4連休の中日の「敬老の日」、わが家で講読している新聞の折り込み広告が1枚もなかった。毎日、スーパーの値段を見比べては楽しんでいる老妻をがっかりさせたが、「敬老の日」に折り込み広告をいれても購買力がない老人には効果がないのだろうか。
これに対して新聞本紙をみたら”スマホをはじめよう"というdocomoの全面広告が4ページにわたって掲載されている。72歳、84歳、89歳のシルバーの代表みたいな方をアップにしてスマホで自撮りした笑顔の写真を載せている。4ページにわたるこんな大型広告はあまり見たことはない.。
僕自身はこうして10数年PCとお付き合いしているがスマホは使っていない。スマホが「ケータイ」と呼ばれていた頃、大型の老人用を購入したが、電話機能以外利用しないし、年金生活者にとっては利用費が高すぎるのでやめてしまった。
今年になってからのコロナ禍もあって、介護老人はますます外との接触が減ってきた。広告文を引用させてもらい”古い友人たちとチャット”したいが、残念ながら90歳代の仲間ではスマホを持っていてもお互いにチャット出来ない。敬老の日のお祝にデジタル庁でスマホでも使えるアプリを考えてもらいたい。