会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

国会第1日目

2007-01-29 17:06:32 | 時事
166回通常国会始まる
1月29日(月) 日中は暖かったが夕方は寒く冷えてきた

写真は 時事通信より

いよいよ安部内閣が示した施政方針に対する質疑応答の国会が始まった。
民主党小沢代表の鋭い質問を期待したが、抑揚がなく、内容も概括的である。
答弁する首相も論戦を受けて立つと言うが、甲高い声で、答弁書の棒読みである。

冒頭から興味が失せてしまた。話し方としては、次の質問者の中川氏の方が論旨(前段に何を、後段に何を)がはっきりして歯切れもよかった。

国民としては(個人的な見解)興味が無いでは済まされないので、しばらく国会中継をみた。政治、経済、社会全般にわたって問題が山積。

小沢党首の憲法改正か生活維新かとの問いから、格差是正、政治とカネへとの論調。これに対して、教育再生、労働法制、年金・・・・・政治資金と答弁。
あまりかみ合わない。これを援護するかのような中川氏の質問は教育再生が一番目である。

安部内閣の今国会での最重要課題は「教育再生」という。そのために教育基本法を改正し、地方教育行政法(教育委員会)、学校教育法(体罰、ゆとり)などの諸法律を改正するという。
法的な改正で、学力向上、いじめ、自殺などが解決するだろうか。
もっと根本的なものが欠けているような気がする。

私見:第一は日本の国をどのような国にするのか「美しい日本」ではわからない。
   会津藩に例をとれば
     ・藩政の改革の一つに人材育成⇒ 「日新館」
     ・斗南藩でも人材育成 ⇒ 窮乏の中でも子弟教育
   長岡藩の「米百俵」⇒ 救援米を人材育成に
   明治政府でも留学生派遣、学校制度確立

全て国づくりは人材育成。そなための財政支出は最重点にする。
わが国の教育への財政比率は?先進国10ヶ国で10番目(小沢氏の発言)
これで教育再生といえるのだろうか。

昨日のNHKスペシャル「インドの衝撃」
インド初代首相ネールが掲げた国づくり「頭脳立家」=明確な目標
施設や設備が無くても国づくりが出来る。

算数と化学、物理などの学問を重視。国家プロジェクト。
ITT大学に30万人の受験生。5千人合格。競争率60倍。
全寮制。毎日16時間勉強。
現在ではIT関係だけでなく世界のあらゆる分野で頭脳パワーが大活躍。

まだ、書き足りないがこの辺で今日は終わる。
今後の国会論戦や予算審議を国民としてしっかり視聴していかなければならない。
これからも次のようなキーワードについて書いてみたい。
 ○ 格差社会  ○ ワーキングプア  ○ 給食費未納 等