私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2023年2月7日(火)・11日(土)磯浜・釣師浜・松川浦漁港

2023年02月20日 | 磯浜漁港

■2023年2月7日(火)・11日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+100-500(遠景とコスズ)、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】磯浜・釣師浜・松川浦漁港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、(コブハクチョウ)、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ1、クロガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ハシジロアビ1、ヒメウ、カワウ、ウミウ、オオバン、イソシギ1、ミユビシギ3、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、トビ、チョウゲンボウ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(12科27種)
【メモ】このフィールドはけっこうな頻度で行っているが、ハシジロアビが漁港にいるという情報をいただき、午後から行ってみた。次の日、出かけてお目当ての鳥がいなくなっていたということはよくあるので、やはり、行けるならすぐに行くのがいいようだ。最初、いるという場所を見たがいなかったので、「いないよ!」と電話をかけているうちに、「あっいた。ごめん。」ということなった。体が大きいのでちょっと遠くても、R7なら十分な距離。光線も午後だが悪くない。ということで、たくさん撮影した。羽繕いを盛んにしていて、その場面ばかりだったが、11日に行った時にはすでにいなかったので、この日行ってよかった。ハシジロアビを最初に見たのは、大学時代の鳥の海シギチセンサスの時で、大きくてナイフのような形で白く見えた嘴が印象的だった。2回目は鮎川に行く途中の漁港でこれは惜しくも撮り逃がした。3回目はアホウドリ調査で飛翔していたのを撮影したが、おそらくハシジロアビだと思う。4回目が今回で、アビ類はそうそう何回も目の前で見られるものではなく、今回はしかもハシジロアビだったので、大ラッキーだった。鳥友に大感謝だ。2月10日まではいたという確かな情報も。餌はシラウオ漁の網を洗う時のおこぼれらしいが、この場面は見ていない。
 餌がなければカモメも寄り付かないが、最近の漁港は昔と違って、水揚げや仕分け作業は極めて清潔に整然と行われるので、以前のようにあまりおこぼれ(廃棄物)が出ない状況。カモメの数が少ないのは、餌に関して言えば水揚げが減っただけではないようだ。この日コスズガモの姿は見えなかった。後から聞いたところでは、群れと一緒ではなく、奥の船揚げ場にキンクロと一緒にいたそうだ。11日にはちゃんといて、しかも積極的に岸壁の近くで採餌していた。ところで、松川浦内港(船溜まりのある方)は、以前はよくアビ類やシロカモメなどが出ていたが、最近は全然でなくなってしまった。
【写真】※ハシジロアビは貴重なので枚数を多く載せたいので、次にアップする(2)に掲載します。
  
磯浜漁港のミミカイツブリ冬羽。
  
ホシハジロ♂♀/スズガモ♂
  
スズガモ♀/ホオジロガモ♂/なぜか目がクリっとしていてかわいらしかったので撮影した。
  
オオセグロカモメ/ユリカモメ/ウミネコ
  
喜楽荘前のいつもの岸壁から/コスズガモ/エビを捕まえたカンムリカイツブリ


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