会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

2012-01-30 21:09:16 | 地域情報
2012年1月30日(月)晴れ 
 昨日は午後から天候が悪くなり冷たい風が吹き荒れた。今日は穏やかな暖かい日であった。日替わりのお天気だが、陽光を浴びると生気が漲ぎり体の動きもよい。気分も爽快である。プールに行きストレッチと水中運動を軽やかにやって来た。

 私たちの町内ではまだ「古峰ヶ原講・成田山講」を続けている。昨日午前中にこの講仲間が集まって旅行の相談と総会の話し合いをした。
 私も十数年前長兄が講元をしていた時誘われてこの講に交ぜてもらった。加入当時は30数名講仲間がいて1年目1班、2年目2班、3年目全員でということで実施してきた。その後新加入者が無く、死亡や身体不自由になり退会される人が出てきた。
 そこで1年目代参、2年目全員でお参りすることにした。
 昨年全員で行く年であったが東日本大震災などがあり今年実施することになった。

 古峰ヶ原講は火難除けの信仰に、栃木県鹿沼市草久原古峰原に鎮座する古峰神社に参拝する習俗が、福島県内広くみられる。会津若松市でも、コブガハラ様とかコブガハラ神社などと呼び、正月あけに村で代表を選んで村中の火災除けを祈願する。この代参の組織を「古峰ヶ原講」と呼んでいる。農村ばかりでなくこの講は古い町でも続けられている。
昔は農閑期の1月に実施していた。私の町内でも1月だったのだが、高齢者が多くなり暖かい4月にお参りすることになった。

 「講」は、信仰を中心としながらも、講中(成員)相互の親睦や娯楽をもはかるものとして、いろいろな形態をあみだし今日まで継承されてきた。講は地域社会の豊かな信仰生活を育んできたといえる。
 私の町内では古峰ヶ原講と成田山講を一緒にしている。神社への参拝とお札受けも大事なことではあるが、同時にあちこち観光するのも大きな楽しみである。