「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

年はとっても”今年90の「ブローガー」”

2020-09-13 06:39:11 | 2012・1・1

「敬老の日」を前に目黒区長から早々と90歳「卆寿」のお 祝い、金一封5000円を頂戴した。「卒寿」とは「卒」の略字「卆」から来たもので還暦(60歳)古稀(70歳)喜寿(77歳)傘寿(80歳)米寿(88歳)につぐお祝い。百歳社会では残るは白寿(99歳)だけ、思えば思齢をかさねてきたものだ。

戦前は人生50歳と言われた。その時代の老人の表現としてよく引き合い出されるのが童謡「村の船頭さん」(武内俊子作詞 河村光陽作曲)だ。”村の渡しの船頭さんは今年60のお爺さん”で始まるが、当時(昭和16年)としては60歳でも”お爺さん”であったのだ。今はどうだろうか。現役閣僚の年齢だ。

2006年、75歳の誕生日を期しボケ防止のため、娘の勧めで始めた小ブログも回を重ねて5000回を超えた。しかし馬齢と共に仕方がないのだろう。最近とみに心身のフレイルの度合いが深まってきた。指先の力が弱まり、PCのキーの変換にまで影響がでてきた。記憶力も衰えてきた。90歳ブロガー、いつまで”ギッチラ、ギッチラ”漕いでいられるか。