「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

政務調査費不正の選挙結果は

2007-04-23 07:22:58 | Weblog
政務調査費でカーナビやボディ・ピロー(車用の枕)を買っていたのが発覚、
区議会議長(自民党出身)が辞めたり、同じような流用疑惑で6人全員が辞
任した公明党が、今回の選挙でどんな結果を招くか注目していたが”カアナ
ビ”前議長は下位ながら当選、公明党は候補を半数に絞ったためか全員当
選した。

選挙前老妻の許へは”娘一人に婿七人”、7人の候補から自薦他薦の選挙葉書
が届いたが、僕へは僅かに2通だけ。老妻は老人クラブなどの習い事に積極的
に参加、町会の仕事にも熱心だ。一方、僕は家に引きこもり、地元社会との接点
はない。老妻のほうが地元では有名人なのだ。

わが選挙区は、前回、前々回とも投票率は東京の平均よりも低い。昨日の選挙
も多分”政務調査費不正”で区民の選挙への関心が高まったとは思えない。公
明党は”政務調査費不正”のあと6議員全員が辞任した。うち2人は高齢による
引退、残る4人も今回は立候補せず、新人3人だけに絞った。この作戦が当た
っが、議員数は2名減となった。

トップ当選はテレビのリポーターだったS氏。前回もトップ当選、名前と顔の強
さもあるが、今回は”政務調査費不正”をオンブズマンと組んで徹底的に追及し
てきた。区民の大半は外部からの流入だが、地元の昔ながらの古いしがらみも
まだ強い。”カアナビ”議長が当選する土壌も残っている。

老妻の方が地元の選挙については詳しいが、結婚52年になる夫婦だがお互い
にだれに投票したかは知らない。