「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

台風10号「特別警報」気象庁の用語

2020-09-05 06:56:10 | 2012・1・1

台風10号は4日朝の段階では沖縄.南大東島に接近、勢力をましがなら来週には本土へ上陸する構えをみせている。気象庁では早くも昨日、国土交通省と共同会見し、記録的な台風の規模からみて「特別警報」を出す可能性を示唆した。国土交通省では豪雨に備えて九州、近畿、四国のダムの放流を決定した。九州の離れ島からは高齢者を避難させた。

「特別警報」の詳細は寡聞にして知らいが”菅官房長 官は”命を守るための方策だといっていた。備えあれば憂いなしである。しかし、最近、政府のいう言葉は厳しく最大級がおおすぎる。  戦前習った修身の教科書に”オオカミ少年”とうのがあった。”オオカミが出たぞ”と叫び、村人が集まるのを喜んでいたが、あまりのことで、村人集まらなかったら、オオカミが本当に出てきて殺されたという話である。

その日の最高気温予想を暑さ指数と気象庁が変更したそうだ。理由が素人にはわからない。それより。もっとわからないのは、どこへ上陸するのか不明なのに遠く離れた地域に対しても”命に係わる”と数日前から大騒ぎするとだ。精神衛生にあまりよくない。