ゴルフって楽しいかい？

　中途採用で入社した会社は、ゴルフが盛んだった。
　越前に会社経営のゴルフ場があり、社長を筆頭に偉いさんもやっていたので、我も我もと社員も追従する。
　昼休みにはセミプロ級の先輩が、事務所の前でゴルフ教室を開いていた。

　私も入社早々、ゴルフは必須だと騙されて、ハーフセットを買い、社内コンペに参加させられた。
　超初心者の私は訳も分からぬまま、賭けゴルフで大枚を巻き上げられ、挙句、ブービーになって、優勝者と共に次回コンペの幹事までさせられた。

　そんなゴルフなど、楽しいはずもない。
　費用対効果を考えると、明らかに分が悪い。

　そんなわけで、3回ほどコンペに参加してみて、自由参加だということを知り、それ以降、キッパリとゴルフとは縁を切った次第。
　まわりの連中は、毎回のようにコンペに参加し、中には会員権まで買った者もいた。
　定年退職したあとも、ゴルフにうつつを抜かしている好き者もいるようだ。

　別にゴルフを否定するつもりはないが、得手不得手、好き嫌いや相性がある。
　私にはゴルフは向かないようだ。
　振り返れば、他の連中がゴルフに金をかけた分、私は節約ができたということだろう。
　
　最近の若い社員はゴルフコンペなど敬遠して、休日はプライベートを大切にしているようだ。
　サラリーマンとゴルフの蜜月は、すでに過去のものとなりつつある。
　

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　読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

朝のビールセット

　ウォーキング途中の松屋ブランチ。
　ビールセットがあるのを発見。

　その中から、缶ビールと牛皿のセット(500円)にサイドの冷奴(100円)を注文。
　缶ビールはテレビでCMをやっているアサヒの生ジョッキ缶だ。

　居酒屋の1杯目の旨さを謳っているが、なんのことはない、缶の上ブタ全体が開くだけで、泡立ちも味も普通のステイオンタブ缶と同じだ。
　CMの溢れる泡立ちにはほど遠い。

　明らかに誇大CMだ。
　生ジョッキの名が泣くぞ。

　まあ、そんなことはどうでもいいが、セットの量的にはちょうどいい塩梅だ。
　今後、猛暑に向けてクセになりそうだ。
　

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