★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

歌謡曲は世界で通用するか

2023年07月21日 14時41分51秒 | 音楽
 日本を代表する音楽といえば、やはり歌謡曲だ。
 流行りのJポップやアイドルソングも、基本的には歌謡曲のテイストが根底に流れている。

 昔のグループサウンズやフォークソング、ニューミュージックも歌謡曲の派生だ。
 世界的に見ると、王道はアメリカをはじめとする、英語圏を中心にしたポップスやロックだろう。

 1970年代に、ロックは日本語と相容れるか否かの論争があったが、現状を見ると相容れないに近い。
 8ビートや12ビートの日本の曲も、所詮、和製ロックの域を出ない。
 音楽を大量消費する英語圏では通用しないのだ。

 アメリカのヒットチャートのベストテンにランキングされたのは、後にも先にも、坂本九の『上を向いて歩こう』だけだ。
 ユーミンにしてもサザンにしても、よく言えば日本のマーケットに特化した曲、悪く言えば井の中の蛙だ。

 日本に限らず、英語圏以外のミュージシャンでは、ショッキング・ブルーの『ヴィーナス』、アバの『ダンシング・クイーン』くらいしか思い浮かばない。
 どれもスマッシュヒットの一発屋的なイメージだ。

 今では日本のミュージシャンで、全米チャートを目指している者は皆無だろう。
 ネックはやはり言語の壁だ。
 その壁は当分越えられそうもない。

 別にそれはそれでいい。
 音楽もビジネスだから、無理にアメリカをターゲットにする必要はない。
 日本で圧倒的な人気を得たらいいのだ。

 そのうちに突然変異的に、ミュージックシーンの大谷翔平が現れるかもしれない。
 その時は、歌謡曲が全米トップ10とかではなく、全米1位を連発するに違いない。
 同じ英語圏ではあるが、あのビートルズのように。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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愛しのテレキャスター

2023年07月21日 12時00分41秒 | ギター&ウクレレ
 ロックギタリストにはそれぞれお似合いのギターがある。
 エリック・クラプトンはフェンダー・ストラトキャスター、ジミー・ペイジはギブソン・レスポール、キース・リチャーズはフェンダー・テレキャスターだ。

 それぞれのギターは鳴りが異なるので、それがギタリストの個性にもなる。
 彼らの楽曲も、ほかのギターで弾いていると、違和感が否めないのは私だけだろうか。

 3人の中でも、特にキャラクターとギターがマッチするのが、キース・リチャーズだ。
 その6弦外しのオープン・チューニングのヘタウマ奏法は、テレキャスターのシンプル・シェイプによく似合っている。

 ほかのギターと違い、ボリュームボタンとトーンボタンの部分が、デザインを無視した材質や配置になっている。
 実用本位で無駄を省いた簡素な作りは、エレキの初期的な懐かしさを醸し出している。

 クルマで言うと、昔のミニやフィアットに通じる部分がある。
 ベンツやBMW、フェラーリやポルシェと並んでも、その独特の突き抜けた存在感は引けを取らない。

 テレキャスターも、ストラトの流麗さやレスポールの力強さとはまた違った軽さで、その存在感を発揮している。
 私もどちらかというと、テレキャスターのファンだ。
 ある意味、判官贔屓かもしれない。
 

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