「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

      生活習慣病克服へ再トライ

2007-06-16 04:55:00 | Weblog
東京の区主催の「40歳以上健康診査」を先日、老夫婦仲よく受けに
行った。”似た者夫婦”というが、幸か不幸か診査結果は違った。毎
日、同じ食事をしているが、僕と老妻とは生活習慣が異なる。僕は家
でゴロゴロしている日が多く、晩酌しているが、彼女は連日のように
習い事や老人会の仕事で出歩いている。

解かっていても実行できないのが、生活習慣病の予防だ。5年前、僕
はこの診査で糖尿病が発見された。当時の記録によると、僕の体重は
84㌔、空腹時糖尿値473、グルコース10・4.医師の勧告で早速、食品交
換表を買い、食事制限に入った。3か月あと体重は10㌔減、糖尿値、グ
ルコース値も正常に戻った。この間、毎日の食材をノートに書いた。

ところがである。体調が元に戻ったとたん止めていた晩酌を始めた。あっ
という間に体重は増えリバウンドしてしまった。しかし、なぜか糖尿値は
正常、それをいいことに”不節制”の生活を続けていた。そのバツの結果
だが、考えると今回は足の半月盤の痛みで散歩量が減ったのも原因して
いるようでもある。

来週、診査の最終結果がでるが、それを待たず昨日から5年前と同じ食事
制限に入った。晩酌なしの夕食のなんと味気のないこと。また、一日1,200㌍
を目標に禅僧のような生活に入った。誘惑に負けず、出来るだけ"悪魔”の
潜むデパ地下には立ちよらぬことだ。人間長く生きるにはいろいろ大変なこ
とである。