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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

記憶の消え方

2012-01-04 17:33:58 | Weblog
2012年1月4日(水) 曇り・雪 
 例年玄関の正月飾りは盆栽の松竹梅だった。12月になるとポンプ小屋に入れヒーターで温度調節と霧をふきかけ湿度管理。お天気のよい時は外に出して陽光をあてる。
 そして元日に梅一輪、二輪を咲かせる。
 今年はどうも上手く行かなかった。明後日あたりに白梅が一輪ほころびてくれそうである。玄関飾りは頂いた干支の紅白の辰。シンプルでよい。


 <個人は三日で飽き、三ヶ月で冷め、
   三年で忘れるーーーーーーー。>

『 1月4日福島民報(あぶくま称)より
 原発事故の政府調査・検証委員長を務める畠村洋太郎東大名誉教授は「人間は非常に忘れっぽい生き物」とし、記憶の消え方に「三」の法則性があると説いている。(略)
<組織は30年で記憶が途絶え、地域は60年で忘れる。300年すると社会で「なっかったこととして扱われ、1200年たつと起こったことを知らなくなる」ともいわれる。
(略)
 今回の大震災でも、関心や支援の「風化」が始っている。節目、節目に語り継ぎ、書き留めていきたい。』
 広島や長崎の原爆の語り部が年老いて忘れ去られようとしている。
 原爆の悲惨さを知らない世代も多い。
 今回の大震災、特に福島の原発事故はしっかろと語り継ぎ、記録を残していかなければならない。
 京都に何度か訪れると戦乱や災害などがあっても、奈良時代、平安時代から江戸時代・明治時代まで色々な史実が語り継がれ、資料が残されている。
 神社・仏閣の宝物、過去帖、公家達の伝承が諸行事を通して引き継がれたからだと思う。