところ、何とカモたちもテトラの内側に隠れたらしく、30分待っても出てこなかったので、いったん諦め、河口までまた自転車に乗ってビロキン探しをしたがいなかった。そこで帰ろうとしたが諦めきれず、もう一度水門まで行ったがやっぱりおらず、ふと河口側を見ると、ヒドリガモの群れがいて、その中にアメヒがいた。前のアメヒと同じか、違うか判断できなかったが、光線によって一回目に見たアメヒの顔にも見えるし、違うのにも見えるので、今日はアメヒ♂1とし、帰ってきた。次回は、2羽同時に見ることにする!何はともあれ、鳥友に感謝。
【写真】
  
クロガモとオナガガモ/カワウJ、オオセグロカモメ、ハマシギ/左のオオセグロカモメ。同じ4Wだが、右の方はだいぶ夏羽に換羽している。
  
ヒメウJ/ハマシギ冬羽
  
明らかにハイブリッドというわけではないが、反射で緑に見えるヒドリガモもよく見られる。/最初に見たアメヒ♂と後から見た♂
  
これは、上の後から見たアメヒと同じ個体。光線によって、顔の模様が違う個体のように見える。/ヒドリガモ♀とヨシガモ♂/イソヒヨドリ♀1W
  
ハジロカイツブリW/カンムリカイツブリadW/アカエリカイツブリJ


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