辞書で「出世」(しゅっせ)と調べると、下記のような文言が出てきた。
<名詞>
①世に出て高い地位につき、世間に名が知られる身分になること。「立身-」「-街道」
②地位があがること。「係長に-する」
③この世に生まれ出ること。出生。「先づ老子-し次に孔子出」
④《仏教用語》
あ:「出世間」に同じ。
い:諸仏が衆生(しゆじよう)救済のためにこの世界に姿を現すこと。
う:比叡山で公卿の子息が剃髪(ていはつ)して僧となったこと。
え:禅宗で僧が大寺院の住職となること。特に勅許の紫衣道場の住職となること。
一般的には①か②を指すだろう。
とくにサラリーマン社会における②の意味が最も使われているのではなかろうか?
でも②の意味通りに出世することが良いことなのだろうか?
個々の価値観をとやかく言うつもりはないが、なんとなくちっぽけな気がする。
そのために上役にゴマをすり、粉骨砕身にして頑張っている人がいる。
でも所詮、他人の会社(組織)であり、自らできることには限りがあるのも事実。
それでも自分のため、家族のために頑張るのだ。
それはそれで尊いが、そこまでのストーリーが安っぽい人もいる。
私の場合は、それらのことに価値観を見出せず、36歳の時に自営で仕事を始めた。
その点で言えば、自らが置かれた立場から出世を考えると、①が該当する。
でも世に知らしめるというのは、商売の観点で言えば極めて当たり前の行為であって、知られていくにつれて責任も生じるのだ。
決して、出世はラクではないのだ。
そして、将来は多くの人に頼られ、尊敬の念をもって接せられる人になりたいと思って、日々を過ごしている。
その望みが叶えられた時に「出世」という言葉の意味を噛みしめるのではないかと感じています。
<名詞>
①世に出て高い地位につき、世間に名が知られる身分になること。「立身-」「-街道」
②地位があがること。「係長に-する」
③この世に生まれ出ること。出生。「先づ老子-し次に孔子出」
④《仏教用語》
あ:「出世間」に同じ。
い:諸仏が衆生(しゆじよう)救済のためにこの世界に姿を現すこと。
う:比叡山で公卿の子息が剃髪(ていはつ)して僧となったこと。
え:禅宗で僧が大寺院の住職となること。特に勅許の紫衣道場の住職となること。
一般的には①か②を指すだろう。
とくにサラリーマン社会における②の意味が最も使われているのではなかろうか?
でも②の意味通りに出世することが良いことなのだろうか?
個々の価値観をとやかく言うつもりはないが、なんとなくちっぽけな気がする。
そのために上役にゴマをすり、粉骨砕身にして頑張っている人がいる。
でも所詮、他人の会社(組織)であり、自らできることには限りがあるのも事実。
それでも自分のため、家族のために頑張るのだ。
それはそれで尊いが、そこまでのストーリーが安っぽい人もいる。
私の場合は、それらのことに価値観を見出せず、36歳の時に自営で仕事を始めた。
その点で言えば、自らが置かれた立場から出世を考えると、①が該当する。
でも世に知らしめるというのは、商売の観点で言えば極めて当たり前の行為であって、知られていくにつれて責任も生じるのだ。
決して、出世はラクではないのだ。
そして、将来は多くの人に頼られ、尊敬の念をもって接せられる人になりたいと思って、日々を過ごしている。
その望みが叶えられた時に「出世」という言葉の意味を噛みしめるのではないかと感じています。