「朝日新聞」の記事にはときどき無責任な、わが国にとって有害な
記事がある、と僕は思う。4月15日の”慰安婦、強制を示す調書、
東京裁判に各国検察提出、研究者確認”(東京版)もその一つだ。
首都圏の私大の教授が東京大学社研図書館で東京極東裁判で証
拠として採用された資料を発見、これを昨日、東京の日本特派員協
会で公表するという記事だ。
19年前、僕はこの教授の同じようなおかしな記事が「朝日新聞」に
載っていたのを想いだした。1988年2月27日の同紙の紙面に”日本
軍マレー華人虐殺ー生存者が証言 資料集”という記事があった。
記事には”歴史教科書に”侵略”ではなく”進出”に書き換えた教科
書問題をきっかけにマレーシアの華人が・・・”と書いてある。
”侵略”ではなく”進出”と「朝日」が誤報したのは1982年6月26日で
同年8月19日には当時の社会部長が”誤報だった意味の謝罪をして
いる。にもかかわらず当時でも記者の中には”誤報”の認識がなかった
みたいだ。
今回の東大図書館の資料が”新発見”であるかどうかは知らないが、19
年前のときは防衛庁(当時)図書館の一般公開資料を自分で勝手に自分
のよいように解釈して「朝日」に持ち込んでいる。資料は第五師団の”共産
匪賊掃滅”の陣中日記に過ぎなかった。つまり戦闘行為なのである。
東京極東裁判は戦争指導者の”平和に対する罪”を裁き”殺人と通例の
戦争行為”は各連合国ごとに、いわゆるBC級裁判を行い、すでに数十年
前に結審している。いまさら新資料が出ても意味がない。米国下院の慰安
婦審議に役だつかもしれないが。教授はそれを狙ったものと思うが、「朝日」
がなぜその尻馬にのるのか。自分の国を害するだけだ。ちなみに、この教授
は”天皇有罪”判決を出した例の「国際女性戦犯法廷」の支持者で、マレー
で日本兵が赤ん坊を空に投げ上げ、刀で切ったという架空の話を英語の教科
書に載せようとしたグループの一人である。
記事がある、と僕は思う。4月15日の”慰安婦、強制を示す調書、
東京裁判に各国検察提出、研究者確認”(東京版)もその一つだ。
首都圏の私大の教授が東京大学社研図書館で東京極東裁判で証
拠として採用された資料を発見、これを昨日、東京の日本特派員協
会で公表するという記事だ。
19年前、僕はこの教授の同じようなおかしな記事が「朝日新聞」に
載っていたのを想いだした。1988年2月27日の同紙の紙面に”日本
軍マレー華人虐殺ー生存者が証言 資料集”という記事があった。
記事には”歴史教科書に”侵略”ではなく”進出”に書き換えた教科
書問題をきっかけにマレーシアの華人が・・・”と書いてある。
”侵略”ではなく”進出”と「朝日」が誤報したのは1982年6月26日で
同年8月19日には当時の社会部長が”誤報だった意味の謝罪をして
いる。にもかかわらず当時でも記者の中には”誤報”の認識がなかった
みたいだ。
今回の東大図書館の資料が”新発見”であるかどうかは知らないが、19
年前のときは防衛庁(当時)図書館の一般公開資料を自分で勝手に自分
のよいように解釈して「朝日」に持ち込んでいる。資料は第五師団の”共産
匪賊掃滅”の陣中日記に過ぎなかった。つまり戦闘行為なのである。
東京極東裁判は戦争指導者の”平和に対する罪”を裁き”殺人と通例の
戦争行為”は各連合国ごとに、いわゆるBC級裁判を行い、すでに数十年
前に結審している。いまさら新資料が出ても意味がない。米国下院の慰安
婦審議に役だつかもしれないが。教授はそれを狙ったものと思うが、「朝日」
がなぜその尻馬にのるのか。自分の国を害するだけだ。ちなみに、この教授
は”天皇有罪”判決を出した例の「国際女性戦犯法廷」の支持者で、マレー
で日本兵が赤ん坊を空に投げ上げ、刀で切ったという架空の話を英語の教科
書に載せようとしたグループの一人である。