★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

出戻り転校生

2021年12月10日 21時18分26秒 | 徒然(つれづれ)
 小学4年になる前の春休みに、僕たち一家は引っ越した。
 元の家からバス停6個分の距離だ。

 小学校の校区が違ったので、僕は隣町の小学校に転校した。
 もちろん緊張や不安もあったが、それ以上に新しい環境に入ることは刺激的だった。

 転入の挨拶は、大人と違い、名前を言って、よろしくお願いします、だけだった。
 父親がその小学校の教師だったこともあり、クラスメイトに受け入れられるのに、大して時間はかからなかった。

 しかし、そのクラスというか、その小学校に在籍したのは、4年生の4月と5月の2ヵ月だけだった。
 なぜかというと、それまで借家住まいだった両親が、誰かの紹介で、格安の家を見つけ、即決したからだ。

 あとで、というのは高校生くらいの時だが、聞いたところによると、格安の理由は、その家がその昔、朝日の当たる家、つまり娼館だったからだ。
 今でいうところの事故物件の要素に近いかもしれない。

 しかし実際に住んでみて、娼婦の亡霊が出るとか、そんな名残りは全くなく、今までの狭い借家に比べると、二階建ての広々とした家だった。
 その家は元の家からバス停ひとつのところだったので、当然、僕はまた元の小学校に戻ることになった。

 隣町の小学校でのあの2ヵ月は、僕に十分に転校生の気分を味わわせてくれた。


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骨折、経過観察

2021年12月10日 11時41分04秒 | 徒然(つれづれ)
 骨折の経過観察に行ってきた。
 ひと月になるが、まだ亀裂は繋がっていない。年明けに再度経過観察。

 骨折の痛みより五十肩の痛みが身に染みる。
 右手をかばっていたため、左腕の五十肩が悪化したようだが、余分に金がかかりそうで言い出せなかった。
 自然治癒を待つしかないな。
 
 余談だが、9時開院の病院に9時5分に行ったが、治療やリハビリの年寄り多数につき、50分待ちで、診察は5分。
 医者が1人なので仕方がないが、なんとかならないものか。

 医者のデスクのパソコンに患者のカルテが表示されていて、そのおばあさんの歳が昭和5年生まれの91歳だった。
 今は亡き母親と同じ生年だ。
 おふくろも生きていれば91歳か、とふと思った。

 帰りにガストで和風モーニングのブランチ。
 年末まで、生ジョッキ179円(税込)、チューハイ、ハイボール、ワイン99円(税込)のキャンペーンをやっている。
 期間中3回くらいは利用しようと思う。
 

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