ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ドニゼッティ『ルチア』(1900年録音)・ ビゼー『真珠とり』(1960年)

2013年12月23日 | オペラ
Caruso, Luisa Tetrazzini, etc.: Chi mi frena in tal momento (Lucia Sextet)


☆ テトラッツィーニ、カルーソ、アマート、ジュルネといった黄金時代の名歌手たち
1900年録音 ベルカントの真髄、ここにあり!!

Alfredo Kraus & Giuseppe Taddei - "Dal tempio al limitar"

☆ ベルカントの抒情に酔う、クラウスとタッデイが歌うビゼー『真珠とり』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奉祝 天長節の歌 12月23日  天皇陛下の80歳をお祝いして。

2013年12月23日 | 歌曲
天長節の歌 12月23日 (東京音楽学校生徒の演奏~現東京芸術大学)




歌ってみましょう、楽譜もあります。

19930609皇太子明仁親王殿下の御成婚
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コレッリの最後の『ボエーム』を聴いたころ・・・

2013年12月23日 | オペラ
Franco Corelli - Che gelida manina (Live)


 あれはコレッリが全盛期に引退してしまった最後のオペラ公演と思う。
ステージでのコレッリはまるで青年だった。
3000人のホールに響き渡り、その偉大な声はヴェルディのオペラとはまた違った叙情性を聴かせた。
 しばらくしてコレッリが突如引退してしまったことを知ってショックを受けた。
完全主義者のコレッリはステージをキャンセルすることが多くなったのも、ノイローゼのせいという噂で、代役はドミンゴが引き受けた。

 デル・モナコの葬儀でコレッリが参列、N女史はその様子から「やはりコレッリはおかしい」と言い切った。

引退してから後輩にアドヴァイスしたり、だんだんそんな噂は消えて行ったが・・・。

はじめてコレッリを聴いたのは、小さなトランジスタラジオだった。
「うるさい!」と家族に言われて廊下でラジオをを聴き、オペラに浸った。
コレッリ・・・とその名前が焼き付いた。

コレッリは大きなマジックをポケットに入れていてサインをお願いすると、大きな字で
サインをして下さった。
今でもそれを見て、思い出し笑いをしてしまう。

ぐらっぱ亭さまはステッラやシミオナートの通訳をなさって懇意にされていたが、デル・モナコやコレッリと知り合っていらっしゃったら、きっとそのステージの裏話をお伺いできたのにと思う。

デル・モナコやコレッリというと舞台裏では出演間際まで「病人」のように神経質だったというが、それだけ歌に全人生をかけていたのだろう。 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西部邁先生の本を買った・・・

2013年12月23日 | 政治
【西部ゼミナール】 「若き日本人が語る古き良き日本論」part3


tokyo mxtv 西部邁ゼミナール
③メディアの腐敗と知識人の退廃

ゲスト
中野剛志(元京都大学大学院准教授・評論家)※ホサ官
柴山桂太(滋賀大学経済学部准教授・雑誌「表現者」編集委員)
施光恒(九州大学大学院比較社会文化研究院 准教授)
内容
▽日本史上初の民主革命的政権交代と言った言葉の虚しさ
▽知識人の洞察力、認識力、予言力
▽リーマンショックについて専門家は予測、警告せず、反省もしない
▽過去や歴史の重要性を言った保守思想家による未来の予見力
▽グローバル人材とは何か、
▽ビジネスも直観力や度胸が必要
▽学問を超えた思想、哲学、歴史、人生観の必要性
▽人間との関わりの中でみえてくる物事の焦点
▽若き知識人が語る古き良き日本論


ビジネスマンの国家論【1】西部邁ゼミナール 2013年11月2日放送


今回の企画は、西田先生と元谷さんが偶然、隣り合わせになった
新幹線の車内での会話が切っ掛けになったものです。

日本の独立、歴史観、国家観、世界観まで話しが及んだとか、
当ゼミナール主宰の西部先生を交えてどんな話しになるのか?


□ 政治家とビジネスマンが語る国家観、歴史観、世界観

□ 天下国家を論じていた古き良き財界人、中国進出で公を忘れた現代の経営者
 
□ 世界78カ国を歩き、要人との会話を通じて知った日本の素晴らしさ

□ 日本で教えられず、報じられていない歴史

□ 戦後レジームからの脱却とは何か?あの大いなる戦いを顧みる

□ 日米中の関係、自主独立・自主防衛なくして積極的平和主義なるか

□ 西洋国たらんとすることを憂いていた福澤諭吉と中江兆民


☆ ティータイムにこの動画を楽しみました。
  西部邁先生は私が敬愛する佐伯啓思先生の恩師、また西田昌司議員が私淑する学者。
  私ももっと知りたい、素人ながら興味深々で聴きました。
  

  昨日、西部邁先生の本を買った。
  『もはやこれまで 経綸酔狂問答』PHP 1800円
  『中江兆民 百年の誤解』時事通信社 1800円
  
  他にも買った・・・
  『別冊 正論~NHKよ、そんなに日本が憎いのか』宮脇淳子、水島聡、渡辺哲也、他
  『表現者~国家を守る外交と内政』西部邁、佐伯啓思、藤井聡、他
  





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星放送でミラノスカラのヴェルディ『ラ・トラヴィアータ』放映、ベルカントはどうした???

2013年12月23日 | オペラ

ミラノ・スカラ 2013 開幕 ヴェルディ『ラ・トラヴィアータ』

≪キャスト≫
ヴィオレッタ・ヴァレリー: ディアナ・ダムラウ
フローラ・ベルヴォア: ジュゼッピーナ・ピウンティ
アンニーナ: マーラ・ザンピエーリ
アルフレード・ジェルモン: ピョートル・ベチャワ
ジョルジョ・ジェルモン: ジェリコ・ルチッチ

<指 揮>
ガッティ

<演出と美術>
ドミートリ・チェルニャコフ


☆ 夜中なので自動録画していたが、気になって視聴してしまった。ここはどこか? え?これが天下のスカラ?
御冗談を!! ヴェルディの堂々たるカンタービレはどうした? 長いブレスコントロールを通してクレッシェンドしていく歌の醍醐味は
どこへ行った?
ヒロインのヴィオレッタを歌うのがドイツのディアナ・ダムラウと知って「モーツアルトじゃないんだけど」って心配したけれどその通りになり、また彼女の一生懸命の工夫した演技力はヴェルディの音楽とは違うって思った。ミスキャストだ、彼女はヴェルディ声ではない。
それが天下のスカラで・・・かつてマリア・カラスの圧倒的なヴィオレッタに聴衆はあのスコットやフレーニでさえブーイングしたというのに。
ダムラウは以前、ドリーヴの「カディスの娘」を聴いた、これは歌曲だが、どれほど必死になって歌ったことか・・・作りすぎに疲れてきたほどだ。負けず嫌いのそしてカンの鋭い歌を歌うが、自然ではない。それゆえに今回は心配だった。

またアルフレードを歌うベチャワというテノーレも、スラヴ声というか・・・。ベルカントではない。
バリトンのルチッチが最も拍手が多かったが、ヴェルディバリトンとして全体を支える声ではない。輝けるバリトンではない。
さらに驚いたのは往年のドラマティコ・ダジリタであったマーラ・ザンピエーリ、昔のお客は良く知っていて彼女の名前をカーテンコールで
叫んでいたが、役は女中のアンニーナだった。
もうさすがに往年の声はないが、なんというもったいない・・・。自分を大事にしてもらいたい。

演出にもブーイングがとんだというが、歌を聴かせる演出ではない。
もう書きたくない。
伝統のベルカント唱法はどこに行った?

「ここはどこなの? え?スカラ?」って言ったかつてのN女史の言葉に、もはや「天下の」ではない、シミオナートに言わせれば
「スカラはかつては頂上でした。今は実験劇場に成り下がっています。歌っているんじゃなくて、叫び・がなりなのよ」ということ。
ヴェルディコンクールは歌よりも声の質が「ヴェルディ声」でないとだめという、スカラではそれが常識だったはず。
ヴェルディの音楽のスタイルではない、ヴェルディ声ではない、ベルカントではない・・・。
ダムラウはモーツアルトを歌うには適した声だが。

自動録画も消してしまおう。
今のスカラは伝統と音楽にうるさい一般聴衆のものでなく、観光客のものになり、こんな演奏を聴いてありがたがっているのか。
ムーティがスカラの音楽監督を辞めてからいっそうひどくなってきた。

ついでに「関口宏」というタレントがマリア・カラスとテノーレのディ・ステファノ来日の時のひどい司会の動画を付けておこう。関口の質問がひどいので、誰かがうまく誘導したようだ。まずいインタビューは気性の激しいマリア・カラスは席を蹴って退場すると思ったほど。(カラスが欧米で受けていたインタビューはよくオペラを知った司会者だったし内容もよかったことを確認)
Maria Callas and Giuseppe di Stefano: Interview (Tokyo, Oct. 27, 1974)


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする