★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

史上最強の六つ子

2017年10月06日 19時13分35秒 | 徒然(つれづれ)
 六つ子といえば、昭和のギャグ漫画の最高峰、おそ松くんだ。
 私の世代だと、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松とソラで言えるはずだ。
 双子や三つ子でさえ珍しかったあの時代に、六つ子を登場させた赤塚不二夫のトンデモ発想は凄い。
 脇を固めるキャラクターも、イヤミ、チビ太、デカパン、ハタ坊、ダヨーンと、主役を張れそうな濃いキャラが勢揃いだ。イヤミの「シェ~」を筆頭に、それぞれのギャグは一世を風靡したものだ。
 
 小学生の頃は、毎週、少年サンデーの発売日が待ち遠しかった。
 買って最初に読むのがおそ松くんだった。
 笑いのツボは随所にあり、授業中に思い出し笑いするくらい面白かった。
 田舎の神童で絵心があった私は、夢中でキャラクターの似顔絵を描いたものだ。

 当時はおそ松くんの漫画自体が面白く、作者の赤塚不二夫の天才性には思いが至らなかった。
 天才バカボンの時代になると、私のギャグ漫画に対する興味は急速に薄れていった。
 どう見てもおそ松くんを越えているとは思えなかった。

 赤塚不二夫の名を私が再び意識したのは、山下洋輔グループとの交流、タモリの発掘あたりからだ。
 漫画にとどまらず、あらゆるジャンルでギャグやナンセンスの中心となり、赤塚ワールドを文化にまで昇華した時だ。
 
 今時のギャグやナンセンスは、ひねりや風刺などの要素が入り、カッコつけたものが主流だが、赤塚のダイレクトでシンプル、かつ強烈な印象を与えるギャグやナンセンスには到底敵わない。

 名作おそ松くんは、おそ松さんとしてリメイクされているが、読んだこともないし、読むこともないだろう。
 それは赤塚のおそ松くんとは、似て非なる別物だからね。

 
 
コメント
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