会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

団子さし

2007-01-14 17:03:48 | 地域情報
伝えたい行事 団子さし

1月14日(日) 晴れていても寒である。外は寒い。
 
 広場に午前10時に集まって昨夜の歳の神の後始末をした。
例年していることなので手際がよい。あっという間に片付いた。

大きなごみ袋に10個。ほとんどが藁の燃えカスなので畑に撒いてもいいかなと思った。
少し研究して来年の歳の神の後始末の時にでも・・・。


 作業を終えてから、団子さしをする。
ミズキの木と飾り物は数日前買って置いた。
市販の飾り物だけでは少し物足りないので白玉粉で、十二支の動物や団子を作った。

これらの物が準備できたので孫と一緒に飾ろうとしたが、用事があって居なかった。
妻が一人で飾った。用事を終えて来た孫は下の枝の団子を「おいしそう」と言って食べてしまった。
 その後、兄弟二人で白玉粉で動物作りをした。粘土遊びみたいに喜んで・・・。
自分も小さい時、祖母や母、兄弟とわいわい言いながらいろいろな物を作って飾ったことがあった。懐かしい思い出である。

 孫達も、こんな行事を祖父母と一緒にしたなあぁと思い出してくれればよい。
これからも、季節の行事などはできるだけ伝えていこうと思う。


=団子さし 一口メモ=

『団子さしは十四日のところと十五日のところがある。同じ地区でも家によって異なる。飾る物は小さい団子のほか、特に大きなものを十六個作ってさすところもある。このほか、繭玉や縁起物の千両箱、小判型の菓子など吊るす。木がしなるほどつけて方がよいとされ、できるだけ多くさした。
昔は、商売繁盛、五穀豊穣、無病息災などもろもろの願いをこめていた。
実のならないミズキの木を用いるのは、このような木にさえ実が成るようにという、豊作予祝の意味をもっていた。』