★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

人は見かけに・・・

2023年07月03日 22時32分35秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキングでは、いろんな人間とすれ違ったり、追い越されたりする。
 多くは通勤や通学、ジョギングや散歩の人間などだ。
 犬と散歩している人間もたまに見かける。

 今日もそんな御仁とすれ違った。
 歳の頃は50代後半、やや肥満気味の大柄な体格で、派手なポロシャツに半ズボン、胸元には太めのチェーン・ネックレスが光っていた。

 堅気には見えない貫禄だ。 
 連れている犬は白いトイプードルだ。
 そのプードルが道端の草むらで小用を足していた。

「〇〇ちゃん、ダメでちゅよ、そんなとこでオシッコしちゃ」
 その幼児言葉とオッサンの風体のギャップに一瞬唖然とした。

 人は見かけによらない、とはよく言ったものだ。
 だぶん、あのオッサンは心優しい人間なんだろうな、と思った次第。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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朝の公園でのひとコマ

2023年07月03日 12時46分06秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキング途中、小さな公園で休憩していると、保母さんに連れられた保育園児たちの一団がやってきた。
 年齢的に4、5歳の彼らは、梅雨の合間の炎天下にも関わらず元気いっぱいだ。
 私にもそんな時代があったのを鮮明に憶えている。

 その子らが私の年齢に達するのはあと60数年後だ。
 小学校に入り、中学、高校、大学を経て、彼らは社会人となり、結婚して、子供をもうけ、歳を取っていくのだ。

 考えてみると、その年月は我ながら気が遠くなるくらい長い年数だ。
 その時には、当然、私はこの世にいない。

 そんな人生を彼らはこれから生きていくのだ。
 人生いろいろあって大変だぞ、と私は心の中で思う。 

 歳を取った彼らは、老化防止の朝のウォーキング途中に、公園で休憩して、そこで遊ぶ保育園児たちを見ながら、私と同じような感慨に耽るのだろうか。
 それをして、時代は繰り返すというのだろうか。

 彼らはなんのためらいも不安もなく、所狭しと公園の中を駆け回っている。
 まさしく今日を、今の瞬間を生きている、という感じだ。
 高齢の私が、将来の不安を考えないようにして、今日を生きているのとは全く違う。

 私はその場にいるのが不似合いな気がして、すごすごと退散した。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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その心配は杞憂か

2023年07月03日 11時06分00秒 | 徒然(つれづれ)
 人の高い能力や立派な人格を称える言葉として、走攻守に秀でたとか、三拍子揃った、マルチプレーヤー、聖人君主のようなとか、最高の人格者などの表現が用いられる。

 それを地で行っているのが大谷翔平だろう。
 今日もホームランキング独走の31号をかっ飛ばした。

 その驚異的な能力や活躍は一目瞭然だし、メディアが伝えるその人格も非の打ち所がない。
 冗談好きのイタズラ小僧という一面でさえも、その人格の高さを彩るスパイスの感がある。

 アラを探そうにも難癖をつけようにも、そのわずかな余地さえ見当たらない。
 まさに、フィクションの世界でも存在しないであろう人間が、現実に存在しているのだ。
 その存在は奇跡に近く、比べられるのは、もはや神しかいないような持ち上げられようだ。

 野球での歴史に残る、突出した活躍はもちろん、その人格は完璧、イケメンでスタイル抜群、経済的な面でも巨万の富が約束されている。
 天は二物を与えず、がまったく意味をなさない。
 天は大谷に万物を与えたのだ。

 そんな大谷翔平は我々庶民には高嶺の花だが、高嶺過ぎて羨望や嫉妬の対象にさえならない。
 残るは、巨万の富の使途と結婚相手だ。
 本人は金の使い方や恋愛、結婚には疎いようなので、親や親身なアドバイザー任せになるだろうが、その2点は、他人事ながら心配な部分ではある。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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