スターンの弾くブラームスヴァイオリン協奏曲より～強き美の極致

Brahms Violin Concerto - Isaac Stern (Part 3)


２分ちょっとですが、アイザック・スターンのブラームスをお聴き下さい。
彼の弾くヴァイオリンは単なる美しさではなく、ひとつひとつに魂がこもっています。
彼が言うには、どのフレーズも全部こうなる必然性を言葉で言うことができると説明「頭で考えていることを実行するだけ」ということですが、彼のヴァイオリンは声楽のブレスや声の道、そのものでした。
聴くと幸せな気分と勇気を得た気分になり、演奏会は必ず聴きに行ったものです。もう、スターンのような巨匠はいないのでしょうね。
ヴァイオリンというと憂愁を感じさせることが多いのに、スターンのヴァイオリンは健康的で楽しく、勇気を与えられるものでした。

美しさと強さ、宮城県のさらりんさまに「ほんの少し」ですが、巨匠スターンの星をちりばめたようなカデンツアをお贈りします。「天を恨まず～」というけなげな少年の動画をありがとうございました。



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