私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

広瀬川を歩いたが、メジロとホオジロとジョウビタキしかいなかった。小鳥少なし。

2023年2月4日(土)仙台苫小牧航路(仙台行きフェリー)

2023年02月14日 | 仙台-苫小牧航路

■2023年2月4日(土)6:43-9:22【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】太平洋フェリー仙台行き航路-気仙沼沖から仙台港沖
【種名】ウミアイサ10(♂5・♀5)、シロエリオオハム+++、ヒメウ冬羽1、ウミウ++、ミツユビカモメ成鳥冬羽1・第1回冬羽1、ウミネコ++++、オオセグロカモメ+++、トウゾクカモメ幼鳥1(5科8種) ※アビをシロエリオオハムに訂正
【メモ】以前、太平洋フェリーの仙台湾バイキングクルーズで網地島田代島沖で船についてきたミツユビカモメを見たことがあり、また、仙台湾沖で遠くから見たことがあったことから、フェリー航路で必ず見られるはずだと思い、苫小牧往復の鳥見に行くことを決めた。また、アビや運が良ければトウゾクカモメもいるはずだと思ったわけだ。一番いいのは、網地島・田代島沖をチャーター船で周ればいいが、これはお金が高い。10万くらいはするはず。ということで、シロカモメも見たいしと思いフェリーにしたわけだ。行きの苫小牧航路と、鵡川があまり良くなかったので、帰りに期待した。しかし、気仙沼沖で夜明けを迎え、金華山を過ぎても、出たのは、たくさんのウミネコとオオセグロカモメで、その他がいない。これで、網地島・田代島沖で出なかったらどうしようと不安に思っていたが、心配は無用だった。網地島沖から、たくさんのシロエリオオハムがフェリーに驚いて、一本の航跡?を描いて、次々に飛んでいく。さらについにミツユビカモメの成鳥と第1回冬羽を発見、しかし、この2羽だけだった。両方見られたのは最低でも運がよかった。次にトウゾクカモメ幼鳥が1羽飛び、仙台港沖では何も見えなかった。結局、予想通り、網地島・田代島沖だったが、ウミスズメ類もいたはずだが、見ることはできなかった。次回は3月26日(日)の予定。複数種のアビ類やウミガラス類、ウミスズメ類に期待したい。
【写真】
  
気仙沼沖で夜明け。ウミネコが飛び、はじめ海藻かと思ったキタオットセイの少群がいた。
  
追波川河口、女川原発、笠貝島を通過、もう少しで金華沖だが、ウミネコとオオセグロカモメしか出ない。
  
金華山の大函埼・小函埼におそらくヒメウやウミウの姿が見える。ウミアイサの群れ。田代島沖でちょっとした鳥柱。
  
シロエリオオハムの群れが現れ始め、やっとミツユビカモメ。
  
続いて第1回冬羽とキタオットセイの群れ。
  
トウゾクカモメ幼鳥とアビの群れ
  
シロエリオオハム/仙台湾からの風景


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.