★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

スタンド・バイ・ミー

2017年10月11日 17時43分47秒 | 徒然(つれづれ)
 出社前に寄る喫茶店で、ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」が流れていた。
 懐かしい曲だ。

 私より10歳若いマスターは、ジョン・レノン盤がしっくりくるらしい。
 ジョンが「そばにいて、ヨーコ、お願いだからそばにいて」と懇願しているみたいだと言う。
 なるほど、言われてみれば、そんな感じもする。

 ポールだったらどうだろうと考えてみる。
 たぶん、お堅いポールだから、そばにいるべきだ、という感じかな。
 思索タイプのジョージだったら、そばにいるかもしれない、だろう。
 能天気なリンゴは、そばにいてもいいよ、に違いない。

 洋楽の歌詞も、誰が歌うかによって、言い回しや意味合いが変わってくる。

 ちなみに、九州男児の私だったら、そばにおれ、だ。
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11PMの青春

2017年10月11日 07時05分02秒 | 徒然(つれづれ)
 11PMを初めて観たのは高校2年くらいだ。
 当時はお色気番組というイメージが強かったので、親が寝たあと、こっそりイヤホンで聴きながら観ていた。
 お色気番組という割には、裸のシーンは期待したほどではなかったように思う。

 大学に入りひとり住まいするようになってからは、堂々と観れたが、その頃にはお色気目当てではなく、一種の知的娯楽番組として観ていた。
 好奇心を刺激する内容も盛りだくさんで、特に麻雀実践教室は、麻雀を覚え始めということもあり、欠かさず観ていた。

 司会も大橋巨泉を筆頭に、藤本義一、愛川欽也など知的文化人で、当時の大学生は私と同じような感覚で観ていたと思う。
 アシスタントも司会者の好みの松岡きっこ、秋川リサ、かたせ梨乃など、白痴アイドルとは一線を画していた。
 要は遊び心のある知的大人の番組だった。

 今のお笑いタレントとジャニーズ・タレントによる、若者向けバラエティが中心の番組編成では、そんな番組は存在し得ない。
 知的若者や大人のテレビ離れは、パソコンやスマホの浸透の影響だけでなく、そんな番組編成によるところが大なのではないだろうか。
 テレビ文化の凋落は、インターネットにハマり切れない私たちテレビっ子世代には、なんともやり切れない思いだ。

 海援隊の「母に捧げるバラード」の節で皆さんご一緒に

♪ 今も~聴こえる~あの~シャバダバダバダ~僕に~人生を~教えてくれた~11~PM~
 
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