★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ビートルズを聴く

2023年07月04日 14時14分15秒 | 音楽
 1970年代に青春を過ごした我々の世代にとって、ビートルズは切っても切れない存在だろう。
 音楽に興味がなくても、ビートルズの名前や、いくつかの楽曲は知っているはずだ。

 70年に解散したので、ライブで聴いた人間は稀で、ほとんどがレコードだろう。
 私のように『アビイ・ロード』や『レット・イット・ビー』のアルバムを聴いて、そこから過去へ遡っていったという者も少なくないだろう。

 インターネットが普及した現在、ビートルズのほとんどの楽曲はYouTubeで気軽に聴ける。
 日本武道館公演をはじめ、そのクオリティは別にして、まだステージに立っていた頃のライブ映像も観ることができる。 

 楽曲に限らず、いろんなサイトやブログで、ビートルズに関する情報やトリビアも溢れている。
 熱狂的なファンは、楽曲ひとつひとつを詳細に解説し、彼らがいかに偉大であったかを延々と述べている。
 ビートルズ愛ゆえのブログの長文には感心もするが、音楽は理屈抜きに聴いて楽しむものだ。

 楽曲の背景を知った上で聴くのもいいかもしれないが、楽曲は聴く時代、自身の環境、その時々の気分によって感じ方が変わるものだ。
 しかしビートルズの楽曲に限って言えば、70年代に聴いていた時と現在聴いている時でも、その味わいは変わらない。
 いつ聴いても気分はあの頃に戻ってしまうのだ。

 あの時代にこの曲を作った、ということだけでもスゴイことなのだ。
 それはビートルズの楽曲の永遠性と言えるのかもしれない。

 ビートルズにいろんな能書きは不要だ。
 この曲いいね、あの曲いいね、と言いながら自身の感性で聴けばいいのだ。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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