オートスポーツWebより。
F1第9戦オーストリアGPの決勝で、ホンダ製パワーユニットを搭載するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2番手スタートから一時8番手まで順位を落とすも、そこから逆転でトップチェッカーを受けた。
ホンダF1としては2006年以来となる表彰台の中央に立つことになった。<了>
ホンダF1活動第4期、参戦5年目でやっと1勝できた。
それもレッドブルの本拠地であるオーストリアで、今季無敗のAMGメルセデスを追い抜いての勝利は価値がある。
スタートで出遅れたが、そこからの挽回は見事であった。ドライバーの底力と執念を感じた。レース終盤、イケイケモードになっても、パワーユニットが息絶えたりせず、戦闘状態だったのも見事だったし、パワーでは劣勢といわれていたが、先を走るフェラーリやメルセデスを力でねじ伏せたのは驚いた。
まだまだ1勝に過ぎない。やっとスタートラインに立てたと考えるべき。この勝利で満足していてはいけない。
また昨日のような熱いレースが見られなくなっていた今季のF1で、ハラハラするレース展開を見られたのは意義深かった。
やはり世界トップレベルの鍔競り合いはすごいものだし、何より面白い。
画像~レース後半、前を行くベッテル(フェラーリ)と3位争いをするフェルスタッペン(レッドブル)