会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

講座はじまる

2007-01-07 22:59:45 | 料理と酒
利き酒の手法と料理との相性 
1月7日(土) 

 酒造り講座第1日目

 今回の講座参加者は、86名 プラス3名(i sake 英1 仏2)
 地元会津が多いが、県内の各地から、遠くは 堺市、千葉、東京からも参加した。
また、日本酒を英国で販売している「i sake 」のイギリス人とフランス人のソムリストも参加。

 喜多方市プラザの開講式(10:30)後、それぞれの蔵元に移動。(11:20)
 「大和川酒造」の受講者は 26名。プラス3名。
 工場長より日程と概要説明を聞いた後、すぐに洗米と浸漬(水分を吸わせる)
の作業を行なう。ーー酒造りについては後日もう少し詳しく書く予定ーーー

 13:00~15:00までの作業の後再びプラザへ移動。
  
  1.講義「米づくりから酒づくりまで」 講師 風間 勝 氏
   ○ 酒米(酒造好適米・醸造用米)の栽培の苦労
   ○ 酒造好適米に求められるもの
     ・大粒であること
     ・心白が中心にしっかりあること
     ・タンパク含量が低いこと
     ・粒の形質が揃っていること

  2.講義「利き酒の手法と料理との相性」
     日本酒は、和・洋・中などあらゆる料理と合う。
     受講者は蔵元が用意した酒と料理の相性を自分で見つける。

酒好きが集まった会場なので、講義はあまり聞いていない。
講師もそれを察して、早々に話しを切り上げた。

『用意された酒』は、
 4つの蔵元が4種類の酒を提供。計16種類。
 その中の一例をあげると
 ・燗酒ならこれが一番かも!! (純米吟醸)
 ・搾った後、濾過、加水、加熱なし (無濾過純米原酒)
 ・某雑誌で鍋に合う酒日本一に選ばれた (純米酒)
 ・門外不出 鑑評会出品酒   (大吟醸酒)


『用意された料理』は
 ・にしんの山椒漬 ・ソフトにしん甘露煮 ・ししゃもの紫蘇巻天ぷら
 ・若鶏の唐揚げ ・松前漬 ・漬物盛り合わせ(白菜、沢庵)
 ・玉子焼 ・蟹爪フライ ・鳥レバー煮 ・海老チリソース和え
 ・イカの姿焼 ・大根の結び昆布煮 ・ほうれん草と炒り玉子のマヨネーズ和え
 ・胡麻と玉葱の中華和え ・ピリ辛茄子 ・ごうぼう煮
 ・笹包みご飯(赤飯、五目ご飯) ・チーズ


 約1時間半 16種類の酒と料理の相性を求めて時間を過ごした。
 各蔵元の話しを聞いたり、受講生同士が酒談義をし合った。
 この後解散し、それぞれの蔵元の予定に従って顔合わせ会をした。

 「大和川」の受講生は、一人一品を持ち寄って工場に戻った。
 自己紹介をしながら楽しく歓談した。これがこの講座の魅力である。
 仏人スムリスト夫婦と英人ソムリストも一緒だったのでちょとした国際交流。

 このちょっとした国際交流は明日にでも書きます。