その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

映画 「ビリー・エリオット」 (リトル・ダンサー)

2009-11-27 06:04:14 | 映画
 いや~、感動しました。涙が止まりません。

 ミュージカルがヒットしているのでもちろんタイトルは知っていましたが、内容は予備知識なし。職場の同僚と英語の訛りの話をしている中で、「イングランドの北部訛りを知りたかったら『ビリー・エリオット』を見ればいい」と薦められたので、週末にDVDを借りてみてみました、こんなにも感動作だったとは・・・

 炭鉱夫一家の次男で11歳のビリーがバレエに目覚め、親の反対に合いながらもバレエを練習し、ロイヤル・バレエ・スクールに入り、ダンサーとなる物語です。これだけだと、単なるサクセス・ストーリーなのですが、炭鉱夫のストライキや生活環境といった社会情勢(時代設定は1984年)、労働者階級と中産階級といった階級問題、そして父親と息子たち(長男は組合リーダー)の家族愛と様々な要素が織り込まれ、とっても内容の深い作品だと思いました。

 主役のビリーを演じるジェイミー・ベルをはじめとする各俳優たちの存在感ある演技も素晴らしいです。

 きっかけとなった北部訛りの英語は、確かに全然わかりませんでした。

 ミュージカルも是非、見てみたいと思います。 
コメント (2)
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