その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ミュンヘン 街並み

2010-04-02 09:38:27 | 旅行 海外
 ※いよいよ明日からイースター連休。今日はその前祝いということでパブで盛り上がってしまった。もっと早く帰るつもりだったのに・・・。それでは、先週末のミュンヘンのレポートということで。

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 バイエルン、ミュンヘン、何となく言葉の響きが好きである。ましてや名物がビールでオペラハウスも有名と来れば、行かないわけにはいかない。

 ドイツ第3の都市ということなので、ブランドショップやお店がたくさん並んではいるが、街の雰囲気は比較的ゆっくりした、地方都市の空気が流れている。

 街並みは古い建物と新しい建物が同居しており、プラハのような美しさはない。第2次大戦時に相当、空襲でやられたようだ。下の写真はカールス門。


 欧州の街の多くがそうであるように、ここにも路面電車が走ってる。路面電車というのは、何故、それだけでレトロな雰囲気が出るのだろうか?


 市庁舎。11時と12時に仕掛け時計が動くらしいが、13時を廻っていたので間に合わなかった。32体の等身大の人形が踊りを舞うらしい。




 やはりまずはビールと思い、有名なビアホール、ホーフブロイハウス(「宮廷ビール醸造所」の意味らしいです)へ。すごい人だった。体育館のようなホールに長いすとテーブルが無造作に並べられており、殆ど満席。こりゃあ、仲間と来れば面白いし、さぞかしビールも旨いに違いない。あいている椅子を見つけて、ご相席で座らせてもらう。ザーッと見て、数百人はいると思われるが、ウエイターウエイトレスは数えるほどしかない。いったい、一人で何人相手にしているのだろう。




 向かいに座っていたご夫婦も、「我々も、注文はしたんだけど、ずいぶん待っているんだよね~」と半ば諦めムード。せっかく、来たのだから、ビールの一杯は飲みたいと思ったのだが、手を上げても、声をかけても「後でね」(きっとそう言っている)と言うだけで、一向に注文すら取ってくれない。注文にこれだけ時間がかかるということは、頼んだものが出てくるのに更に時間がかかることは間違いない。ということで、泣く泣く諦め、写真だけとって、雰囲気だけを味わって、退館。オアズケを喰らった犬のような情けない気分だった。

 ミュンヘン中心部の中でも一番目立つバイエルン国立歌劇場。第2次大戦で戦災を被ったものの1963年に再建したとのこと。


 つづく・・・
コメント
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