虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

いかにもアメリカらしい

2014-10-16 09:51:01 | ビジネス
先日、いかにもアメリカらしい記事を見つけました。

海外メディアは、虚偽広告として集団訴訟を起こされていたエナジードリンク「Red Bull」が和解したと報じました。

今回起訴の理由の元となったのは「翼を授ける」というキャッチコピーです。

本件を担当した法律事務所は、カフェインなどの成分によりパフォーマンスが向上すると謳っているのにもかかわらず、その効果は見られない。
さらに、コーヒー1杯よりもカフェインが少なく研究結果を無視していると主張し、集団訴訟を起こしました。

その結果、Red Bull社は1300万ドルの支払いで和解。
広告に問題はないものの、これ以上の費用と弊害を防ぐためとしています。

これにより、2002年1月1日以降に「Red Bull」を購入したアメリカ在住の消費者は、集団訴訟の原告団に参加することで10ドルの現金を受け取る事ができます。
なお、返金の上限は1300万ドルであり、これを超えると一人当たりの額が減少。
現金のほかにも、15ドル相当の「Red Bull」を受け取るという選択肢もあるそうです。

なんとも考えさせられるなぁ。
宣伝コピーもイメージだけでつけられないんだね?

日本も将来はこうなってしまうんだろうか?
風習や宗教観が違うから、ここまで極端にはならないと思うけどね。