会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

祖父母力

2007-01-10 16:20:42 | 料理と酒
今、必要とされる祖父母力
 1月10日(水)


『 わたし達高齢者の世代は、若い親を助けて社会へ押し出してあげる役目がある。
また、地域の子どもを見守り育ってていく担い手として期待されている。

 未来を託す子どもを育てる仕事はやりがいがある。自分の健康と時間などを調整しながら
無理せずボランティア活動をすることが生きがいにもなる。』

 以上のようなことを本を読んだり、話しを聞いたりしている。
 出来ることから、実践しているのが「子ども見守り隊」の活動である。

 ひるがえって、我が家のことになるとどうだろうか。
 地域に出ではいろいろとすることがあるが、家庭では?????の状態。
 孫相手となると祖母力にはかなわない。

 始業式前日(8日)孫が嫁の実家から帰って来た。
 冬休みの友や宿題は終わっていたが、書初めがまだだった。
 まっすぐ祖母のところへ「習字道具は?」

 それから特訓。何しろ明日まで作品をしあげなければならないのである。
 3年生の孫は、授業でも習字を学んでいるのでなんとか書いた。
 2年生の孫は、兄に負けたくない。でも、できない。遊びたい。
 自分に腹を立ておお泣きして午前中はだめ。

 「泣いているなら書くことない」の言葉は、小生と男親。
 祖母はさすが、「昼食食べてきな」である。

 女親が昼食時にどう接したのかわからないが、泣いた孫がけろりとして
やって来た。祖母は何事もなかったように書き初めの手ほどきをしていた。
作品が出来上がって、孫の顔は晴れやかだった。

 息子夫婦だったら、作品ができあがっただろうか。

 祖母力を見せつけられた一日であった。