五嶋みどりさんの、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を聴きに、ロンドン交響楽団のコンサートに行きました。ロンドンって、これまで、聴きに行きたくても行けなかった演奏家のコンサートにいとも簡単に行けるので、本当にすごいです。
すごい存在感ですね。非常に華奢なかたにお見受けしましたが、小さいときから国際的な舞台を踏んでいるせいか、威風堂々とした感じで、とっても大きく見えます。全体からMIDORIオーラが出ているのをひしひしと感じました。
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲は初めて生で聴きましたが、みどりさんの演奏は、教科書的な美しい演奏というよりも、むしろ強い情熱を込めた力強い個性的な演奏に聴こえました。特に、独奏が長く続く第3楽章はまさに、独壇場で、小柄な彼女がバービカンホールの観衆全員を飲み込んだかのごとく迫力あるものでした。本当に息を呑む感じで、圧倒されっぱなしの30分あまりでした。
1曲目はバーンスターンのキャンディード序曲とその組曲でしたが、これも大編成のロンドン交響楽団が、これでもかというがんがんの金管と切れで、楽しませてくれました。
最後はブラームス交響曲第4番でしたが、ちょっと別件があったため、聴けてません。この前の2曲がすばらしかったので、本当に残念でしたが、またの機会ということで。指揮のKristjan Järviも、子気味良い指揮で良かったです。
(★★★★★)
Bernstein Candide Suite for Orchestra
Shostakovich Violin Concerto No 1
Brahms Symphony No 4
Midori violin
Kristjan Järvi conductor
London Symphony Orchestra
Completed in 1948, Shostakovich’s First Violin Concerto had to wait until the death of Stalin, seven years later, before it was allowed public performance. Tightly structured and fearsomely challenging for the soloist, it is a deeply personal work. Brahms’s fourth and final symphony is highly concentrated – cerebral but also searching and dramatic. Beginning in a melancholy opening theme, it develops towards a searing finale, which has been described as ‘a veritable orgy of destruction.’
すごい存在感ですね。非常に華奢なかたにお見受けしましたが、小さいときから国際的な舞台を踏んでいるせいか、威風堂々とした感じで、とっても大きく見えます。全体からMIDORIオーラが出ているのをひしひしと感じました。
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲は初めて生で聴きましたが、みどりさんの演奏は、教科書的な美しい演奏というよりも、むしろ強い情熱を込めた力強い個性的な演奏に聴こえました。特に、独奏が長く続く第3楽章はまさに、独壇場で、小柄な彼女がバービカンホールの観衆全員を飲み込んだかのごとく迫力あるものでした。本当に息を呑む感じで、圧倒されっぱなしの30分あまりでした。
1曲目はバーンスターンのキャンディード序曲とその組曲でしたが、これも大編成のロンドン交響楽団が、これでもかというがんがんの金管と切れで、楽しませてくれました。
最後はブラームス交響曲第4番でしたが、ちょっと別件があったため、聴けてません。この前の2曲がすばらしかったので、本当に残念でしたが、またの機会ということで。指揮のKristjan Järviも、子気味良い指揮で良かったです。
(★★★★★)
Bernstein Candide Suite for Orchestra
Shostakovich Violin Concerto No 1
Brahms Symphony No 4
Midori violin
Kristjan Järvi conductor
London Symphony Orchestra
Completed in 1948, Shostakovich’s First Violin Concerto had to wait until the death of Stalin, seven years later, before it was allowed public performance. Tightly structured and fearsomely challenging for the soloist, it is a deeply personal work. Brahms’s fourth and final symphony is highly concentrated – cerebral but also searching and dramatic. Beginning in a melancholy opening theme, it develops towards a searing finale, which has been described as ‘a veritable orgy of destruction.’