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週末にロイヤルオペラハウスに行った際にShopに立ち寄ったら、何とあの公演のDVDが発売されているのを発見。あの公演とは、昨年のロイヤルオペラの「セビリアの理髪師」である。公演の初日(?)かなんかにロジーナ役のジョイス・ディナート嬢が足を捻挫し、途中から車椅子で出演し続けたというものだ。私もその公演に出かけ、車椅子で歌うディナート嬢のプロ根性にいたく感動した(その時の感想はこちらから→ )。何と、そのDVDが発売されていたのだ。
迷うことなく衝動買い。値段も19ポンドいくつかで新作にしてはお買い得。
本当に車椅子で歌った公演かどうかを確認すべく、日曜日に視聴。そしたら、本当に車椅子で歌っていた。何日の公演かまでは明記していないので、正確なところはわからないが、たぶん自分が見たときよりも前の公演のようだ。なぜなら、私が見たときは、車椅子の運転が更に上手くなっていて、縦横無尽に動き、歌っていたからだ。
まあ、いずれにせよ、私のまだ1年とちょっとのROH通いではあるものの、その中でトップクラスの印象度を残した公演がDVD化されていたとは、何たる幸運。一生モンのお宝にしたい。