★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

19(ジューク)ボックスの想い出

2017年10月19日 07時29分31秒 | 徒然(つれづれ)
 初めてジュークボックスに出会ったのは、小学6年の修学旅行で泊まった長崎のホテルだった。

 私はその頃、若大将加山雄三のファンで、「君といつまでも」の4曲入りシングル盤を小遣いで買って、自宅の電蓄で擦り切れるほど聴いていた。
 当然ジュークボックスでも「君といつまでも」と「夜空の星」を選曲した。
 デカいスピーカーから流れる曲は大迫力で、それまでショボい電蓄で聴いていたものとは雲泥の差があった。

 時は流れて、ジュークボックスが私の身近に再登場したのは、京都での大学生活を始めた頃だった。
 行きつけとなった昼間は喫茶店、夜はスナックになる店にそれはあった。 
 週に2、3回は立ち寄り、ジュークボックスで流行りのヒットポップスを聴いていた。

 当時は私が通う喫茶店、スナック、パブには、ほとんどジュークボックスがあった。
 まだステレオを持っていなかった私は、当時のヒットポップスはラジオでチェックして、ジュークボックスで聴くというパターンだった。

 時代の徒花的なジュークボックスは、私の音楽史において、電蓄からステレオに移行する期間の、欠かせないアイテムだった。
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