「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

共産党と立憲民主党との共同歩調

2017-10-13 05:59:53 | 2012・1・1

昨日、散歩の途中、駅前の目黒通りの交差点を渡ろうとしたら、共産党の選挙カーが停まっていた。わが選挙区からは、たしか共産党からの立候補者はないと思っていたのだが、マイクからは立憲民主党候補者の名前が連呼され、最後に比例代表制は”共産党に”で結んでいた。よく見れば幟には”比例代表は共産党”と書いてあった(写真)

わが小選挙区は東京の目黒区主体の東京7区で、自民党からは元防衛副大臣氏、希望の党からは、結党直前に自民党を飛び出してマスコミの話題になった元内閣副大臣氏、それに立憲民主党からは、野田総理の首相補佐官だった元職氏、三人が立候補、三つ巴戦を展開している。

選挙戦はまだ序盤だが、早くもマスコミ予想を活字にし始めた。”自公300議席うかがう”(産経新聞)”与党300議席超うかがう情勢2(読売新聞)と自公与党優勢を伝え、逆に希望の党は、民進党前職を多く擁立したのが裏目に出たのか伸び悩んでいるようだ。そして、小池代表から排除された立憲民主党諸氏が”判官びいき”もあって勢いがあるみたいだ。

わが選挙区をマスコミなみに予測させて貰えば自民党と改憲民主党の一騎打ちの様相だ。希望の党は他地区からの落下傘候補で、まったく無名で組織もない。自民党からの脱党者という話題ぐらいである。これに対して、立憲民主党は、共産党からの全面支援がある。

選挙まであと10日余、閉じ籠り老人だが」”もりかけ”騒動があっても、やはり政治の安定が第一である。多分、大方の有権者も同じ気持ちではないだろうか。火炎ビンを知る古い共産党嫌い世代は、共産党が後押ししているだけで、その党には一票投じたくない。