会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

国会第2日目

2007-01-30 17:46:41 | 時事
柳沢大臣の「産む機械」発言

1月30日(火) 今日もぽかぽか陽気 さすがに夜は冷える

国会第2日目。中継は午後2時から午後4時まで。
太田公明党議員、志位共産党議員、辻元社民党議員が安部首相や関係大臣に質問した。
この3氏の質問で小生が特に注目したのは
柳沢厚生労働大臣の「女性を産む機械」と発言したことに関する質問であった。

太田氏は:特に追及することなく今後の人口推移などである
志位氏は:「女性は子どもを産む機械装置・・。」の発言に厳重注意では済まされない。
辻元氏は:語気鋭く「女性は子どもを産む装置。装置は20~50歳くらいまで。
     装置は決まっているのだから、一人頭がんばってもらいたい・・。」
     などの発言は女性蔑視も甚だしい。辞任を要求すると迫った。

首相は:「この発言は不適切であり、厳重に注意した。
     今後は職務に専念し責任を果たして欲しい」

柳沢氏は:「・・女性の方々を傷つける不適切な表現を用いた。
     国民、特に女性に申し訳けないと存じ、改めて深くお詫び申し上げる」
     さらに「安部内閣の元で少子化対策のために全力を挙げて取り組んでいく」と述べて辞任する考えはない。

これらの議論を視聴していると、この問題がこれで終わっていいものかと思ってしまう。
特に、辻元議員が辞任要求する場面などは、与党議員(女性議員も)「そんなこと出来るはずが無い・・・。」というふに嘲るような笑い。

その他、貧困と格差社会、社会保障、憲法改正、政治とカネ、イラク派遣の検証等・・・。
重要なことが論議されていた。
そんな重要なことを論議しているのに議場には空席があり、またあくびをしたり居眠りをしている議員がちらりとテレビに映る。とんでもないことである。

このような議員はテレビで大写してほしい。次回選挙では投票しない。
我々国民はもっと政治に関心を持ち、発言内容や行動を厳しく
見つめていかなければならないと思う。
有権者としての責務でもある。