★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

年金生活の奨め

2023年07月13日 15時21分10秒 | 徒然(つれづれ)
 引きこもり生活の徒然に、ネットの各種アンケートに回答してポイント活動をやっている。
 ほとんどのアンケートは、始めに性別、年齢、居住地を聞く。

 そこまではいい。
 その次に聞くのが職業だ。

 当然、私は無職を選択する。
 その時に、少なからず後ろめたい気がするのは私だけだろうか。

 日本の悪しき伝統で、働かざる者食うべからず、というのがある。
 身体が動くうちは働くのが当然という風潮もある。

 そんな訳かどうか、定年退職後も働いている人間は多い。
 老後への備え、体調維持や老化防止、人や世間との付き合い、仕事が趣味など、人それぞれに理由はあるだろう。

 最も多いのが経済的な理由だろう。
 退職金や年金、貯金だけでは長い老後が不安という声をよく聞く。

 親の世代までなら、それでやっていけた。
 しかし現在は、政府の誰かが言っていたが、老後に普通の生活を送るには、2000万円必要らしい。

 本当にそうだろうか。
 定年退職、年金生活というのは、立派に仕事を勤め上げたので、今後は働かなくていいですよ、年金で暮らしてください、ということだ。
 要は人生の免罪符なのだ。

 それで老後破綻をするのなら、国が、政治が悪いのだ。
 昔はちゃんとやっていけたではないか。

 私はその考えに基づき、年金だけで生活している。
 普通に勤め上げたら、定年退職後は、贅沢はできないが、年金や貯金でなんとかやっていけるはずだ。
 それができないのは自分に問題があったからだろう。 

 まあ、そんなことを言っても始まらないが、定年退職した諸兄、労働という幻惑に囚われることなく、余生をのんびり生きようではないか。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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時の流れに身を任せ

2023年07月13日 14時45分43秒 | 徒然(つれづれ)
 光陰矢の如しを実感する今日この頃。
 つい最近、7月に入ったかと思っていたら、すでに半ばに差し掛かろうとしている。

 時間が経つのは驚くほど早い。
 今年もあっという間に夏が終わり、秋の枯葉が舞い、気がつけば冬の寒さに震えていることだろう。

 在職中はずっと先のことだと思っていた定年退職も、もはや過去の出来事になった。
 未来は一瞬で現在を通り過ぎ、過去へと流れて行く。
 未来は想像、現在は現実、そして過去は記憶だ。

 私の人生は終着駅を過ぎ、先の見えない長い引き込み線に入った感がある。
 遠い過去がモノクロームのように、将来も同じようにモノクロだ。
 
 後悔も焦りもないが、こんな日々がいつまで続くのだろう。
 今さら残りの人生に意味を求めようとも思わない。
 過去を総括しようにも、一応、私なりに幸せだった、の一言で済む。
 人生なるようにしかならない。

 決して悲観ではない。逆に楽観かもしれない。
 目覚めたその日、その日を平穏に過ごせばいいだけだ。
 お迎えが来た日に、天寿を全うしたと思えたらそれでいい。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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