虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

泣くな!毅然とせよ!

2019-07-23 06:43:30 | 社会

ここ数日、芸能関係(某事務所)の記者会見が相次いでいます。

その内容や、それぞれについての判断(評価)については、この場で論じる気はありませんが、どの人もどういう訳か涙を流している泣いている)。

「情けなさ?」「ふがいなさ?」それとも「同情してほしい?」

それとも過度な緊張によるもの?

いろんな感情と思惑が去来しているのは間違いないが、そんな「情けない」自分も事実の姿である。

だから、反省すべき点は反省しつつ、極めて冷静に話すべきだと私は考える。

個人的な価値観・考え方ではありますが「泣いてる場合か?」と思った。

いずれの会見も、自らの行動や言動により、生じたものだ。

こういう場合は毅然とした態度であるべきだ。自らの非は認め、疑問に感じていること、納得していないこと、そして事実を自らの言葉で話すべきだろう。

私は芸能人ではないが、同様な事態(局面)になっても何ら動じることなく、会見に応じる自信があるし、そういう鍛錬をこの20年ほど続けている。10年継続したら、全く動じない心身になった(その意味では最強!)

だってすべて自分のことなんだし、自らの思ったこと、感じたことを誰かにおもねる必要はないのだから。最近流行りの「忖度」とは無縁で、対極のところにいます。

その点、今から30年以上前のビートたけしの会見(フライデー事件の関する会見)は、毅然とした態度で臨んでいた。

動画サイトでも見ることができるが、何ともあっぱれな姿で、何度見ても惚れ惚れする。決して悪びれるでもなく、かといって反省一辺倒でもない。「是々非々」で話しているのが印象的。それでいいのだ。

他人の評価を過度に気にし出すと、変な方向に行きがちなのも人間という生き物の厄介なところ。

時代背景も現代とは異なるとはいえ、そういう毅然とした態度は時代に左右されるものではないし、その人間の本質(本性)が表れるものだ。

とにかく腹の括れた(覚悟のできた)人間(=当時40歳のビートたけし)がそこにはいた。それに対して、土曜日のタレント2名、そして昨日の某事務所の社長の会見は…。あくまでも個人的な感想であります。

内容云々より、あの涙には興ざめしましたね。

予想はできていましたが、骨がないというか、だらしないというか。あくまでも私感ですので…。

クールな頭脳とホットな精神(肉体)がベストマッチングできる術を身につけた私には理解不能です。「鍛え方(精神鍛錬)が足らん!」と思いますね。

社会そのものが、甘ったれているのかもしれないですね。また甘やかす社会、もっと言えば「傷をなめ合う」世の中になってきているともいえます。

旧来の考え方かもしれないですが、もっと芯の通った人間じゃないと、社会に潰されるぞ!潰される前に潰さなきゃ生き残れないんだぞ!

これこそは人生観であり、哲学なのかもしれませんけどね。そういう意味では好戦的でありながら、他人を気にしない性格は得してますね。

毅然として、自信を持って生きようぜ!その方がラクだぞ!