「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

            月月火水木金金

2008-04-29 05:43:33 | Weblog
昨日、長い"冬眠”から覚めて四か月ぶりに朝のラジオ体操に参加した。会場の大
學キャンパス跡地の木々はいつのまにか見事な新緑に変っていた。"冬眠”前と同
じように、会場には元気なお年寄りを中心に30人ほどの人が集まっていた。最高齢
の90歳を越えた元海軍軍医で大學の先生だったS氏の姿もあった。S先生は冬場も
毎日参加していたそうだ。
         ▽月月火水木金金(作詞 高橋俊作 作曲 江口源吾)
           朝だ夜明けだ 汐(うしお)の息吹(いぶき)
           うんと吸い込め 銅色(はがねいろ)の
           胸に若さの 漲る(みなぎる)誇り
           海の男の艦隊勤務 月月火水木金金

S先生は戦争中、志願の海軍大尉で太平洋の島々で艦隊勤務をされていた。歌のよ
うに土曜も日曜もなく激務につかれていた。この世代は僕ら昭和一桁世代に比べて元
気で若い。身体の鍛えられ方が違う。

S先生だけではない。ラジオ体操参加者には後期高齢者医療や介護保険のお世話に
なっている人はいない。僕もこれを機に整形病院での膝のリハビリ治療をやめることに
した。3割は自己負担といっても残りの7割は現役世代と国の負担である。厚労省は
老人の"薬づけ”医療から脱して"予防”医療にもっと力を入れるべきだ。ラジオ体操の
参加費は年間1000円にすぎない。どうだろうかー。ラジオ体操参加の後期高齢者には
逆に1000円国からご褒美をくれたら!安いものだ。